超音波・エコー 2nd page

超音波(エコー)検査でわかるがん|部位別の精度と限界

超音波(エコー)検査は、痛みや被曝の心配がほとんどなく、体の内部をリアルタイムで映し出せる検査です。がんの早期発見を目指すうえで、多くの医療機関がまず行う画像検査の一つでしょう。

ただし、エコーが得意とする臓器もあれば、見えにくい部位も存在します。肝臓や乳腺、甲状腺ではがんの発見に大きな力を発揮しますが、膵臓や肺など超音波が届きにくい場所では別の検査との組み合わせが求められます。

この記事では、超音波検査で発見できるがんの種類を部位別に整理し、それぞれの診断精度と限界をわかりやすくお伝えします。

エコー検査はなぜがんの発見に使われるのか

超音波検査ががん検診で選ばれる最大の理由は、放射線を使わない安全性と、臓器の形や内部構造をリアルタイムに観察できる即時性にあります。妊婦さんの胎児チェックにも使われるほど体への負担が少なく、繰り返し受けやすい点も大きなメリットといえます。

超音波で臓器の中を「見る」しくみ

エコー検査では、プローブと呼ばれる器具から体の内部に向けて超音波を発信し、臓器や組織の境目で跳ね返ってくる反射波(エコー)を画像化します。音の跳ね返り方は組織の硬さや密度によって変わるため、正常な組織とがん組織で異なる映り方をするのです。

検査中は専用のゼリーを塗った皮膚の上にプローブを当てるだけなので、採血のような痛みもありません。検査時間は部位にもよりますが、おおむね10分から20分程度で終わります。

エコー検査の被曝ゼロという安全性や手軽さについて詳しく見る
エコー検査の安全性と苦手な部位

他の画像検査とエコーの使い分け

CT検査やMRI検査は体全体を広範囲に撮影でき、骨や肺のように超音波が苦手な部位もカバーできます。

一方、エコーは軟部組織(肝臓、乳房、甲状腺など)の微小な変化をとらえることが得意で、被曝や造影剤の使用なしに繰り返し検査を受けられる強みがあります。

画像検査の特徴比較

検査得意な部位注意点
エコー肝臓・乳房・甲状腺・腹部臓器肺・骨・消化管は苦手
CT肺・骨・全身のスクリーニング放射線被曝がある
MRI脳・関節・骨盤内臓器検査時間が長く費用が高い

エコー検査にかかる費用が気になる方へ
エコー検査の自己負担額と自費検診の相場はどれくらい?

腹部エコーで見つかるがん|肝臓・膵臓・腎臓を一度にチェック

腹部エコーは、肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓といった複数の臓器を一度に観察できるため、がんの早期発見に欠かせないスクリーニング手段です。とくに肝臓がんの監視(サーベイランス)では、半年ごとの腹部エコーが国内外のガイドラインで推奨されています。

肝臓がんのサーベイランスにおけるエコーの実力

肝硬変や慢性肝炎の患者さんでは、肝臓がんの早期発見を目的に定期的なエコー検査が行われます。腹部エコーによる肝臓がんの検出感度は全病期で約94%とされる一方、早期がん(ミラン基準内)に限ると約63%まで下がるという報告があります。

肝硬変による肝臓表面の凹凸や脂肪肝の影響で画像が見えにくくなる場合は、造影エコーやCT・MRIを組み合わせて補う方法が有効です。定期検査を半年ごとに受けることで、年1回の検査よりも早期発見率が高まるとされています。

肝臓や膵臓など腹部臓器のチェックポイントについて詳しく見る
腹部エコーが映し出す臓器ごとの異常所見と見分けるコツ

膵臓がんの発見が難しい理由と対策

膵臓は胃の裏側に位置するため、腸管ガスや体格の影響でエコーの超音波が届きにくく、小さな腫瘍を見落としやすい臓器です。腹部エコーによる膵臓がんの検出感度は75%から89%程度とされ、2cm以下の小さな病変ではさらに精度が下がります。

膵臓がんの早期発見を目指すには、超音波内視鏡(EUS)の活用が鍵になります。EUSは胃や十二指腸の内側から高周波の超音波を当てるため、腹部エコーでは捉えきれない微小な膵病変まで映し出すことができます。

  • EUSの膵腫瘍検出感度は約94%と、CTやMRIよりも高い
  • 2cm以下の膵腫瘍に対する感度ではCTの約50%に対しEUSは約94%
  • 膵嚢胞(IPMN)の経過観察にもEUSが活用されている

膵臓がんのエコー検査と早期発見のポイントをチェックする
膵臓がんをエコーで見つけるために知っておきたい検査のコツ

乳腺エコーで乳がんはどこまで見つけられるのか

乳腺エコーは、乳房に超音波を当てて腫瘤(しこり)の有無やその性状を調べる検査で、マンモグラフィとの併用により乳がん検出率が大幅に向上します。とくに高濃度乳腺(デンスブレスト)の女性にとっては、マンモグラフィの弱点を補う検査といえるでしょう。

マンモグラフィと乳腺エコー、年代別の使い分け

マンモグラフィは脂肪組織が多い乳房では高い感度を発揮しますが、乳腺組織が密な若年女性では白く映ってしまい、がんの識別が困難になりやすい傾向があります。40歳未満のアジア人女性は高濃度乳腺の割合が高いため、エコーが検診の大きな助けになるでしょう。

マンモグラフィ単独の検出感度は約74%ですが、エコーを加えると約96%まで高まるという報告もあります。一方で、エコーの追加によってわずかに特異度(がんでない人を正しく陰性と判定する割合)が低下し、再検査率が上がりやすい点には留意が必要です。

年齢や乳腺タイプ別のエコーとマンモグラフィの選び方を解説
乳腺エコーとマンモグラフィ、あなたに合う検査はどっち?

甲状腺・前立腺・婦人科領域|エコーが活躍する意外な部位

甲状腺の結節(しこり)や前立腺の腫大、子宮・卵巣の異常も、エコーが第一選択の画像検査として大きな力を発揮する領域です。体表に近い臓器やプローブを近づけやすい臓器ほど、エコーの解像度が高くなります。

甲状腺エコーとTI-RADSによるリスク分類

甲状腺の超音波検査では、結節の大きさ、内部エコー輝度、辺縁の形状、石灰化の有無などを総合的に評価し、TI-RADS(Thyroid Imaging Reporting and Data System)というスコアで悪性リスクを分類します。

このスコアリングにより、不必要な針生検(細胞診)を減らしながら、悪性が疑われる結節には確実に精密検査をすすめることが可能になりました。

甲状腺結節は超音波検査を受けた人の最大67%に見つかるとされていますが、そのほとんどは良性です。結節が見つかった場合は、エコーの所見をもとにTI-RADSカテゴリーを判定し、大きさと合わせて経過観察か穿刺吸引細胞診(FNA)かを決めていきます。

甲状腺のしこりが見つかったときの判定基準と次の行動について
甲状腺にしこりが見つかったら読む精密検査ガイド

経腟エコーで子宮・卵巣の異変を早期にキャッチ

経腟エコーは、腟内にプローブを挿入して子宮や卵巣をごく近い距離から観察する検査です。子宮体がんや卵巣がんが疑われる場合に、子宮内膜の厚さや卵巣の腫大を高い精度で評価できます。

お腹の上からの腹部エコーに比べて解像度が高く、数mmの卵巣嚢腫も描出可能です。ただし、経腟エコーだけでがんの確定診断はできないため、所見に応じてMRIや腫瘍マーカーと組み合わせた総合的な判断が求められます。

対象臓器エコーで評価できる項目補助検査
甲状腺結節のサイズ・エコー輝度・石灰化穿刺吸引細胞診(FNA)
子宮・卵巣内膜の厚さ・卵巣腫大・腫瘤の性状MRI・腫瘍マーカー
前立腺体積測定・低エコー領域の検出PSA検査・MRI融合生検

子宮・卵巣の経腟エコーについて詳しく知りたい方はこちら
経腟エコーで子宮・卵巣のがんリスクを見逃さないために

前立腺の超音波検査で調べられる項目や所見の読み解き方をチェック
前立腺エコーで「何がわかるのか」を具体的に解説

エコーで「影がある」と言われたらどうすればいい?

エコー検査で「影がある」「何か気になる所見がある」と告げられたとき、多くの方が不安を感じるのは当然です。しかし、エコーで見つかる「影」のすべてががんというわけではなく、良性の嚢胞や脂肪腫、血管腫であるケースも少なくありません。

再検査や精密検査の流れを知っておくと安心

エコーで気になる所見が見つかった場合、通常は造影CT・MRI・再度のエコーなどで追加評価を行います。それでも良悪性の判断がつかないときは、超音波ガイド下で組織の一部を採取する生検(バイオプシー)に進むこともあります。

生検とは、エコーでリアルタイムに腫瘤を確認しながら細い針を刺して組織を採取し、顕微鏡で細胞を調べる検査です。画像だけでは白黒つけられない場合でも、組織を直接観察することで確定診断が可能になります。

エコーで影が見つかったときの対応と再検査の流れを確認
エコーの「影」が意味すること|再検査で慌てないための基礎知識

超音波を使った生検の具体的な手順や安全性について詳しく見る
エコーガイド下生検ってどんな検査?痛みや合併症リスクを解説

  • 嚢胞(液体が溜まった袋状の構造)は多くの場合良性で、経過観察のみで問題ない
  • 充実性腫瘤でも、肝血管腫や脂肪腫など良性のものが大半を占める
  • 1cm未満の小さな結節は、部位によっては半年から1年ごとの経過観察が標準的

超音波検査の限界を正しく知り、他の検査と賢く組み合わせる

エコー検査は安全で手軽な反面、すべてのがんを映し出せるわけではありません。体の深部にある臓器、骨に囲まれた部位、ガスの影響を受けやすい消化管は描出が難しく、検査者の技量による差も出やすいという弱点があります。

エコーの強みと弱みの両方を理解し、必要に応じてCTやMRIを追加することが早期発見につながります。

エコーが苦手な臓器と代替検査

肺は空気で満たされているため超音波がほぼ届かず、肺がんのスクリーニングにはCT検査が適しています。胃や大腸といった消化管もガスの影響で内部の観察が困難なため、内視鏡検査が主役になります。

膵臓の尾部も腸管ガスで見えにくくなりやすい部位です。膵臓がんのリスクが高い方は、腹部エコーに加えて超音波内視鏡やMRI(MRCP)を組み合わせることで、検出率を大幅に高めることができます。

検査者の技量と検査環境で変わるエコーの精度

エコー検査はプローブを操作する検査者の技術や経験に結果が左右されやすい検査です。同じ患者さんでも、検査者が異なれば見え方が変わることがあります。また、肥満や皮下脂肪が厚い方では超音波の減衰が大きくなり、深部臓器の画像がぼやけやすくなります。

こうした限界を補う手段として、造影超音波検査(マイクロバブルを静脈注射して血流情報を強調する方法)も近年普及が進んでいます。肝臓がんの鑑別や膵腫瘤の良悪性判定において、造影エコーの有用性を示す報告が増えてきました。

エコーの限界影響を受ける臓器推奨される追加検査
空気・ガスの遮断肺・胃・大腸CT・内視鏡
深部臓器の描出困難膵臓尾部・後腹膜超音波内視鏡・MRI
肥満による画質低下肝臓・腎臓(深部)造影エコー・CT

よくある質問

超音波検査で発見しやすいがんの種類にはどのようなものがありますか?

超音波検査が得意とするのは、体の表面に近い臓器や、プローブを直接当てやすい軟部組織に発生するがんです。具体的には、肝臓がん、乳がん、甲状腺がん、腎臓がんなどが代表的で、腹部エコーでは胆嚢がんや膀胱がんも描出できます。

肝臓がんは半年ごとのエコーによるサーベイランスが国際的に推奨されており、早期発見の主力となっています。乳がんでは、マンモグラフィだけでは見つけにくい高濃度乳腺の女性に対し、エコーの併用が有効とされています。

腹部エコー検査では膵臓がんを見つけるのが難しいと聞きましたが本当ですか?

膵臓は胃の裏側にあり、腸管のガスや体格によって超音波が遮られやすいため、腹部エコーだけでは小さな膵臓がんを見逃す可能性があります。腹部エコーの膵臓がん検出感度は75%から89%程度とされ、2cm以下の腫瘍ではさらに下がる傾向です。

膵臓がんのリスクが高い方には、超音波内視鏡(EUS)を用いた精密な検査が推奨されます。EUSは胃の内側から至近距離で膵臓を観察でき、検出感度が約94%と報告されています。かかりつけ医に相談しながら検査の組み合わせを検討してください。

エコー検査だけでがんの確定診断はできますか?

エコー検査はがんの「疑い」を見つけるスクリーニングや経過観察に優れていますが、最終的な確定診断は組織検査(生検)によって行われます。エコーで映った腫瘤の形や血流パターンから悪性の可能性を推定することはできても、細胞レベルでの判断には病理検査が必要です。

エコーガイド下生検は、超音波で腫瘤をリアルタイムに確認しながら針を刺す方法で、安全性が高く合併症のリスクも低い検査です。エコーで気になる所見があった場合は、主治医と相談のうえ次の精密検査に進むことをおすすめします。

超音波検査はどのくらいの頻度で受けるのが望ましいですか?

検査の適切な頻度は、がんの種類やご自身のリスク因子によって異なります。肝硬変や慢性肝炎をお持ちの方であれば、半年に1回の腹部エコーが推奨されています。乳がん検診では、自治体の検診スケジュール(通常2年に1回のマンモグラフィ)に加え、医師の判断でエコーを追加するケースもあります。

甲状腺に結節が見つかった方は、TI-RADSのカテゴリーに応じて半年から2年ごとの経過観察が一般的です。リスクや既往歴がない方でも、人間ドックなどの機会に腹部エコーを受けておくと、肝臓・胆嚢・腎臓の異常を早い段階で見つけやすくなります。

エコー検査で異常が見つからなければ、がんの心配はないと考えてよいですか?

エコー検査で異常が見つからなかった場合でも、「がんが100%ない」とは言い切れません。エコーには部位ごとの得意・不得意があり、とくに肺、胃、大腸のように超音波が届きにくい臓器のがんは描出できないことがあります。

また、腫瘍が非常に小さい段階ではエコーの解像度では映し出せない場合もあるため、症状がある方やリスクが高い方は、CTやMRI、内視鏡検査といった別の検査も組み合わせて評価することが大切です。「エコーで異常なし」は安心材料の一つではありますが、定期的な検査の継続が何よりの備えといえるでしょう。

Reference

Yang, L., Wang, S., Zhang, L., Sheng, C., Song, F., Wang, P., & Huang, Y. (2020). Performance of ultrasonography screening for breast cancer: A systematic review and meta-analysis. BMC Cancer, 20(1), 499. https://doi.org/10.1186/s12885-020-06992-1

Singal, A., Volk, M. L., Waljee, A., Salgia, R., Higgins, P., Rogers, M. A. M., & Marrero, J. A. (2009). Meta-analysis: Surveillance with ultrasound for early-stage hepatocellular carcinoma in patients with cirrhosis. Alimentary Pharmacology & Therapeutics, 30(1), 37–47. https://doi.org/10.1111/j.1365-2036.2009.04014.x

Tessler, F. N., Middleton, W. D., Grant, E. G., Hoang, J. K., Berland, L. L., Teefey, S. A., Cronan, J. J., Beland, M. D., Desser, T. S., Frates, M. C., Hammers, L. W., Hamper, U. M., Langer, J. E., Reading, C. C., Scoutt, L. M., & Stavros, A. T. (2017). ACR Thyroid Imaging, Reporting and Data System (TI-RADS): White paper of the ACR TI-RADS Committee. Journal of the American College of Radiology, 14(5), 587–595. https://doi.org/10.1016/j.jacr.2017.01.046

Yoshida, T., Yamashita, Y., & Kitano, M. (2019). Endoscopic ultrasound for early diagnosis of pancreatic cancer. Diagnostics, 9(3), 81. https://doi.org/10.3390/diagnostics9030081

Yuan, W. H., Hsu, H. C., Chen, Y. Y., & Wu, C. H. (2020). Supplemental breast cancer-screening ultrasonography in women with dense breasts: A systematic review and meta-analysis. British Journal of Cancer, 123(4), 673–688. https://doi.org/10.1038/s41416-020-0928-1

Simmons, O., Fetzer, D. T., Yokoo, T., Marrero, J. A., Yopp, A., Kono, Y., Parikh, N. D., Browning, T., & Singal, A. G. (2017). Predictors of adequate ultrasound quality for hepatocellular carcinoma surveillance in patients with cirrhosis. Alimentary Pharmacology & Therapeutics, 45(4), 169–177. https://doi.org/10.1111/apt.13841

Menon, U., Gentry-Maharaj, A., Hallett, R., Ryan, A., Burnell, M., Sharma, A., Lewis, S., Davies, S., Philpott, S., Lopes, A., Godfrey, K., Oram, D., Herod, J., Williamson, K., Seif, M. W., Scott, I., Mould, T., Woolas, R., Murdoch, J., … Jacobs, I. (2009). Sensitivity and specificity of multimodal and ultrasound screening for ovarian cancer, and stage distribution of detected cancers: Results of the prevalence screen of the UK Collaborative Trial of Ovarian Cancer Screening (UKCTOCS). The Lancet Oncology, 10(4), 327–340. https://doi.org/10.1016/S1470-2045(09)70026-9

Toft, J., Hadden, W. J., Laurence, J. M., Lam, V., Yuen, L., Janssen, A., Pleass, H., & Richardson, A. J. (2017). Imaging modalities in the diagnosis of pancreatic adenocarcinoma: A systematic review and meta-analysis of sensitivity, specificity and diagnostic accuracy. European Journal of Radiology, 92, 17–23. https://doi.org/10.1016/j.ejrad.2017.04.009

Tan, K. P., Mohamad Azlan, Z., Rumaisa, M. P., Siti Aisyah Murni, M. R., Radhika, S., & Nurismah, M. I. (2014). The comparative accuracy of ultrasound and mammography in the detection of breast cancer. Medical Journal of Malaysia, 69(2), 79–85. PMID: 25241817

Schoots, I. G., Roobol, M. J., Nieboer, D., Bangma, C. H., Steyerberg, E. W., & Hunink, M. G. (2015). Magnetic resonance imaging-targeted biopsy may enhance the diagnostic accuracy of significant prostate cancer detection compared to standard transrectal ultrasound-guided biopsy: A systematic review and meta-analysis. European Urology, 68(3), 438–450. https://doi.org/10.1016/j.eururo.2014.11.037

この記事を書いた人Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。

【保有資格・所属】
医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医