肺がんのステージ別生存率と予後|5年生存率の数値と前向きな捉え方を解説

肺がんのステージ別生存率と予後|5年生存率の数値と前向きな捉え方を解説

肺がんと診断された方やそのご家族が真っ先に気になるのは「自分のステージだと、生存率はどれくらいなのか」という点でしょう。不安な気持ちのまま数字だけを見つめると、どうしても暗い気持ちになりがちです。

しかし5年生存率はあくまで過去の統計データであり、一人ひとりの未来を決めつけるものではありません。分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の登場によって、肺がんの治療成績は年々改善しています。

この記事では、肺がんのステージ別5年生存率の具体的な数値を提示したうえで、数字との向き合い方や前向きに治療へ臨むための考え方を丁寧に解説します。

肺がんのステージ別5年生存率|まず全体の数字を押さえておく

肺がん全体の5年生存率は約35〜44%で、がん全体の平均(約64%)と比較するとやや厳しい数字です。ただし、ステージによって大きな差があり、早期であれば80%を超える生存率が報告されています。

5年生存率とは何を示す数値なのか

5年生存率は正式には「5年相対生存率」と呼ばれ、がんと診断されてから5年後に生存している方の割合を示した統計指標です。交通事故や他の病気による死亡の影響を除き、同じ年齢・性別の一般人口と比較して算出されます。

生存率が100%に近いほど治療効果が得やすいがんであり、0%に近いほど治療が難しいがんということになります。ただし、あくまで過去のデータから得られた「集団としての傾向」であって、個人の予後を正確に予測できるものではない点に注意が必要です。

肺がん全体の5年生存率は男女で差がある

国立がん研究センターの院内がん登録データによると、肺がん全体の5年生存率は男性で約30%、女性で約47%となっています。女性のほうが高い傾向にあるのは、喫煙習慣の違いや組織型(がんの種類)の分布の差が影響していると考えられています。

女性に多い肺腺がんは比較的薬物療法が効きやすいタイプであり、EGFR遺伝子変異の陽性率も高いため、分子標的薬の恩恵を受けやすいことが一因です。

肺がんのステージ別5年生存率(非小細胞肺がん)

ステージ5年生存率主な治療法
ステージ1約82%手術(肺葉切除)
ステージ2約53%手術+術後補助化学療法
ステージ3約30%化学放射線療法・手術
ステージ4約9%薬物療法中心

ステージ分類はTNM分類に基づいて決まる

肺がんのステージは、腫瘍の大きさや広がり(T)、リンパ節への転移の有無(N)、他の臓器への遠隔転移の有無(M)の3つの要素で決まります。この分類法を「TNM分類」といい、国際的に統一された基準です。

たとえばステージ1は腫瘍が肺の中にとどまりリンパ節転移がない状態を指し、ステージ4は肝臓・脳・骨など離れた臓器に転移が認められる状態を指します。画像検査や病理検査の結果を総合的に評価して判定されます。

ステージ1の肺がんは5年生存率約82%|早期発見なら完治も十分に見込める

ステージ1は肺がんのなかでも予後が良好なステージであり、手術で腫瘍を完全に切除できれば完治の見込みが十分にあります。早期発見がいかに大きな意味を持つかを示す数字です。

ステージ1の肺がんは手術で根治を狙える

ステージ1の非小細胞肺がんは腫瘍が4cm以下でリンパ節への転移がない段階であり、肺葉切除と呼ばれる手術が標準治療として行われます。手術でがんを完全に取り切ることができれば、多くの場合は根治が期待できます。

術後5年間を再発なく過ごせた場合は「治癒」とみなされるケースが多く、定期的な経過観察を続けることが求められます。

定期検診で見つかった肺がんはステージ1が多い

肺がんと診断されたときのステージ分布を見ると、全体の約54%がステージ1で発見されています。一方でステージ4で見つかる方も約26%を占めており、初期には自覚症状が出にくい肺がんの特性がうかがえます。

健康診断や人間ドックで偶然発見された方の割合はステージ1〜3では約15%、ステージ4では約7%と低下しています。やはり年に1回の検診が早期発見の鍵を握っているといえるでしょう。

早期でも油断は禁物|術後の定期フォローが再発防止に直結する

ステージ1の肺がんであっても、術後に再発するケースはゼロではありません。肺がんの再発は術後2年以内に多く、5年を過ぎると再発リスクは大幅に下がるとされています。

定期的なCT検査や血液検査で微小な再発を早期に捉えることが、長期生存につながります。主治医の指示に従って通院スケジュールを守ることが何よりも大切です。

発見経緯ステージ1〜3ステージ4
検診で発見約15%約7%
症状で受診約85%約93%

ステージ2・ステージ3の肺がん生存率と予後|治療の選択肢はまだ残っている

ステージ2の5年生存率は約53%、ステージ3は約30%です。数字だけを見ると厳しく感じるかもしれませんが、手術・化学療法・放射線療法を組み合わせた集学的治療によって予後の改善が期待できるステージでもあります。

ステージ2は手術と術後補助化学療法の組み合わせが基本

ステージ2の非小細胞肺がんは、腫瘍がやや大きい、あるいは近くのリンパ節にがんが広がった状態です。手術で腫瘍を切除したうえで、再発を防ぐ目的で術後にシスプラチンベースの抗がん剤治療を追加するのが標準的な治療方針となります。

EGFR遺伝子変異が陽性の場合はオシメルチニブの術後投与、PD-L1が陽性の場合はアテゾリズマブの術後投与が選択肢に入ることもあり、個別化医療が進んでいます。

ステージ3は化学放射線療法の後に免疫療法を加える治療戦略が広がっている

ステージ3の肺がんは、胸部のリンパ節や周囲の組織にがんが広がった状態を指します。手術が可能なケースもありますが、多くの場合は化学療法と放射線治療を同時に行う「化学放射線療法」が治療の軸になります。

近年では化学放射線療法の後に免疫チェックポイント阻害薬のデュルバルマブを1年間投与する治療法が標準化され、5年生存率が約40%に向上したというデータも報告されています。10年前と比べると、ステージ3の治療成績は着実に改善しています。

ステージ2・3の治療と5年生存率

ステージ5年生存率治療方針
ステージ2約53%手術+術後補助化学療法
ステージ3(手術可能)約30〜40%手術+化学療法
ステージ3(手術困難)約30〜40%化学放射線療法+免疫療法

ステージ2・3でも遺伝子検査の結果が治療を大きく変える

肺がんの治療方針を決めるうえで、遺伝子検査は欠かせない存在になりました。EGFR遺伝子変異やALK融合遺伝子といった「ドライバー遺伝子変異」が見つかれば、それに対応する分子標的薬を使用することでがん細胞を効率的に抑えることが可能です。

日本人の肺腺がんではEGFR遺伝子変異が約40%の割合で認められるとの報告があり、遺伝子検査の結果次第で治療の幅が大きく広がります。主治医に積極的に相談し、自分のがんの性質を正しく把握することが治療への第一歩となるでしょう。

ステージ4の肺がんでも5年生存率は0%ではない|分子標的薬と免疫療法が支える希望

ステージ4の肺がんの5年生存率は約9%であり、決して高い数字とはいえません。しかし分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の登場により、かつては数カ月とされていた生存期間が数年に延びるケースも出てきました。

ステージ4は他の臓器への転移がある段階

ステージ4はがん細胞が血液やリンパの流れに乗って肺から離れた臓器に転移した状態です。主な転移先は脳、骨、肝臓、副腎などで、転移先によって現れる症状も異なります。

手術で腫瘍をすべて取り除くことは難しいため、治療は薬物療法が中心になります。がんの進行を抑えつつ、生活の質を維持することが重要な目標となります。

分子標的薬の奏効率は60%以上|従来の抗がん剤を大きく上回る

がん細胞に特有の遺伝子変異を標的とする分子標的薬は、従来の抗がん剤と比べて高い奏効率を示しています。どの薬剤でも60%以上の奏効率が報告されており、抗がん剤の30〜40%と比較すると治療効果の差は歴然です。

分子標的薬は基本的に内服薬であるため、入院の必要がなく自宅で日常生活を送りながら治療を続けられる点も大きなメリットです。EGFR遺伝子変異やALK融合遺伝子が陽性であれば、主治医と相談して分子標的薬の使用を検討する価値は十分にあるでしょう。

免疫チェックポイント阻害薬で「治癒」に近い状態を維持する方も現れている

2015年以降、ニボルマブやペムブロリズマブといった免疫チェックポイント阻害薬が肺がんの治療に使えるようになり、治療の風景は大きく変わりました。従来の抗がん剤では考えられなかった長期生存を達成する方が報告されるようになっています。

免疫チェックポイント阻害薬が効いた患者さんのなかには、投与を終えた後もがんが再増大せず安定した状態を長期間保てるケースがあります。一部の研究者は「約15%の患者さんが治癒に近い状態に到達するのではないか」と指摘しています。

治療法特徴対象
分子標的薬奏効率60%以上、内服可能ドライバー遺伝子変異陽性
免疫チェックポイント阻害薬長期生存の可能性PD-L1陽性の方を中心に
細胞障害性抗がん剤幅広い適応上記が適さない場合

非小細胞肺がんと小細胞肺がんで生存率はまるで違う

肺がんは大きく「非小細胞肺がん」と「小細胞肺がん」に分けられ、それぞれ5年生存率も治療方針も大きく異なります。自分のがんがどちらのタイプなのかを正確に知ることが、治療方針を考えるうえで出発点になります。

非小細胞肺がんの5年生存率は全体で約48%

肺がん全体の約85%を占める非小細胞肺がんは、腺がん・扁平上皮がん・大細胞がんなどのタイプに分かれます。5年生存率は全体で約47.5%であり、小細胞肺がんと比較すると治療成績が良好です。

腺がんは非喫煙者や女性に多いタイプで、EGFR遺伝子変異やALK融合遺伝子が見つかりやすいことから、分子標的薬の恩恵を受けやすい特徴があります。一方で扁平上皮がんは喫煙との関連が深く、男性に多く見られます。

小細胞肺がんの5年生存率は約12%|進行の速さが予後を厳しくしている

小細胞肺がんは肺がん全体の約15%を占め、増殖や転移のスピードが非常に速いのが特徴です。5年生存率は約11.5%と低く、多くの場合はステージ4で発見されます。

手術を行っても再発する確率が高いため、治療は抗がん剤と放射線を組み合わせた方法が中心です。近年は免疫チェックポイント阻害薬を抗がん剤と併用することで、従来の5年生存率2%から12%へ改善したというデータも報告されています。

非小細胞肺がんと小細胞肺がんのステージ別5年生存率

ステージ非小細胞肺がん小細胞肺がん
ステージ1約82%約43%
ステージ2約53%約29%
ステージ3約30%約18%
ステージ4約9%約2%

組織型の違いを知ることが適切な治療へつながる

肺がんの治療は「非小細胞肺がんか小細胞肺がんか」という分類を起点にして組み立てられます。非小細胞肺がんであれば遺伝子検査で分子標的薬の適応を確認する流れになります。

小細胞肺がんであれば化学療法と放射線治療の併用を基本に、免疫療法の追加を検討するという方針が一般的です。

治療方針を正しく立てるためにも、生検(がん組織の採取)で組織型を確定させることが欠かせません。「自分のがんはどのタイプなのか」を主治医に確認し、納得したうえで治療に臨むことが重要です。

肺がんの予後はステージだけで決まるのか?|生存率を左右する意外な要因

生存率を左右するのはステージだけではありません。がんの組織型、遺伝子変異の種類、患者さん自身の体力や年齢、治療への反応性など、複数の要因が複雑に絡み合って一人ひとりの予後が決まります。

ドライバー遺伝子変異の有無で治療効果に大きな差が出る

肺がん細胞の中にEGFR遺伝子変異やALK融合遺伝子などの「ドライバー遺伝子変異」が見つかるかどうかは、治療効果を大きく左右します。

これらの変異がある場合は、それぞれに対応した分子標的薬を使うことで、がんの増殖を効率的に抑え込むことが可能です。

EGFR遺伝子変異は日本人の肺腺がんの約40%に認められるため、該当する方は決して少なくありません。遺伝子検査を受けることで「自分に合った治療」が見つかる可能性が広がります。

全身状態(パフォーマンスステータス)が良好なほど治療の選択肢が増える

パフォーマンスステータス(PS)とは、患者さんの日常生活における活動度を0〜4の5段階で評価する指標です。PSが良好であれば、より積極的な治療を受けられるため、結果的に予後の改善につながりやすくなります。

逆に全身状態が低下していると、副作用のリスクが高まるため使用できる薬剤が制限されてしまいます。日頃から栄養バランスのとれた食事や適度な運動を心がけ、体力を維持する努力が治療を支える土台になるでしょう。

年齢や喫煙歴も予後に影響する

一般的に、若年で発見された肺がんのほうが治療に対する体力的な余裕があり、積極的な治療を受けやすいとされています。また、喫煙歴のある方は扁平上皮がんの比率が高くなる傾向があり、遺伝子変異のタイプや免疫療法への反応にも影響が及びます。

興味深いことに、免疫チェックポイント阻害薬は喫煙歴のある方のほうが効きやすいという報告もあります。喫煙歴があるからといって治療の道が閉ざされるわけではなく、むしろ免疫療法の恩恵を受けやすいケースもあることは知っておいてよいでしょう。

  • がんの組織型(腺がん、扁平上皮がん、小細胞がんなど)
  • ドライバー遺伝子変異(EGFR、ALK、ROS1など)の有無
  • PD-L1発現率(免疫療法の効きやすさの指標)
  • 全身状態(パフォーマンスステータス)
  • 年齢、性別、喫煙歴
  • 合併症の有無と治療への意欲

生存率の数字に振り回されない|前向きに治療と向き合うために大切なこと

5年生存率はあくまで統計データであり、あなた自身の結末を決定づけるものではありません。数字を正しく受け止めたうえで、自分にできることに集中して前向きに過ごすことが、結果的に治療の効果を高めることにもつながります。

生存率は「過去のデータ」であることを忘れないでほしい

  • 生存率は数年前に診断された患者さんのデータから算出されている
  • 統計には新しい治療法の効果が十分に反映されていない
  • 分子標的薬や免疫療法の普及により、現在の実質的な生存率はさらに改善している

現在公表されている5年生存率の多くは、2014〜2015年に診断された方のデータに基づいています。免疫チェックポイント阻害薬が本格的に普及したのは2016年以降であり、これから公表される統計では生存率がさらに上昇する見込みです。

つまり、いま治療を受けている方は過去の統計データよりも良い条件で治療に臨んでいるといえます。「あの数字は自分には当てはまらないかもしれない」と考えることは、決して楽観的すぎることではありません。

主治医との信頼関係が治療を前に進める原動力になる

不安や疑問を抱えたまま治療を続けることは、精神的にも肉体的にも大きな負担になります。わからないことがあれば遠慮なく主治医に質問し、治療方針について納得したうえで進めることが大切です。

セカンドオピニオンを活用することも一つの手段です。別の専門医の意見を聞くことで、治療への理解が深まり、自分の選んだ治療法に対する安心感が得られることもあるでしょう。

心と体の両面からケアすることが長期生存につながる

肺がんの治療は長期にわたることも多く、治療中の生活の質を保つことも予後に影響する要因の一つです。栄養管理、適度な運動、十分な睡眠といった基本的な生活習慣を整えることが、治療を乗り越える体力づくりに直結します。

また、心のケアも見落とせません。がんの診断後に不安やうつ症状を感じる方は少なくなく、がん相談支援センターや心療内科のサポートを受けることで精神的な負担を軽減できます。

一人で抱え込まず、周囲の力を借りることも前向きな治療生活の一部です。

よくある質問

肺がんの5年生存率はステージが進むとどれくらい下がる?

非小細胞肺がんの場合、ステージ1の5年生存率は約82%ですが、ステージ2で約53%、ステージ3で約30%、ステージ4で約9%と、ステージが上がるにつれて大きく低下します。

ただし、これはあくまで統計上の平均値であり、がんの組織型や遺伝子変異の有無、治療への反応性によって個人差が大きい点にご留意ください。特にステージ3では免疫療法の併用により5年生存率が40%近くまで改善したという報告もあります。

肺がんのステージ4でも長期生存は期待できる?

ステージ4の肺がんであっても、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の進歩によって、5年以上生存される方が出てきています。分子標的薬が効くタイプの遺伝子変異が見つかった場合、生存期間の中央値が2〜3年に延びたという研究結果もあります。

免疫チェックポイント阻害薬においても、薬が効いた方のなかには治療を終えた後も安定した状態を長く維持できるケースが報告されており、かつてとは大きく状況が変わりつつあります。

肺がんの生存率は非小細胞肺がんと小細胞肺がんでどれほど違う?

非小細胞肺がんの全ステージを合わせた5年生存率は約47.5%であるのに対し、小細胞肺がんは約11.5%と大きな開きがあります。

小細胞肺がんは増殖が非常に速く転移しやすい性質を持つため、発見時にはすでに進行しているケースが多いことが生存率の低さにつながっています。

しかし、小細胞肺がんに対しても免疫チェックポイント阻害薬と抗がん剤の併用療法が標準治療に組み込まれるようになり、徐々に治療成績は改善してきています。

肺がんの予後は遺伝子検査の結果でどのように変わる?

肺がん細胞にEGFR遺伝子変異やALK融合遺伝子などのドライバー遺伝子変異が見つかった場合、それぞれに対応する分子標的薬を使用でき、治療の奏効率が大幅に向上します。

日本人の肺腺がんではEGFR遺伝子変異が約40%の割合で見つかるため、検査を受ける意義は非常に大きいといえます。

遺伝子変異が陰性の場合も、PD-L1の発現率が高ければ免疫チェックポイント阻害薬の効果が期待できるため、遺伝子検査とあわせてPD-L1検査も行うことが推奨されています。検査結果を活用した個別化治療が、肺がんの予後改善に大きく貢献しています。

肺がんの5年生存率は今後さらに改善される見込みはある?

分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬が本格的に普及し始めたのは2015〜2016年以降です。

現在公表されている5年生存率の多くはそれ以前のデータに基づいているため、今後新しいデータが反映されるにつれて統計上の数字も向上していくと考えられます。

また、がん遺伝子パネル検査の普及によって一人ひとりに合った治療を選びやすくなっていることや、新たな薬剤の開発が続いていることからも、肺がんの5年生存率は今後も改善傾向が続く見通しです。

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この記事を書いた人 Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助 医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医