肺がんの手術療法と適応範囲|手術の種類(肺葉切除など)と術後の生活

肺がんの手術療法と適応範囲|手術の種類(肺葉切除など)と術後の生活

肺がんと診断され手術を勧められたとき、自分のステージで手術が受けられるのか、どんな術式があるのかと不安を感じる方は多いでしょう。肺がんの手術は、がんの進行度や患者さんの体力に応じて適応が判断されます。

肺葉切除を基本としながら、近年では胸腔鏡手術やロボット支援手術など身体への負担が少ない方法も広く普及してきました。それぞれの術式の特徴を正しく知ることが、納得のいく治療選択につながるといえます。

手術前に受ける検査や入院準備、術後の回復から日常生活への復帰まで、肺がん手術にまつわる疑問をひとつずつ丁寧にまとめました。ご自身やご家族の治療を考えるうえでの判断材料になれば幸いです。

肺がんで手術を受けられるのはどのステージまでか

非小細胞肺がんの場合、一般的にはI期からII期、そして一部のIIIA期までが手術の対象になります。小細胞肺がんでは手術の適応は限られ、I期の一部に限定されるケースがほとんどです。

ただし、ステージだけで手術の可否が決まるわけではありません。患者さんの肺機能や心臓の状態、全身の体力なども含めて総合的に判断されます。

ステージI・IIは手術の良い適応とされる

ステージIの肺がんは、がんが肺の中にとどまっており、リンパ節への転移がない状態です。もっとも手術による根治が期待できる段階であり、5年生存率も高い傾向にあります。

ステージIIになると、近くのリンパ節への転移やがんの大きさがやや大きくなりますが、依然として手術が治療の柱になります。手術後に再発予防のための薬物療法を追加することも珍しくありません。

IIIA期は手術できる場合とできない場合に分かれる

ステージIIIAは、がんがやや広い範囲のリンパ節に転移している状態です。手術だけでは十分な治療効果が得られないケースもあり、手術前に抗がん剤や放射線で腫瘍を縮小させてから切除する方法がとられることがあります。

一方、リンパ節転移の広がりが大きい場合や、重要な臓器への浸潤がある場合には、手術が適応にならないこともあるでしょう。主治医と十分に相談しながら治療方針を決めることが大切です。

ステージ別の手術適応の目安

ステージ手術の適応補足
I期積極的に推奨根治が期待できる段階
II期推奨術後に薬物療法を追加する場合あり
IIIA期条件付きで可能術前治療との組み合わせが多い
IIIB〜IV期原則として適応外薬物療法・放射線が中心

高齢者や持病がある方でも手術は受けられるか?

年齢だけを理由に手術を諦める必要はありません。80歳以上の方でも、肺機能や心機能が十分に保たれていれば手術が行われるケースは増えています。

糖尿病や高血圧などの持病がある場合は、術前にしっかりコントロールしたうえで手術に臨みます。呼吸機能検査や心臓の検査結果をもとに、担当医がリスクとメリットを比較して判断するのが一般的な流れです。

肺がん手術の代表的な術式と特徴を一挙に紹介

肺がんの手術には、切除する範囲によっていくつかの術式があります。がんの大きさや位置、リンパ節転移の有無、そして患者さんの体力を総合的に考慮して、もっとも適した方法が選ばれます。

肺葉切除・区域切除・楔状切除・肺全摘の使い分け

肺は右側が上葉・中葉・下葉の3つ、左側が上葉・下葉の2つの肺葉に分かれています。肺がんの手術でもっとも多く行われるのが、がんのある肺葉をまるごと取り除く「肺葉切除」です。

がんが2cm以下で早期の場合は、肺葉よりも小さな範囲で切除する「区域切除」や「楔状切除」が選択肢に入ります。反対に、がんが肺の根元や複数の肺葉にまたがる場合は、片方の肺をすべて摘出する「肺全摘」が行われることもあるでしょう。

縮小手術(区域切除・楔状切除)が選ばれるケース

縮小手術は、肺をできるだけ温存しながらがんを切除する方法です。腫瘍径が小さくリンパ節転移がないと予想される早期肺がんが対象となります。

肺機能を多く残せるため、術後の息切れが少なくて済む利点があります。ただし、がんの取り残しによる再発リスクには注意が必要であり、術中に病理検査を行って切除断端にがん細胞が残っていないか確認するのが一般的です。

リンパ節郭清はなぜ一緒に行われるのか

肺がんの手術では、肺の切除と同時にがん周囲のリンパ節を取り除く「リンパ節郭清(かくせい)」が行われます。これは、見た目にはわからない微小な転移がリンパ節に潜んでいる可能性があるためです。

摘出したリンパ節を顕微鏡で調べることで、がんの進行度をより正確に把握できます。その結果によって、術後に追加の薬物療法を行うかどうかの判断材料にもなります。

肺がん手術の術式比較

術式切除範囲主な対象
肺葉切除がんのある肺葉1〜2つI〜II期の標準手術
区域切除肺葉内の区域単位2cm以下の早期がん
楔状切除がん周囲の小範囲小さな早期がん・肺機能低下例
肺全摘片側の肺すべて肺根元の大きながん

肺葉切除が肺がん手術の「基本」とされる理由

肺葉切除は、がんのある肺葉をブロックごと切除しつつリンパ節郭清も行う術式で、肺がんの「標準手術」として広く認められています。がんを十分に取りきれる確実性と、術後の肺機能のバランスが優れている点が大きな特徴です。

肺葉切除の具体的な手術手順と所要時間

手術は全身麻酔のもとで行われます。まず片方の肺だけで呼吸できるように特殊な気管チューブを挿入し、手術する側の肺をしぼませた状態にします。

その後、がんのある肺葉につながる気管支・血管を一つずつ処理してから肺葉を切り離します。周囲のリンパ節も併せて摘出し、切除面からの空気漏れがないか確認して手術を終えます。手術時間は一般的に2〜4時間程度です。

開胸手術と胸腔鏡手術ではアプローチが大きく異なる

かつて肺がんの手術といえば、背中側から20cm以上の切開を入れる開胸手術が主流でした。現在は、胸に小さな穴をあけてカメラと器具を挿入する胸腔鏡手術が広く普及しています。

開胸手術は術野を直接目で確認できるメリットがあり、がんが大きな血管に接している場合や進行がんでは依然として選択されます。一方、胸腔鏡手術は傷が小さく術後の痛みが軽減されるため、回復が早い傾向にあります。

開胸手術と胸腔鏡手術の比較

項目開胸手術胸腔鏡手術
皮膚の切開10〜30cm程度数か所の小さな穴(2〜4cm)
術後の痛みやや強い比較的軽い
入院期間やや長い短縮される傾向
適応進行がん・大血管浸潤例早期〜中期のがん

術中・術直後に気をつけたい身体の変化

手術直後はドレーン(胸腔内の空気や液体を排出する管)が挿入された状態で過ごします。痛みの管理には硬膜外麻酔や鎮痛剤が使われるため、我慢する必要はありません。

術後は肺に残った部分が徐々に膨らんで胸腔内を満たしていきます。呼吸リハビリテーションを早期から始めることで、肺の機能回復がスムーズに進みやすくなるでしょう。

胸腔鏡手術(VATS)やロボット支援手術で身体への負担は大きく変わる

近年の肺がん手術では、胸腔鏡手術(VATS)やロボット支援手術といった低侵襲な方法が急速に広まっています。多くの医療施設で肺がんの標準手術の大半を胸腔鏡下で行っており、患者さんの身体的な負担は以前と比べて大幅に軽減されました。

胸腔鏡手術(VATS)は傷口が数センチで済む

胸腔鏡手術は、胸部に2〜4cm程度の小さな穴を数か所あけ、カメラ(胸腔鏡)を挿入してモニター画面を見ながら手術を行う方法です。肋骨を大きく切開する必要がないため、術後の痛みが軽く回復も早い傾向があります。

一般的な肺葉切除であれば、術後5〜8日程度で退院できるケースが多いでしょう。手術の翌日には歩行や食事を再開できることも珍しくありません。

ロボット支援手術のしくみと対象となる症例

2018年に肺がんに対するロボット支援手術が保険の適用となり、導入する施設が増えてきました。手術支援ロボット(da Vinciなど)を用いることで、術者の手の動きが精密に再現され、より細かい操作が可能になります。

ロボット支援手術は胸腔鏡手術と同様に小さな穴から行いますが、3D画像で術野を拡大して見られる点が特長です。早期の肺がんを中心に適応が広がっていますが、すべての施設で受けられるわけではないため、事前の確認が必要です。

開胸手術が必要となる場面も残っている

胸腔鏡手術やロボット支援手術が普及した現在でも、がんが大きな血管や周囲の臓器に浸潤している場合には開胸手術が選ばれます。術中に予想外の出血が起きた際にも、安全のために開胸に切り替える判断がなされることがあります。

大切なのは、傷の大きさよりもがんを確実に取りきることです。どのアプローチを採用するかは、がんの状態と担当医の経験を踏まえて慎重に決められます。

低侵襲手術の代表的な特長

  • 皮膚の切開が小さく術後の痛みが少ない
  • 入院期間が短縮される傾向がある
  • 術後の体力回復が早い
  • 出血量が少ないケースが多い

肺がん手術前に受ける検査と入院までの準備

肺がんの手術を安全に行うためには、がんの広がりを正確に調べるとともに、患者さんの身体が手術に耐えられるかどうかを評価する必要があります。検査の結果をもとに術式やアプローチが決まるため、一つひとつの検査にはそれぞれ明確な目的があります。

CT・PET検査で肺がんの広がりを正確に把握

CT検査は、肺の中にあるがんの大きさ・位置・周囲の臓器との関係を詳しく映し出します。造影剤を使うことで血管やリンパ節の状態もより鮮明に確認できます。

PET検査は、がん細胞がブドウ糖を多く取り込む性質を利用して、全身の転移の有無を調べる検査です。CT単独では見つけにくい遠隔転移やリンパ節転移の発見に役立ちます。

呼吸機能検査と心臓の検査で手術に耐えられるかを判定

スパイロメトリーと呼ばれる呼吸機能検査では、息を大きく吸って一気に吐き出す力を測定します。手術で肺の一部を切除した後でも十分な呼吸ができるかどうか、この数値から予測されます。

心臓に関しては心電図やエコー検査が行われます。心臓に疾患がある場合は、全身麻酔や手術中の負担に耐えられるか慎重に評価したうえで手術の可否を判断します。

手術前に行われる主な検査

検査名目的わかること
胸部CTがんの位置と大きさの把握周囲組織への浸潤の有無
PET検査全身の転移の確認リンパ節転移・遠隔転移
呼吸機能検査術後の肺機能の予測肺活量・1秒率
心電図・心エコー心臓への負担評価不整脈・心機能低下
血液検査全身状態の把握貧血・肝機能・腎機能

入院前の生活で気をつけたいポイント

喫煙をしている方は、手術の少なくとも2〜4週間前には禁煙することが強く勧められます。喫煙を続けていると術後の肺炎や気管支の痰づまりのリスクが高まるためです。

体力づくりとして、ウォーキングや深呼吸の練習を日常的に取り入れておくと、術後の回復がスムーズに進みやすくなります。主治医や看護師から指導がある場合は、その内容に沿って準備を進めましょう。

術後の回復と日常生活に戻るまでの道のり

肺がんの手術後は、入院中のリハビリテーションと退院後の生活管理が回復の鍵を握ります。術式や切除範囲によって回復のペースは異なりますが、多くの方が数か月かけて徐々に元の日常に戻っていきます。

術後の入院期間と退院までの流れ

肺葉切除の場合、術後5〜8日程度で退院となるのが一般的です。楔状切除や区域切除であれば、さらに短い入院期間で済む場合もあります。

手術の翌日には歩行を開始し、食事も再開されます。ドレーンが抜けて胸部のレントゲンで異常がなければ退院の目安です。退院前には、自宅での過ごし方や注意点について看護師から指導を受けます。

退院後1〜3か月の過ごし方と体力の回復

退院直後は階段の上り下りや長時間の外出で息切れを感じることがあるかもしれません。無理をせず、少しずつ活動量を増やしていくことが大切です。

術後1か月を過ぎるころには、日常的な家事や軽い散歩であれば問題なくこなせる方が多くなります。ただし、重い荷物を持つ動作や激しい運動は、主治医の許可が出るまで控えるようにしましょう。

仕事復帰や運動再開の目安

デスクワーク中心の仕事であれば、術後1〜2か月程度で復帰できる方が少なくありません。身体を使う仕事の場合は、2〜3か月以上かかることもあるため、職場と相談しながら段階的に復帰するのが望ましいでしょう。

運動に関しては、ウォーキングやストレッチなど軽い運動から再開し、体調を見ながら徐々に強度を上げていくのが安全です。ゴルフや水泳などは術後3か月以降を目安に主治医と相談してください。

術後の回復で意識したいこと

  • 退院後も深呼吸の練習を毎日続ける
  • バランスのよい食事で体力を回復させる
  • 十分な睡眠と休養を確保する
  • 息切れや発熱など異変があれば早めに受診する

肺がん手術後の合併症と再発を防ぐための定期検査

手術が成功しても、術後には合併症のリスクや再発の可能性が残ります。合併症の多くは早期に対処すれば回復が見込めるものであり、再発についても定期的な検査で早期発見につなげることが可能です。

術後に起こりやすい合併症とその対処法

肺がん手術後の合併症として多いのは、肺からの空気漏れ(肺瘻)、肺炎、不整脈などです。空気漏れは多くの場合、数日以内に自然に止まりますが、長引く場合はドレーンの留置期間が延びることがあります。

術後の肺炎を予防するためには、手術前からの禁煙と術後早期の呼吸リハビリテーションが効果的です。痰をしっかり出し、深呼吸を続けることで肺炎のリスクを下げられます。

肺がん手術後に注意すべき主な合併症

合併症頻度対処法
肺瘻(空気漏れ)比較的多いドレーン留置で経過観察
術後肺炎やや多い抗菌薬・呼吸リハビリ
不整脈時にみられる薬物療法で管理
気管支断端瘻まれ再手術が必要な場合あり

再発を早期に発見するための検査スケジュール

肺がんの再発は手術後2年以内に起こるケースがもっとも多いとされています。そのため、術後2年間は3〜6か月ごとにCT検査や血液検査(腫瘍マーカー)を受けるのが一般的です。

2年を過ぎた後も、5年目までは6か月〜1年に1回の定期検査を継続します。胸部CTに加え、必要に応じてPET検査や脳のMRI検査が追加されることもあるでしょう。

主治医との連携で長期的な健康管理を続ける

術後の経過観察では、主治医との定期的な面談を通じて身体の変化を共有することが重要です。息切れの悪化や長引く咳、体重減少など、気になる症状があれば次の定期検査を待たずに受診しましょう。

5年間の定期検査を終えた後も、年に1回は胸部CTで経過を確認することが推奨されています。肺がんの既往がある方は新たな肺がんが発生するリスクも一般より高いため、長期にわたるフォローアップが安心につながるでしょう。

よくある質問

肺がんの手術時間はどのくらいかかる?

肺がんの手術時間は、術式やがんの状態によって異なります。一般的な肺葉切除であれば、麻酔の準備を含めて3〜5時間程度が目安です。

区域切除や楔状切除など切除範囲が小さい場合は、それよりも短く済むことがあります。逆に、がんが周囲の組織に癒着している場合や肺全摘の場合は、さらに時間がかかるケースもあるでしょう。

肺がんの手術後に痛みはどれくらい続く?

術後の痛みの感じ方には個人差がありますが、胸腔鏡手術の場合は術後数日で痛みが和らぎ始める方が多い傾向です。開胸手術では、やや長引くこともあります。

鎮痛剤を適切に使用することで日常生活に支障が出ないようコントロールできます。退院後に痛みが増してきた場合は、我慢せずに主治医へ相談してください。

肺がんの手術で片方の肺を全部取った場合、日常生活に支障はある?

片方の肺をすべて摘出する肺全摘術を受けた場合、残った肺だけで呼吸をまかなうことになります。そのため、激しい運動や階段の上り下りでは息切れを感じやすくなるでしょう。

日常的な生活動作については、時間の経過とともに残った肺が代償的に働くようになり、多くの方が適応していきます。ただし、術前と同じ運動量を維持するのは難しいことが多いため、無理のない範囲で体を動かすことが勧められます。

肺がんの手術後に再発する確率はどのくらいか?

再発の確率はステージや組織型によって大きく異なります。ステージIで手術を受けた場合の再発率は約20〜30%とされ、ステージが進むほど再発リスクは上昇します。

再発のリスクを減らすために、術後に抗がん剤治療や免疫療法を行うことがあります。定期検査を欠かさず受けることで、仮に再発した場合でも早い段階で治療を始められます。

肺がんの手術を受けるか迷ったときは誰に相談すればよい?

まずは担当の呼吸器外科医に、手術のメリットとリスクを具体的に説明してもらうことが大切です。納得がいかない場合や別の意見も聞きたい場合は、セカンドオピニオンを利用する方法もあります。

がん診療連携拠点病院には「がん相談支援センター」が設置されており、治療の選択に悩む患者さんやご家族の相談に無料で応じています。一人で抱え込まず、専門のスタッフに気持ちを打ち明けてみるのも一つの手でしょう。

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この記事を書いた人 Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助 医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医