マンモグラフィ結果のカテゴリー分類の意味|精密検査が必要な判定の基準

マンモグラフィ結果のカテゴリー分類の意味|精密検査が必要な判定の基準

マンモグラフィの結果用紙に書かれた「カテゴリー」の数字を見て、不安を感じた方は少なくないでしょう。カテゴリーは1から5の5段階で評価され、数字が大きいほど悪性(がん)の疑いが高まります。

カテゴリー3以上は精密検査の対象です。ただし、精密検査を受けた方のうち実際にがんと診断されるのは約10%程度ともいわれ、多くの場合は良性の結果で安心できます。

この記事では、各カテゴリーが何を意味するのか、精密検査が必要となる判定の基準はどこにあるのかを、読者の疑問に寄り添いながら丁寧に解説していきます。

マンモグラフィのカテゴリー分類は「がんの疑いの強さ」を5段階で表した判定基準

マンモグラフィの結果は、がんの疑いの程度に応じてカテゴリー1からカテゴリー5までの5段階で分類されます。この分類は日本乳がん検診精度管理中央機構(精中機構)が定めた判定基準に基づいており、全国の検診施設で共通して使われている評価方法です。

カテゴリー1は「異常なし」と判定された安心の結果

カテゴリー1は、マンモグラフィの画像に異常所見が認められない状態を指します。乳房は左右対称で、腫瘤(しこり)や構築の乱れ、悪性を疑わせる石灰化なども見当たりません。

この判定を受けた場合、次回の定期検診まで通常どおりの生活を送って問題ありません。ただし、自覚症状がある場合は検診結果に関わらず医療機関への相談をおすすめします。

カテゴリー2は良性所見があるものの精密検査は不要

カテゴリー2は、画像上で何らかの所見が認められるものの、それが明らかに良性と判断できる場合に付けられます。具体的には、石灰化した線維腺腫や乳管拡張症による石灰化、脂肪腫などが該当するでしょう。

「所見あり」と書かれていると心配になるかもしれませんが、精密検査は必要ありません。次回の定期検診を忘れずに受けていただければ大丈夫です。

カテゴリー1からカテゴリー5までの一覧

カテゴリー判定内容精密検査
1異常所見なし不要
2明らかな良性所見不要
3良性の可能性が高いが悪性否定できず必要
4悪性の疑いあり必要
5悪性の可能性が高い必要

カテゴリー3以上が「要精密検査」と判定される分かれ目

カテゴリー3は、良性の可能性が高いものの悪性を完全には否定できない所見があるときに付けられます。境界が明瞭で滑らかな病変や、良悪性の判定が難しい微細石灰化などが含まれるでしょう。

カテゴリー4と5は悪性の可能性がさらに高まった判定です。とはいえ、カテゴリー3以上のすべてが「がん確定」を意味するわけではありません。精密検査を受けた方の多くは良性と診断されるため、まずは落ち着いて精密検査に臨むことが大切です。

カテゴリーNは「判定不能」を意味する特別な区分

カテゴリー1から5のほかに、カテゴリーN(判定不能)という区分もあります。N-1は撮影時の体動やポジショニング不良などにより再撮影が必要な場合、N-2は乳房や胸郭の形状によりマンモグラフィでの評価が困難な場合に付けられます。

カテゴリーNの判定を受けた場合、再撮影や超音波検査など別の方法で評価することになります。判定不能=異常ではないため、過度に心配する必要はありません。

マンモグラフィ検診の結果通知を受け取ったら確認すべきポイント

結果通知に記載されたカテゴリーの数字だけでなく、所見の内容や乳房の構成に関する記述も確認しておくと、精密検査時に医師へスムーズに情報を伝えられます。

結果通知に書かれた「所見」は具体的に何を示しているのか

検診結果には、カテゴリーの数字のほかに「腫瘤」「石灰化」「構築の乱れ」などの所見が記載されていることがあります。腫瘤はしこりのこと、石灰化は乳腺内にカルシウムが沈着した状態を指します。

構築の乱れとは、乳腺組織の配列パターンが通常と異なることを意味し、周囲の組織が引きつれたように見える状態です。所見の内容によってカテゴリーの判定が変わるため、どんな所見が指摘されたのかを把握しておくとよいでしょう。

人間ドックの判定区分と検診カテゴリーは対応が異なる場合がある

会社の健康診断や人間ドックで乳がん検診を受けた場合、結果の表記方法が自治体の検診と異なることがあります。人間ドック学会や日本予防医学協会など、判定区分の基準は複数存在するためです。

結果通知にカテゴリーの記載がなく、「のう胞」「線維腺腫」といった所見名と判定区分だけが書かれているケースも珍しくありません。結果の読み方に迷ったときは、検診を受けた施設か乳腺専門の医療機関に問い合わせてみてください。

結果用紙は精密検査の受診時に必ず持参する

精密検査を受ける際、検診の結果用紙はとても重要な資料になります。どのような所見が指摘されたか、どのカテゴリーに分類されたかという情報は、精密検査の方針を決めるうえで欠かせないからです。

紛失してしまった場合は、検診を受けた施設に連絡すれば再発行してもらえることが多いです。結果用紙とあわせて過去の検診データがあれば、画像の経年変化を比較できるため、より正確な診断につながります。

確認項目確認の目的補足
カテゴリーの数字精密検査の要否を判断3以上は要精密検査
記載された所見名どんな異常が見つかったか把握腫瘤・石灰化・構築の乱れなど
乳房の構成高濃度乳房かどうかの確認超音波検査の併用を検討する目安

カテゴリー3の判定で不安を感じたら知っておきたい精密検査の実態

カテゴリー3は「おそらく良性だが、悪性を否定できない」という判定です。精密検査を受けた方のうち、がんと診断されるのはごく一部であり、多くの場合は良性の結果が得られます。

カテゴリー3は「がんの可能性が少しだけある」という意味にすぎない

カテゴリー3の判定を受けると、「自分はがんかもしれない」と大きな不安を感じる方がほとんどでしょう。しかし、カテゴリー3は良性の可能性が高い段階であり、念のために詳しく調べましょうという位置づけです。

カテゴリー4や5と比べると悪性の確率はかなり低く、過度に心配しすぎる必要はありません。精密検査で良性と確認できれば安心できますし、万が一がんが見つかっても早期発見につながります。

精密検査では超音波検査や追加のマンモグラフィ撮影を受ける

精密検査の内容は、担当医の判断や所見の種類によって異なります。代表的な検査としては、乳房超音波検査(エコー)や圧迫スポット撮影・拡大撮影といった追加のマンモグラフィがあります。

超音波検査は放射線を使わないため体への負担が少なく、マンモグラフィでは見えにくい病変を別の角度から観察できるのが利点です。検査自体は数十分程度で終わることが多く、痛みも少ないため安心して受けられます。

精密検査で行われる主な検査方法

検査名特徴所要時間の目安
乳房超音波検査放射線不使用、しこりの内部構造を観察15〜30分程度
圧迫スポット撮影病変部を圧迫して詳細に撮影10〜20分程度
穿刺吸引細胞診細い針で細胞を採取し顕微鏡で検査15分程度

精密検査の結果が「良性」であっても定期的なフォローは続けたい

精密検査で良性と判断された場合でも、医師から経過観察を勧められるケースがあります。良性の所見であっても、時間の経過とともに変化する可能性がゼロではないためです。

半年後や1年後の再検査を指示されることもあるので、その場合は忘れずに受診しましょう。定期的なフォローを続けることで、変化があった場合にも早い段階で対応できます。

セカンドオピニオンという選択肢も視野に入れて

精密検査の結果に納得がいかない場合や、判定に不安が残る場合は、別の乳腺専門医にセカンドオピニオンを求めることも一つの方法です。マンモグラフィの読影は資格を持った医師が2人体制で行いますが、判断が分かれるケースもゼロではありません。

セカンドオピニオンを受ける際は、検診結果や画像データを持参できるかどうか、事前に確認しておくとスムーズです。

カテゴリー4とカテゴリー5は早急に精密検査を受けるべき判定

カテゴリー4は「悪性の疑いあり」、カテゴリー5は「悪性の可能性がかなり高い」という判定です。いずれも速やかに乳腺専門医のいる医療機関で精密検査を受けることが強く推奨されます。

カテゴリー4は「がんの可能性があるため組織検査で確定させる段階」

カテゴリー4の判定は、マンモグラフィの画像上で乳がんに典型的な形態ではないものの、悪性の可能性が否定できない病変が見つかった場合に付けられます。細胞診や組織生検(針生検)によって組織を採取し、がんかどうかを確定させる検査が行われることが一般的です。

「カテゴリー4=がん確定」ではありません。あくまでも疑いの段階であり、精密検査の結果、良性と判明するケースも十分にあります。不安な気持ちは当然ですが、焦らず検査に臨んでください。

カテゴリー5の判定を受けても確定診断は精密検査の後に下される

カテゴリー5は、スピキュラ(放射状の線状影)を伴う高濃度腫瘤や、区域性に分布する微細線状の石灰化など、ほぼ乳がんと考えられる所見が認められた場合の判定です。悪性の確率がかなり高い段階ではありますが、確定診断はあくまで組織検査の結果に基づいて行われます。

つまり、カテゴリー5の判定を受けたとしても、マンモグラフィだけでがんと断定されるわけではありません。精密検査を経て、病理医が顕微鏡で組織を確認してはじめて診断が確定します。

カテゴリー4・5で行われる組織検査の種類と流れ

カテゴリー4や5の判定を受けた場合、多くの医療機関では穿刺吸引細胞診や針生検(コアニードルバイオプシー)、あるいは吸引式組織生検(VAB)といった検査で組織を採取します。穿刺吸引細胞診は細い針で細胞を吸い取る方法で、針生検はやや太い針で組織の一部を切り取る方法です。

どちらも局所麻酔をかけて行うため、強い痛みを感じることはほとんどありません。検査結果が出るまでには通常1〜2週間程度かかり、その結果に基づいて今後の治療方針が決まります。

検査名方法採取する量
穿刺吸引細胞診細い針で細胞を吸引少量の細胞
針生検太めの針で組織を切り取る小さな組織片
吸引式組織生検吸引装置付きの針で採取やや多めの組織片

乳房の構成(乳腺濃度)によってマンモグラフィの見え方は大きく変わる

マンモグラフィの画像は乳腺組織と脂肪組織の割合によって見え方が異なります。乳腺の割合が高い「高濃度乳房」の方は、しこりや石灰化が乳腺に重なって見えにくくなるため、結果の解釈にはこの要素を知っておくことが大切です。

乳腺濃度の4つの分類とマンモグラフィでの見え方の違い

マンモグラフィでは、乳腺濃度を「脂肪性」「乳腺散在」「不均一高濃度」「極めて高濃度」の4段階に分類します。脂肪性の乳房はほぼ全体が黒く映り、病変の検出が比較的容易です。

一方、不均一高濃度や極めて高濃度の乳房は白い部分が多くなり、同じく白く映る腫瘤が乳腺に紛れてしまう可能性があります。日本人は欧米人に比べて高濃度乳房の割合が多いといわれており、特に若い年代の方はこの傾向が強いでしょう。

高濃度乳房だと判定の精度が下がるのは本当か

高濃度乳房では、乳腺組織が密集してマンモグラフィの画像が全体的に白っぽく映ります。そのため、腫瘤が乳腺に隠れて見落とされるリスクがやや高まるのは事実です。

乳房構成別のマンモグラフィでの見え方

乳房の構成画像の特徴病変の発見しやすさ
脂肪性乳房全体がほぼ黒く映る発見しやすい
乳腺散在黒い部分が多いが白い部分も混在比較的発見しやすい
不均一高濃度白い部分が多く混在やや発見しにくい
極めて高濃度乳房全体がほぼ白く映る発見しにくい

超音波検査の併用で高濃度乳房でも見逃しを減らせる

高濃度乳房の方は、マンモグラフィだけでなく乳房超音波検査を併用することで、病変の検出率を高められます。超音波検査はX線を使わず音波で乳房内部を観察する方法で、マンモグラフィでは見えにくい腫瘤を別の角度から発見できるのが強みです。

40代以下の方や授乳経験の少ない方は高濃度乳房の可能性が高いため、検診時に超音波検査を併せて受けることを検討してみてください。高濃度乳房そのものは病気ではありませんので、必要以上に不安になることはありません。

マンモグラフィのカテゴリー分類と混同しやすい「クラス分類」「ステージ分類」の違い

乳がんに関連する分類にはカテゴリーのほかに「クラス分類」と「ステージ分類」が存在し、それぞれまったく異なる場面で使われます。検診結果や診察時の説明で混乱しないよう、違いを正しく押さえておきましょう。

クラス分類は細胞診の結果に対して使われる指標

クラス分類は、しこりに細い針を刺して採取した細胞を顕微鏡で調べる「細胞診」の結果を示すものです。クラスIからクラスVまでの5段階で評価され、数字が大きいほど悪性の疑いが強まります。

クラスI・IIは正常あるいは良性でがんの心配はなく、クラスIIIは良悪性の鑑別が難しい段階です。クラスIV・Vは悪性の疑いが強い、またはほぼ確実に悪性という判定になります。

ステージ分類は乳がん確定後に病気の進行度を示す指標

ステージ分類は、乳がんと確定診断された後に使われるもので、がんの大きさやリンパ節への転移の有無、遠隔転移の有無などを総合してI期からIV期に分類します。検診の段階ではステージ分類は使われません。

「カテゴリーが高い=ステージが進んでいる」と誤解する方もいますが、カテゴリーはあくまで画像所見に基づく悪性の疑いの程度を表すものであり、がんの進行度とは直接関係しないため、混同しないよう注意が必要です。

カテゴリー・クラス・ステージを使う場面はそれぞれ異なる

カテゴリーは画像検査の時点での評価、クラスは細胞診の結果、ステージは確定診断後の病期分類と、それぞれの役割がはっきり分かれています。検診から診断、治療へと進むなかで、段階ごとに適切な分類が用いられるわけです。

医師から説明を受ける際にこれらの違いを把握しておくと、自分の状態をより正確に理解でき、治療方針についても納得したうえで判断しやすくなるでしょう。

分類名使われる場面評価対象
カテゴリー分類画像検査(マンモグラフィ・超音波)悪性の疑いの程度
クラス分類細胞診の結果採取した細胞の悪性度
ステージ分類がん確定後の病期評価がんの大きさ・転移の有無

マンモグラフィ検診を安心して受けるために押さえておきたい準備と心構え

マンモグラフィ検診を受ける前に知っておきたいことを整理しておくと、検査への不安が和らぎ、結果を受け取った後の行動もスムーズになります。

検診を受けるタイミングは月経周期に合わせると痛みが軽くなる

マンモグラフィでは乳房を圧迫板で挟んで撮影するため、痛みを感じる方もいます。月経前は乳房が張って痛みを感じやすいため、月経開始から1週間〜10日後の乳房が柔らかい時期に受診すると、圧迫による不快感を軽減できるでしょう。

閉経後の方は時期を気にする必要はありません。検診当日はデオドラントスプレーやパウダーの使用を避けると、画像に影響が出にくくなります。

  • 月経開始から7〜10日後が痛みの少ない推奨時期
  • 検診当日はデオドラント・パウダーの使用を控える
  • 前開きの服を着ると着替えがスムーズ
  • 過去の検診結果や画像データがあれば持参する

40歳以上の女性は2年に1回のマンモグラフィ検診が推奨されている

日本では、厚生労働省の指針に基づき、40歳以上の女性に対して2年に1回のマンモグラフィ検診が推奨されています。マンモグラフィは乳がんの死亡率を減少させる効果が科学的に証明された検診手段です。

自治体によっては無料や低額でマンモグラフィ検診を受けられる制度を設けています。お住まいの市区町村の窓口やウェブサイトで、乳がん検診の実施時期や費用を確認してみてください。

結果が届いたら放置せず、必要に応じて速やかに行動する

検診結果でカテゴリー3以上の判定を受けた場合、最も大切なのは精密検査を先延ばしにしないことです。「忙しいから」「怖いから」と受診を後回しにすると、もし本当に異常があった場合に発見が遅れてしまいます。

精密検査の結果が良性であれば安心できますし、万が一がんが見つかった場合でも、早期発見であれば治療の選択肢が広がります。検診結果を「自分の健康を守るための手がかり」として前向きに受け止め、行動に移しましょう。

よくある質問

マンモグラフィのカテゴリー3は必ず精密検査を受けなければならない?

マンモグラフィでカテゴリー3と判定された場合、精密検査の受診が強く推奨されます。カテゴリー3は良性の可能性が高い段階ではあるものの、悪性を完全には否定できないため、超音波検査や追加撮影で詳しく確認する必要があるからです。

精密検査を受けた結果、良性と確認される方が大多数を占めます。不安に感じるかもしれませんが、「念のための確認」と捉え、なるべく早めに乳腺専門の医療機関を受診することをおすすめします。

マンモグラフィのカテゴリー分類と乳がんのステージは同じもの?

マンモグラフィのカテゴリー分類と乳がんのステージ分類はまったく異なる指標です。カテゴリーは画像検査の時点で悪性の疑いがどの程度あるかを5段階で示すものであり、がんの確定診断には使われません。

一方、ステージは乳がんと確定診断された後に、腫瘍の大きさやリンパ節転移の有無などから病気の進行度を評価するために使われます。カテゴリーの数字が大きいからといって、ステージが進行しているとは限らないため、混同しないよう注意してください。

マンモグラフィで高濃度乳房と言われたら乳がんになりやすい?

高濃度乳房そのものは病気ではなく、乳腺組織の割合が多い体質的な特徴です。ただし、一部の研究では高濃度乳房の方は乳がんの発症リスクがわずかに上昇する可能性が指摘されています。

高濃度乳房の方はマンモグラフィだけでは小さな病変が乳腺に隠れて見えにくい場合があるため、超音波検査を併用した検診を検討するとよいでしょう。高濃度乳房であること自体を過度に心配する必要はなく、定期検診を継続することが何より大切です。

マンモグラフィのカテゴリー判定は読影する医師によって変わることがある?

マンモグラフィの読影は、資格を持った医師が2人体制でダブルチェックを行うのが原則です。それでも、所見の微妙な違いにより医師間でカテゴリーの判断が分かれるケースがまったくないわけではありません。

特にカテゴリー2と3の境界付近では判定が揺れることがあるとされています。判定結果に不安がある場合は、乳腺専門医にセカンドオピニオンを求めることも一つの選択肢です。検診結果や画像データを持参すれば、別の視点からの評価を受けられます。

マンモグラフィの検診結果でカテゴリー1や2だった場合、次回の検診はいつ受ければよい?

マンモグラフィでカテゴリー1または2の判定を受けた場合、精密検査は不要です。次回の検診は、厚生労働省の指針に基づき2年後を目安に受診すれば問題ありません。

ただし、検診と検診の間に乳房にしこりや痛み、乳頭からの分泌物といった自覚症状が現れた場合は、次回の検診を待たずに医療機関を受診してください。

検診で異常がなかったからといって、2年間がんにならないことを保証するものではない点は覚えておきましょう。

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この記事を書いた人 Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助 医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医