
セカンドオピニオンを主治医に伝えるときは、別の医師の意見も聞いて、納得して治療を決めたいという希望を短く言葉にするのが基本です。患者さんが別の意見を求めることは認められているので、遠慮せずに伝えてかまいません。
治療方針の説明を受けた診察室で、頼みたいのに言葉が出なかったなら、その気持ちをメモにして次の診察で渡しましょう。自分から言い出せないときは、看護師や相談員に間に入ってもらう方法もあります。
この記事では、主治医への具体的な伝え方、切り出すタイミング、申し出た後の診療、言い出せないときに頼れる相手を解説します。
主治医へのセカンドオピニオンは希望と目的を短く伝える
伝え方のコツは、受けたいという希望に、納得して治療を決めたいという目的を添えることです。主治医の反応を先回りして長く説明するより、自分が何のために別の意見を聞きたいのかを中心に話すと、依頼の内容が伝わります。
納得して決めたい気持ちを言葉にする
最初のひと言には、セカンドオピニオンを受けたいという希望を入れます。続けて、説明を聞いたうえでもう少し理解を深めたいのか、治療を選ぶ前に別の見方を聞きたいのかを添えると、話の焦点が定まります。
話の中心に置くのは、自分が治療を決めるために必要な説明です。不安のすべてをその場で説明し切ろうとせず、今いちばん気になっている点から話す形で十分です。
現在の主治医のもとで治療を続けたい希望があるなら、その気持ちも添えられます。お世話になっていると感じている場合は普段の言葉で感謝を伝え、別の意見を求める理由は自分の気持ちに沿って説明する形が自然です。
診察の場面に合わせた3つの切り出し方
切り出す言葉は、今の場面と実際の気持ちに合うものを選べます。次の例は決まった言い回しではなく、診察で口にする内容を短くまとめるための例です。
| 伝える場面 | 切り出す言葉の例 |
|---|---|
| 治療方針の説明を受けた直後 | 「説明をありがとうございます。納得して治療を決めたいので、セカンドオピニオンも受けたいです」 |
| 次の診察で本人から伝えるとき | 「家で考えて、別の先生の意見も聞いてから決めたいと思いました。セカンドオピニオンを希望しています」 |
| 本人の希望を家族が代わりに伝えるとき | 「本人も別の先生の意見を聞きたいと希望しています。治療への理解を深めてから決めたいので、セカンドオピニオンをお願いしたいです」 |
家族の言葉を使うのは、本人もその希望を持っているときです。本人の気持ちがまだ定まっていなければ、その迷いを含めて伝える形に直します。
理由は自分が聞きたい内容に結びつける
理由を尋ねられたら、別の医師に何を聞いてから決めたいかを答えます。たとえば、手術を勧められた理由を理解して決めたい気持ちがあるなら、治療の名前と聞きたい内容を結びつけると具体的です。
気持ちがまだ整理できていないときは、説明を受けたものの決断への不安が残っている、と今の状態を伝えられます。理由を立派に整えるために時間をかけるより、何が気になっているのかを言葉にするほうが、主治医にも希望の背景が伝わります。
診察前には、受けたいという希望とその理由を、手元のメモに短くまとめましょう。
言い出しにくさは心配の中身を分けると整理できる
主治医との関係が気になって言葉が出ないときは、何を恐れているのかを分けると、助けてほしい内容が具体的になります。診断を受けた衝撃や、短い時間で決める負担が重なり、申し出る言葉まで考える余裕がない場合もあります。
信頼しているからこそ遠慮する気持ち
主治医への信頼と、別の意見も聞いてから決めたい気持ちは、同時に伝えられます。これまで丁寧に診てもらったと感じているほど、申し出を不満と受け取られるのではないかと気になるかもしれません。
遠慮が強いと、診察中はうなずいていても、帰宅してから聞きたかった点が浮かぶことがあります。診察で説明に同意した部分と、治療を決める前に聞きたい部分を分けておけば、後から希望を伝える理由も説明できます。
受けたい気持ちを伝えるために、主治医への不満を探す必要はありません。自分が納得して治療に進みたいという理由を、そのまま話してよいのです。
今いちばん心配している点を選ぶ
心配を言葉にするときは、医師の反応への不安と、治療の予定への不安を分けてみます。同じ言い出しにくさでも、どちらが強いかによって、先に手助けを頼みたい内容が変わるためです。
- 関係への心配 … 主治医への不信と受け取られる不安
- 診療への心配 … 申し出た後も今の病院で治療を続けられるかという疑問
- 時間への心配 … 別の意見を聞く間に治療の開始が遅れる不安
- 伝える負担 … 診察室で緊張して希望を言葉にできないつらさ
治療の日程が迫っている場合は、言い回しを整えるより、希望がある事実を診療側へ届けるのが先です。
診察室で言葉が止まったときの備え
緊張で話せなくなるなら、メモを渡す方法でも希望は伝わります。待合室では話せそうだったのに、診察室に入ると胸が詰まるように感じる場面では、読むだけで伝わる短い文章を持っておくと安心につながります。
付き添いの家族がいる場合は、本人が話せなくなったら希望を補ってもらう、と診察前に決めておくと良いでしょう。途中で言葉が止まったときも、どの部分を家族に話してもらうかが決まっていれば、本人の意図を保ちやすくなります。
負担が大きいときは、診察前に看護師へ、主治医に希望を伝える場面を手伝ってほしいと相談しましょう。
セカンドオピニオンの申し出を医師はどう受け止める?
別の意見を求める申し出は、納得して医療を受けたいという患者さんの希望として扱われます。実際の応答の仕方には違いがあるため、口調だけで判断せず、主治医が何を尋ね、何を調整しようとしているのかに目を向けると話を続けやすくなります。
別の意見を求める権利が認められている
がんの情報を一般向けに発信する国立がん研究センターの案内では、セカンドオピニオンは、患者さんが納得して医療を受けるために認められた権利とされています。希望を主治医に伝え、意見を聞くための診療資料を用意してもらう流れも示されています。
主治医から先に提案されていなくても、自分から希望を話してかまいません。説明の機会を待ち続けるより、受けたい気持ちがあると伝えれば、その希望を含めて今後の予定を話せるようになります。
希望を受け入れる姿勢と個々の反応
韓国のがんセンター13施設の医師678人を対象とした調査では、96.0%が、患者さんがセカンドオピニオンを求めることを正当な権利と捉えていました1)。
日本で申し出るときも、希望を口にする前から拒まれると決めつけず、まず目的を伝えるための参考になります。目の前の主治医の反応は実際の対話で捉え、返事が短かった場合も、希望が伝わったかと次に何をするかを分けて受け止める形です。
ただし、特定の言い方で、すべての医師から同じ反応が得られるとは限りません。話す負担が強くなったときは、その場で説明を重ねる以外に、看護師などに間に入ってもらう方法があります。
理由や時期を尋ねられたときの受け答え
受けたい理由を尋ねられたら、納得のためにどの説明を聞きたいかを答え、時期を尋ねられたら今の予定を伝えます。理由と日程は、別の医師へ渡す情報や治療を決める時期に関わる内容です。
急ぐ必要があると言われた場合は、治療をいつまでに決める必要があるのかが焦点になります。申し出自体への返事なのか、日程についての説明なのかを分けて受け止めると、自分が次に答える内容も整理できます。
説明の意味がつかめないときは、主治医の懸念が病状なのか日程なのかを確かめましょう。
セカンドオピニオンを伝える時期は治療方針の説明後が目安
治療方針の説明を受けたときは、別の意見も聞きたいと切り出す機会です。診察中に決められなかった場合も、次に治療を決める日程を踏まえて希望を伝えれば、相談に使える時間を具体的に検討できます。
診察の冒頭で話題を伝えておく
次の診察で切り出すなら、冒頭に、別の医師の意見を聞く希望について話したいと伝える方法があります。主治医の説明が終わるまで待ち続けて言いそびれる心配があるときは、その日の話題として最初に置いておくと、希望を取り上げやすくなります。
治療方針を初めて聞く診察では、説明の後に希望を話す流れが自然です。その場では考えがまとまらず、帰宅してから希望がはっきりした場合も、説明を受けた後に考えた経緯を添えれば伝えられます。
次の予約が治療の予定日に近いときは、受診先の看護師や相談窓口へ早めに連絡し、主治医に希望を伝える機会を設けてください。
治療前と治療中で切り出す場面を選ぶ
治療が始まる前は、説明された方針を決める時期に合わせて希望を伝えます。治療中に方針を見直す場面も、別の意見を聞く希望を話す機会です。
| 今の状況 | 切り出す場面 | 一緒に伝える内容 |
|---|---|---|
| 治療が始まる前 | 方針の説明を受けた後や、治療を決める前の診察 | 別の意見も聞いてから決めたい希望 |
| 治療の途中 | 今後の方針を見直す説明を受ける診察 | 現在の治療予定と、意見を聞きたい内容 |
治療中の希望は、すでに予定されている通院や治療をどう続けるかと合わせて扱います。受けたいと考え始めた段階で伝えておくと、相談の日程が決まってから予定の重なりに気づく状況を避けやすくなります。
いつまでに治療を決めるかを共有する
意見を聞くために使える時間は、がんの種類や進み具合、予定される治療によって変わります。今の病状でいつまでに治療を選ぶ必要があるかを主治医に確かめ、その期限を踏まえて日程を調整するのが基本です。
治療の開始が大きく遅れると、病状によっては不利になり得ます。相談の予約は、主治医へ結果を伝えて治療を決める時間まで含めて組みましょう。
一方、予定を調整すれば、別の意見を聞くことと現在の治療日程を両立できる場合もあります。待てる期間は、今の病状に即した期限として主治医と共有しておくと安心です。
伝えずに受診すると診療情報が十分にそろわない
主治医に伝えて資料を用意してもらうと、これまでの診断や治療の経過を、別の医師が把握しやすくなります。伝えないまま受診すると、手元にある資料や自分の記憶だけでは、判断に必要な情報が不足するおそれがあります。
自分の説明だけでは補いにくい診療の記録
診療情報提供書は、これまでの病状や検査、治療の経過を医師がまとめる文書で、一般に紹介状と呼ばれます。検査結果などの資料と合わせて渡すことで、別の医師が現在の方針の前提を把握するために使われます。
診察で聞いた内容を覚えていても、検査の詳しい所見や治療を選んだ医学的な理由まで再現するのは負担です。画像のデータなど、自分の言葉では伝えられない情報もあるため、主治医を通して資料を渡す意味があります。
別の意見を聞きたいと主治医に伝える行為は、こうした情報を引き継ぐ出発点にもなります。希望を届けたうえで、診療資料の準備も主治医に頼みましょう。
伝えた場合と伝えなかった場合の違い
別の医師から自分の病状に即した意見を聞くには、情報がそろっているかが関わります。主治医に伝えるかどうかは、気持ちの問題に加え、相談の中身を支える資料にも影響する点に注意が必要です。
| 希望の伝達 | 手元にそろう資料 | 相談の中身への影響 |
|---|---|---|
| 主治医に伝えて資料を用意してもらう | 病状や治療経過をまとめた文書と検査結果 | 現在の方針の前提を共有して意見を聞きやすい |
| 伝えず、手持ちの資料だけで受診する | 本人が保管している資料に限られ、経過などが不足し得る | 個別の判断が難しく、追加資料が必要になり得る |
伝えた後も資料の準備には調整が要るため、希望を口にしただけですべての情報が相手へ届くわけではありません。必要な資料は受ける病院ごとに決まるので、主治医側との情報の受け渡しを伴います。
通常の診察を予約する前に相談の目的を伝える
セカンドオピニオンは、診療情報をもとに別の医師の意見を聞く機会です。その場では診察・検査・治療を行わないため、何も伝えずに通常の診察を受ける場合とは、受診の目的や準備が異なります。
言い出しにくさから先に別の病院へ連絡した場合も、そこで意見を聞きたい希望を主治医へ伝えるのは今からでも遅くないです。すでに予約があるなら、その日を含めて話すと、資料の準備と現在の診療予定を合わせて検討できます。
受ける窓口には、現在の治療について別の意見を聞きたいという目的を伝え、受診の扱いを確かめましょう。
申し出た後も今の診療を続けながら意見を持ち帰る
セカンドオピニオンは、今の主治医のもとで治療を受けることを前提に利用できます。申し出た後は、現在の診療予定を共有し、意見を聞いた結果を主治医へ伝える機会を残しておくと、その後の治療につながります。
希望を伝えることと診療を続けること
別の意見を求める申し出だけで、今の主治医との診療が終わるわけではありません。現在の病院で治療を続けたい希望があれば、申し出るときに添えておくと、受けた後をどう考えているかも共有できます。
大切なのは、意見を聞く前後も続く日々の診療です。今の通院予定と別の医師に意見を聞く予定を並べて捉えると、診療のどの部分を調整する必要があるかが具体的になります。
関係を保つための言葉だけに気を配るより、次の診察で何を話すかまで共有するほうが、申し出た後の見通しを持ちやすくなります。
申し出た後に共有しておく診療の予定
申し出た後は、別の意見を聞く予定と、現在の診療で続ける内容を主治医と確かめましょう。
- 治療を決める期限 … 今の病状でいつまでに方針を選ぶ必要があるか
- 現在の診療予定 … 続ける通院や検査、治療の日程
- 結果を伝える機会 … 別の意見を聞いた後に主治医と話す診察日
- 予定が合わないときの連絡先 … 受診先の看護師や相談窓口
相談日の決定を待って治療の日程まで保留にするのではなく、治療を決める期限を先に共有する形が基本です。
処方されている薬や予定された治療は、セカンドオピニオンを受けるという理由だけで自己判断で中断しないでください。
受けた後は結果を主治医へ伝える
別の医師の意見を聞いた後は、その結果を主治医へ伝え、今後の治療に戻る機会を持ちます。結果は報告書などの文書で受け取れることが多く、本人に渡される場合や、後日主治医へ送られる場合があります。
意見を聞く前に結果を伝える予定が共有されていれば、受けた後にどう切り出すかという負担も軽くなるでしょう。診察では、文書に書かれた内容に加え、説明を聞いて理解できた点や今の気持ちを伝える形です。
受け終わったという連絡まで含めて主治医とつながっておくと、相談した経験を現在の診療に結びつけやすくなります。
自分から言い出せないときは相談員や看護師を頼れる
言葉を用意しても伝える負担が大きいなら、相談員や看護師に間に入ってもらう方法があります。本人の希望を整理する支援と、診察で希望を伝えるための支援を、必要な場面に合わせて頼めます。
がん相談支援センターで伝える内容を整理する
がん相談支援センターは、がん診療連携拠点病院など、がんの診療を担う病院に置かれた相談窓口です。主治医への伝え方に悩むときや、何を聞きたいのかがまとまらないときに、相談員へ気持ちの整理を頼めます。
相談の入り口は、主治医との関係が心配なのか、診察室で言葉が出ないのかという、今困っている点です。すでに切り出して返事の意味をつかめなかった場合は、そのときのやり取りを伝えると、どこに助けが必要かを整理しやすくなります。
利用するときは、相談の受け付け方や費用、主治医への伝達をどこまで手伝ってもらえるかを窓口で確かめましょう。
頼みたい内容に合わせて相手を選ぶ
頼る相手は、気持ちを整理したいのか、診察で話す機会を作りたいのかによって選べます。対応できる範囲は病院で違うため、希望を主治医へ伝える支援が必要だと、最初に用件を示すと伝わりやすくなります。
| 間に入ってもらう相手 | 頼める内容 | 先に伝える点 |
|---|---|---|
| がん相談支援センターの相談員 | 不安を整理し、主治医へ伝える内容を一緒にまとめる支援 | 言い出せない理由と、別の意見を聞きたい気持ち |
| 受診先の看護師 | 診察で希望を話すための支援や、主治医への取り次ぎの相談 | 自分で話すのが難しい場面と次の診察日 |
| 病院の患者さんの相談窓口 | 伝え方に困った経緯の相談と、院内で対応する担当者への案内 | これまでのやり取りと、手伝ってほしい内容 |
診察日が近く、その場での支援が必要なら、まず受診先の看護師へ希望を届ける方法があります。
家族に代わりを頼むときも本人の希望を中心にする
家族に伝えてもらう場合は、本人が何を希望し、どの部分を代わりに話してほしいかを共有しておきます。家族の心配が強いときも、本人の希望と家族自身の希望を分けて話すと、誰が何を求めているかが明確です。
本人が途中まで話せるなら、最初の希望は自分で伝え、理由の説明を家族に補ってもらう形も選べます。すべてを代わりに話してもらう場合は、本人がうなずく、用意したメモを見せるなど、意思を伝えられる方法を合わせておくと安心です。
また、家族と話しても気持ちがまとまらない場合は、相談員を交えて整理する方法があります。本人が納得できる言葉を選ぶ時間を持つことが、主治医へ希望を届ける助けになります。
よくある質問
主治医に失礼だと思われない言い方はありますか?
納得して治療を決めたいという、自分の目的を添えて伝える言い方が基本です。医師の反応を必ず変えられる言葉はありませんが、受けたい希望と理由を短くまとめると、何を求めているかが伝わります。
言い方を考えても不安が強いときは、診察前にメモを作り、看護師や相談員に伝える場面の支援を頼めます。
前の診察で治療に同意しましたが、今から希望を伝えてもよいですか?
同意した後でも、別の意見を聞きたい気持ちは伝えられます。帰宅してから考えた経緯と、現在予定されている治療の日を添えると、どの時期までに話す必要があるかを共有できます。
ただし、相談に使える時間は今の病状によって決まります。治療の予定が迫っている場合は受診先へ早めに連絡し、自己判断で予定を取り消さず、主治医と日程を調整してください。
家族だけが受けたがっているときは、どう伝えればよいですか?
家族からの希望だと区別し、本人は今どう感じているかも合わせて伝えます。本人が迷っている場合は、その迷いを家族の賛成や反対で置き換えず、本人の言葉として残すのが基本です。
家族同士で話す負担が大きいなら、がん相談支援センターの相談員に、それぞれが何を心配しているかを整理する支援を頼めます。
申し出たときの返事が冷たく感じられたら、どうすればよいですか?
まず、希望への返事と、治療の日程などについて説明された内容を分けて整理します。返事が短く意味をつかめなかった場合は、何と言われたかをメモにしておくと、看護師や相談員へ状況を伝えやすくなります。
再び自分だけで話すのがつらいときは、受診先の看護師や患者さんの相談窓口に、主治医へ希望を伝える場面を手伝ってほしいと頼めます。治療を決める日が近い場合は、その日程も一緒に伝えると、必要な連絡を急ぐ理由が共有できます。
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この記事を書いた人 Wrote this article
前田 祐助 医学博士 / 医師
慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医