
ハイパーサーミアは、体の外から腫瘍とその周囲を加温し、がんに対する放射線治療や薬物療法の働きを助ける目的で用いる治療です。高い熱で腫瘍を焼き切る方法ではなく、通常は放射線治療や薬物療法を補助する位置づけです。
「熱で弱らせる」と聞くと、体温を上げれば同じ効果が得られるようにも思えます。医療としての加温は、専用装置で狙う範囲へエネルギーを届け、治療中の感覚や皮膚の状態を確認しながら進めます。
効果を期待できる場面は、がんの種類、広がり、治療歴、併用する治療によって変わります。治療の基本、熱が働く理屈、受け方、似た名称との区別、主治医へ確認したい項目を順に見ていきます。
ハイパーサーミアの基本|体の外から腫瘍周辺を加温
ハイパーサーミアは、電磁波などのエネルギーを体外から送り、腫瘍を含む範囲の温度を治療に利用する温熱療法です。患者さんは装置の上に横になり、体を挟むように置いた電極や、狙う部位に合わせた器具から加温を受けます。
狙う範囲によって加温方法が分かれる
皮膚に近い浅い腫瘍と、骨盤や腹部の奥にある腫瘍では、熱を届ける深さが異なります。加温する範囲に応じて、局所加温や領域加温などの方法が選ばれ、装置の形や体への当て方も変化します。
| 加温の考え方 | 主に狙う範囲 | 受け方の概略 |
|---|---|---|
| 表在加温 | 皮膚に近い比較的浅い範囲 | 患部の近くに加温器具を当てる |
| 深部・領域加温 | 腹部や骨盤など体の奥を含む範囲 | 体を挟む配置などでエネルギーを送る |
| 全身を対象とする加温 | 体全体 | 局所・領域加温とは目的と管理方法が異なる |
同じ「温熱療法」という呼び名でも、加温する部位、装置、組み合わせる治療は多様です。治療名だけで内容を判断せず、予定されている加温範囲と方法を確認する必要があります。
腫瘍と周囲に熱が届く仕組み
体外から送ったエネルギーは、腫瘍だけでなく周囲の皮膚、脂肪、筋肉なども通ります。装置は患部へ熱を集中させるよう設計されています。正常な組織にも熱さや圧迫感が生じ得るため、治療中の観察が重要です。
体格、腫瘍の位置、骨や空気を含む臓器との関係によって、熱の伝わり方には差が出ます。設定された温度だけでなく、患者さんが感じる熱さや皮膚の変化も、安全に加温を続けるための情報になります。
医療用装置と日常的な保温は目的が異なる
入浴、湯たんぽ、温熱シートなどは、冷えを和らげたり心地よさを得たりする日常的な保温です。医療用の装置で腫瘍周辺へ計画的にエネルギーを届ける治療とは、狙う場所、出力の管理、併用療法との関係が異なります。
体を温める行為と、がんへの治療効果は分けて考えます。日常の保温を行う際も、感覚が鈍い部位、放射線治療後の皮膚、手術創の周囲では低温やけどに注意が要ります。
熱でがん細胞が弱るとされる理由
加温によって、がん細胞が傷から回復する働きや、腫瘍内の血流と酸素の状態が変化すると考えられています。こうした変化が重なると、放射線や抗がん薬による損傷をがん細胞が受けやすくなる可能性があります。
熱によるたんぱく質と修復機能への影響
細胞は熱の影響を受けると、生命活動を支えるたんぱく質の形や働きを保ちにくくなります。がん細胞の中で損傷が増え、放射線などで傷ついたDNAを修復する働きが妨げられる点も、併用を考える理屈の一つです。
がん細胞の熱への弱さには差があります。細胞の種類、置かれた環境、実際に届いた熱の量などが関係するため、理屈があるだけで個々の患者さんへの効果を予測するのは困難です。
加温で変わる腫瘍の血流と酸素状態
腫瘍の内部には、血管が不規則で血液や酸素が十分に届きにくい場所があります。適切な加温で血流が変わると、酸素が届きやすくなることがあります。酸素の存在によって作用しやすい放射線治療を助ける方向の変化です。
一方、温度が上がれば必ず望ましい血流になるとは限らず、腫瘍ごとの状態にも左右されます。治療中の設定は医療者が装置と患者さんの反応を見ながら管理し、自分で熱さを我慢して上げるものではありません。
| 体内で考えられる変化 | 併用治療との関係 | 読み取れる範囲 |
|---|---|---|
| たんぱく質の働きが乱れる | 細胞が損傷に耐えにくくなる | 治療を助ける生物学的な理屈 |
| DNA修復が妨げられる | 放射線などの損傷が残りやすくなる | 患者さんごとの効果量は別に判断 |
| 血流や酸素状態が変わる | 放射線や薬剤が働く環境に影響する | 変化の程度には個人差がある |
仕組みと治療効果を分ける判断の視点
細胞や腫瘍の中で起こり得る変化は、治療を組み合わせる理由を説明します。ただし、その説明だけでは、特定のがんに対して腫瘍がどの程度縮むか、治療後の経過がどう変わるかまでは決まりません。
臨床で選択肢にするには、がん種や治療場面が近い患者さんを対象とした研究と、標準的な治療計画の両方を照らし合わせます。「熱に弱い」という一般論より、自分の診断に合う根拠があるかが大切です。
- 細胞が熱から受ける影響
- 放射線や薬剤との組み合わせ
- 同じがん種で確かめられた臨床成績
ハイパーサーミアは併用療法として用いる
ハイパーサーミアは、放射線治療や薬物療法に加えて用いる場面が中心です。熱だけで治療を完結させる発想ではなく、今受けている治療の目的と時期に合わせ、組み込む意味があるかを検討します。
放射線治療との併用には時間の調整が要る
放射線治療は、がん細胞のDNAへ損傷を与え、増殖する力を失わせる治療です。加温による修復機能や酸素状態への影響を利用するため、どの時期に双方を行うかも治療計画の一部になります。
併用の根拠は、局所進行子宮頸がんや膀胱がんなど、限られたがん種と治療場面で検討されています。その結果を「放射線治療を受けるすべての患者さんに適する」と広げず、照射部位や過去の治療も含めて判断します。
薬物療法との併用で確かめたい薬の種類
抗がん薬などの薬物療法には複数の種類があります。がん細胞の増殖を抑える薬、特定の分子を狙う薬、免疫の働きを利用する薬などです。温熱療法との併用の可否は、治療中かどうかではなく、薬ごとの根拠を基に判断します。
薬物療法による体調変化がある時期は、加温による負担も含めた調整が必要です。発熱、脱水、強いだるさ、皮膚障害などがある場合は、予定どおり受けられるかを治療担当者が評価します。
| 組み合わせ | 検討する狙い | 確認する項目 |
|---|---|---|
| 放射線治療と加温 | 熱による細胞修復や酸素状態への影響を利用 | がん種、照射部位、実施時期 |
| 薬物療法と加温 | 薬剤が働く環境や細胞の熱反応を利用 | 薬剤名、投与日、現在の体調 |
| 複数治療と加温 | 全体の治療計画へ補助的に組み込む | 優先する治療、負担、評価時期 |
治療全体の目的から優先順位を決める
がん治療には、治癒を目指す、再発を抑える、腫瘍を小さくするなど、その患者さんに応じた目的があります。ハイパーサーミアを加えるかどうかも、その目的に対して得られる利点と通院負担を比べて決めます。
追加治療に関心を持つのは自然な反応ですが、治療の数が増えるほど有利とは限りません。標準的な治療の開始や継続を妨げない日程か、評価の基準が明確かを主治医と共有すると、検討の軸が整います。
1回の治療と通院の流れ
実際の治療は、当日の体調確認、装置への準備、加温、終了後の皮膚や全身状態の確認という流れで進みます。外来で繰り返し受ける形が一般的ですが、手順と所要時間は装置や治療部位によって異なります。
開始前に体調と皮膚の状態を伝える
治療前には、発熱や食事・水分の状態、加温する部位の傷や赤み、前回治療後の変化などを確認します。体内の金属、植込み型の医療機器、感覚が低下した場所がある場合も、安全な実施方法に関わるため事前の申告が必要です。
- 当日の発熱や強い体調不良
- 加温部位の傷、赤み、しびれ
- 体内金属や植込み型医療機器
- 前回の加温後に続いた症状
食事や飲水の決まりは施設と装置で変わるため、個別に示された案内を基準にします。自己判断で絶食や大量の飲水をせず、普段服用している薬の扱いも予約時に確かめておくと安心です。
加温中は熱さを我慢せず伝える
準備が整うと、加温する位置に電極などを合わせ、冷却材を皮膚へ当てて出力を徐々に調整します。治療中は同じ姿勢を保ちます。その間に感じる熱さ、痛み、圧迫感、気分不良の有無を医療者へ伝えます。
局所だけが刺すように熱い、痛みが強まる、息苦しい、気分が悪いといった変化は、すぐに知らせてください。出力や器具の位置を調整するための情報であり、我慢の強さは治療効果の指標とは別です。
| 段階 | 主な内容 | 患者さんが伝える情報 |
|---|---|---|
| 開始前 | 体調確認と加温位置の準備 | 発熱、皮膚症状、体内機器 |
| 加温中 | 出力を調整しながら患部を温める | 熱さ、痛み、圧迫感、気分 |
| 終了後 | 皮膚と全身状態を確認する | 残る痛み、赤み、だるさ |
| 帰宅後 | 体調を観察して次回へつなぐ | 続いた症状と始まった時刻 |
終了後の変化を次回へつなげる
終了後は、皮膚の赤み、局所の痛み、だるさ、汗による水分不足などがないかを確認します。赤みや軽い疲れが一時的にみられても、強さや続く時間は患者さんごとに違います。
帰宅後に水ぶくれができた、痛みが増した、意識がぼんやりするほど具合が悪い場合は、治療を受けた医療機関へ連絡してください。次回までに治まった症状も、発生した時刻と持続時間を伝えると、出力や体位を調整する手掛かりになります。
加温は1回で完結せず、放射線治療や薬物療法の日程に合わせて通院を重ねる形が基本です。回数や間隔は治療計画の一部なので、一般的な回数を自分へ当てはめず、開始前に予定と見直し時期を確認します。
似た名前の治療との違い
「温める」治療には、体外から領域を加温するハイパーサーミアのほか、手術中に腹腔へ温めた薬液を流す方法や、針を刺して腫瘍を焼く方法があります。名称が似ていても、体への入り方と治療目的は別です。
HIPECは手術と組み合わせる腹腔内治療
HIPECは腹腔内温熱化学療法の略で、手術中などに温めた抗がん薬を腹腔内へ循環させる治療です。皮膚の外から電磁波などを送り、腫瘍を含む範囲を加温する一般的なハイパーサーミアとは、実施する場面も薬の使い方も異なります。
説明書や治療予定に「温熱」「加温」と書かれているだけでは区別できない場合があります。手術を伴うか、薬液を腹腔へ入れるかを確認します。体外の装置を使うかも確かめると、どの治療を指すのか整理できます。
焼灼術は針先の熱で腫瘍を壊す
ラジオ波焼灼術やマイクロ波焼灼術は、画像で位置を確かめながら腫瘍へ針を刺し、針先の周囲を高温にして組織を壊す治療です。腫瘍を含む領域を穏やかに加温し、他のがん治療を助ける温熱療法とは、熱の使い方が違います。
どちらも熱を利用しますが、置き換えられる治療ではありません。医師から熱を使う治療を提案されたら、体に針を入れる方法か、体外から加温する方法かを最初に確かめます。
家庭用機器とがん治療用加温装置の違い
家庭用の温熱機器は、使用目的と出力管理が医療用のがん治療装置とは異なります。温かさを感じるという共通点があっても、腫瘍へ治療用の熱を届けたとみなす根拠にはなりません。
補完医療として「温熱療法」と表示される方法にも、装置、温め方、研究の水準に幅があります。名称ではなく、治療の目的、具体的な装置、併用する標準治療、期待する結果の評価方法を確認する姿勢が重要です。
| 名称 | 熱の届け方 | 区別する手掛かり |
|---|---|---|
| ハイパーサーミア | 体外の装置から腫瘍周辺を加温 | 放射線治療や薬物療法を補助 |
| HIPEC | 温めた抗がん薬を腹腔内で循環 | 手術と組み合わせて実施 |
| 焼灼術 | 腫瘍へ針を入れて高温で壊す | 画像で位置を確認する局所治療 |
| 家庭用温熱機器 | 体表を温める | 医療用のがん治療装置とは別 |
選択肢になるかを主治医と確かめる
検討の出発点は、自分のがん種、病期、治療目的に合う臨床上の根拠があるかという確認です。ハイパーサーミアという名称が同じでも、がんの種類や治療場面が違えば、研究で支えられる範囲も変わります。
がん種と治療場面をそろえて根拠を見る
併用研究は、局所進行子宮頸がん、高リスク軟部肉腫、前立腺がん、再発乳がんなどで報告されています。対象となった病状や併用治療はそれぞれ異なるため、がん全般へ同じ結論を当てはめる材料にはなりません。
切除後の膵管腺がんを対象とした試験のように、期待した上乗せが示されなかった研究もあります。肯定的な研究の有無だけでなく、自分と近い病状を対象にしたかを確認します。何と何を比べた研究かも主治医へ尋ねると、判断材料が具体的になります。
今の治療との関係を具体化するには
主治医には、温熱療法を加える目的と、放射線治療や薬物療法の計画がどう変わるかを確認します。開始時期、治療効果を評価する方法、中止や変更を検討する条件まで決まっていれば、追加による利点と負担を比べやすくなります。
| 確認項目 | 主治医へ尋ねる内容 | 判断につながる点 |
|---|---|---|
| 対象 | 私のがん種と病期で選択肢になるか | 研究対象と自分の病状の近さ |
| 目的 | 何の治療を、どのように助けるのか | 追加する理由の明確さ |
| 日程 | 現在の治療とどう組み合わせるか | 通院と体への負担 |
| 評価 | 何を基準に継続や変更を決めるか | 期待と見直し条件 |
治療チームが分かれている場合は、温熱療法側だけでなく、がん治療全体を担当する主治医にも予定を共有します。薬の投与日、放射線照射の日程、血液検査や画像検査の時期が重なるため、別々の計画として進めない配慮が必要です。
開始前に確認したい安全性と費用の条件
主な負担には、加温部位の熱さや痛み、皮膚の赤み、圧迫感、発汗に伴う疲れなどがあります。体内機器や金属、皮膚の状態、熱さを感じにくい神経障害などは実施方法に影響するため、自分には関係がないと決めず申告します。
費用の扱いは、がん種、治療内容、実施施設の条件によって変わります。開始前に、温熱療法そのものの扱いに加え、診察、検査、併用治療などを含む費用構成と、予定変更時の扱いを医療機関の窓口へ確認すると見通しを持てます。
説明を受ける際は、期待できる点と、選ばない場合の治療計画を比較材料に含めます。比較する相手が明確になると、不安や宣伝文句だけで決めにくくなります。自分が優先したい治療目的に沿った選択にもつながります。
よくある質問
放射線治療や薬物療法を受けていても併用できますか?
併用を前提に検討される治療ですが、すべての放射線治療や薬物療法と組み合わせられるわけではありません。がん種、照射部位、薬剤名、投与日、現在の体調を基に治療チームが判断します。
予定を別々に決める前に、現在の治療計画を温熱療法の担当者へ伝え、主治医にも加温の日程を共有しておく必要があります。発熱や強い皮膚障害がある日は、実施の可否を当日の医療者へ確認します。
手術の代わりになる治療ですか?
一般には手術の代わりとして単独で腫瘍を取り除く治療ではなく、放射線治療や薬物療法を助ける目的で使われます。手術が難しい状況でも、代替になるかを治療名だけで判断せず、病状に応じた治療目的を主治医へ確かめます。
治療中に熱さや痛みが出たらどうすればよいですか?
熱さや痛みは我慢せず、その場で医療者へ伝えてください。出力、冷却、器具の位置、姿勢を調整する判断に使われます。強く我慢する必要はなく、治療効果が高まるとは限りません。
帰宅後に水ぶくれ、増していく痛み、強い気分不良が現れた場合は、治療を受けた医療機関へ連絡します。症状が始まった時刻と変化を伝え、次回の受診まで待てるか指示を受けるのが安全です。
入院せず外来で受けられますか?
外来で繰り返し受ける形が一般的ですが、併用する治療や全身状態によっては入院中に実施します。通院の可否、当日の滞在時間、治療後に休む時間、付き添いの要否を予約時に確認すると予定を立てやすくなります。
自分のがんに合うか確かめるには何を聞けばよいですか?
自分のがん種、病期、治療歴に近い患者さんで、どの治療との併用が検討されているかを尋ねます。追加する目的、期待する変化、効果を評価する時期も合わせて確認します。
現在の治療を変える必要があるか、通院負担や主な有害反応、継続を見直す条件も判断材料です。説明を聞いた後で主治医と予定を照合し、標準的な治療を遅らせない計画になっているか確かめます。
References
Dunne, M., et al. (2020). Hyperthermia can alter tumor physiology and improve chemo- and radio-therapy efficacy. Advanced drug delivery reviews, 163-164, 98-124. https://doi.org/10.1016/j.addr.2020.07.007
Yea, J.W., et al. (2021). Chemoradiotherapy with hyperthermia versus chemoradiotherapy alone in locally advanced cervical cancer: a systematic review and meta-analysis. International journal of hyperthermia : the official journal of European Society for Hyperthermic Oncology, North American Hyperthermia Group, 38(1), 1333-1340. https://doi.org/10.1080/02656736.2021.1973584
Ott, O.J., et al. (2023). The Emerging Evidence Supporting Integration of Deep Regional Hyperthermia With Chemoradiation in Bladder Cancer. Seminars in radiation oncology, 33(1), 82-90. https://doi.org/10.1016/j.semradonc.2022.10.011
Veltsista, P.D., et al. (2023). Hyperthermia in the treatment of high-risk soft tissue sarcomas: a systematic review. International journal of hyperthermia : the official journal of European Society for Hyperthermic Oncology, North American Hyperthermia Group, 40(1), 2236337. https://doi.org/10.1080/02656736.2023.2236337
Schouten, D., et al. (2022). A randomized phase-II study of reirradiation and hyperthermia versus reirradiation and hyperthermia plus chemotherapy for locally recurrent breast cancer in previously irradiated area. Acta oncologica (Stockholm, Sweden), 61(4), 441-448. https://doi.org/10.1080/0284186X.2022.2033315
Le Guevelou, J., et al. (2022). Combined hyperthermia and radiotherapy for prostate cancer: a systematic review. International journal of hyperthermia : the official journal of European Society for Hyperthermic Oncology, North American Hyperthermia Group, 39(1), 547-556. https://doi.org/10.1080/02656736.2022.2053212
Issels, R.D., et al. (2023). Regional hyperthermia with cisplatin added to gemcitabine versus gemcitabine in patients with resected pancreatic ductal adenocarcinoma: The HEAT randomised clinical trial. European journal of cancer (Oxford, England : 1990), 181, 155-165. https://doi.org/10.1016/j.ejca.2022.12.009
Liebl, C.M., et al. (2022). Systematic review about complementary medical hyperthermia in oncology. Clinical and experimental medicine, 22(4), 519-565. https://doi.org/10.1007/s10238-022-00846-9
この記事を書いた人 Wrote this article
前田 祐助 医学博士 / 医師
慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医