膵臓がんによる背中の痛みの場所はどこ?特徴的な痛み方と見極めのポイント

膵臓がんによる背中の痛みの場所はどこ?特徴的な痛み方と見極めのポイント

「最近、背中の痛みが続いていて、もしかして膵臓がんでは…」と不安を感じている方は少なくないでしょう。膵臓がんは初期症状が乏しく、気づいたときには進行していることが多いがんの一つです。

背中の痛みは膵臓がんの代表的な自覚症状であり、とくに左側の背中から腰にかけて鈍い痛みが続くのが特徴とされています。ただし、背中の痛みだけで膵臓がんと断定はできません。

この記事では、膵臓がんで背中が痛む場所や痛みの特徴、一般的な腰痛との見分け方、そして医療機関を受診すべきタイミングまで、医学的根拠に基づいてわかりやすく解説します。

膵臓がんで背中が痛くなるのは本当か?痛みが起こる仕組みと原因

膵臓がんによる背中の痛みは、約50〜70%の患者さんに認められる主要な症状の一つです。膵臓は胃の裏側、背骨の前に位置する臓器であるため、がんが大きくなると周囲の神経に影響を及ぼし、背中に痛みが広がります。

膵臓が背中側にある臓器だからこそ痛みが背中に伝わる

膵臓は「後腹膜臓器(こうふくまくぞうき)」と呼ばれ、お腹の奥深く、背骨のすぐ前に位置しています。一般的な臓器よりも身体の後ろ側にあるため、膵臓にできた腫瘍が周囲の組織を圧迫すると、その痛みは背中に伝わりやすいのです。

また、膵臓の周りには太い神経の束(腹腔神経叢=ふくくうしんけいそう)が走っています。がん細胞がこの神経に浸潤(しんじゅん:入り込むこと)すると、持続的で重だるい痛みが生じます。

がん細胞が神経に浸潤して痛みを引き起こす

膵臓がんの大きな特徴として、神経への浸潤率が80〜100%と非常に高いことが挙げられます。がん細胞が神経の鞘(さや)を破壊しながら進行するため、一般的な内臓の痛みとは異なる、神経由来の痛み(神経障害性疼痛)を感じることがあります。

膵臓がんの痛みに関わる主な要因

要因痛みとの関連
腫瘍の大きさ大きくなるほど周囲を圧迫し痛みが強くなる
神経浸潤がん細胞が神経に入り込み持続的な疼痛が生じる
膵管の閉塞膵液の流れが滞り内圧が上昇して痛む
炎症反応がん周囲の炎症が神経を刺激する

腫瘍の部位によって痛みの出方が変わる

膵臓は頭部・体部・尾部の3つに分かれています。体部や尾部にがんができた場合は、背中の痛みが強く出やすい傾向にあります。一方、膵頭部のがんでは黄疸(おうだん)が先に現れることが多く、痛みが目立たない場合もあるでしょう。

腫瘍の場所と痛みの関係を知っておくと、自分の症状を医師に正確に伝えるときに役立ちます。

膵臓がんによる背中の痛みが出やすい場所と範囲を正確に知っておこう

膵臓がんの背中の痛みは、主に左側の背中中央から腰にかけての範囲に出やすいことが報告されています。痛みの場所を具体的に把握することで、医療機関での相談がスムーズになります。

左側の背中から腰にかけてのエリアに痛みが集中する

膵臓は身体のやや左寄りに位置するため、がんが発生すると左背部に痛みを感じるケースが多くみられます。とくに肩甲骨の下あたりから腰の上部にかけて、広い範囲にぼんやりとした鈍痛が続く傾向です。

痛みは「ピンポイントでどこが痛い」というよりも、じわじわと広がるような感覚であることが多いでしょう。

みぞおちの奥に響くような痛みが背中まで回ることもある

膵臓がんでは腹部の痛みと背部の痛みが同時に現れることも珍しくありません。みぞおち付近に重苦しさを感じ、その痛みが背中側に「突き抜ける」ような感覚を訴える方もいます。

この「腹部と背部の痛みが連動する」という点は、筋骨格系の腰痛にはない特徴です。

食後や夜間に痛みが増す場合は注意が必要

膵臓がんの痛みは、食事の後や夜間の仰向け姿勢で悪化しやすいという報告があります。膵臓が食事に反応して活動すると、腫瘍による圧迫が強まるためと考えられています。仰向けに寝ると膵臓が背骨に押し付けられる格好になるため、夜間に痛みが強くなることもあります。

痛みの場所痛みの感じ方がんの位置との関連
左背部の中央〜腰鈍い持続痛膵体部・膵尾部のがん
右背部〜肩甲骨下鈍痛や圧迫感膵頭部のがん
みぞおち〜背中貫通するような痛み膵臓全体に及ぶがん

ただの腰痛と膵臓がんの背中の痛みはどう見分ければよいか

背中の痛みといえば、多くの方がまず筋肉疲労やヘルニアなどを思い浮かべるでしょう。膵臓がんによる痛みにはいくつかの特徴的なパターンがあり、一般的な腰痛とは異なる点を知ることで、適切な受診のきっかけをつかめます。

体を動かしても痛みの強さが変わらないのが膵臓がんの痛みの特徴

筋肉や骨格が原因の腰痛は、前かがみや体をひねった瞬間にズキッと痛みが走り、安静にすると和らぐことが一般的です。一方、膵臓がんによる背中の痛みは、姿勢や動作に関係なくじわじわと続きます。

ストレッチやマッサージで改善しないという点も、内臓由来の痛みを疑う手がかりになります。

痛みが数週間以上途切れずに続く場合は要注意

ぎっくり腰や筋肉痛であれば、通常は1〜2週間ほどで症状が軽くなっていきます。しかし膵臓がんの痛みは、日を追うごとに少しずつ強くなり、改善の兆しがみられません。2週間以上にわたって背中の痛みが続く場合は、一度専門医を受診したほうが安心でしょう。

膵臓がんの痛みと一般的な腰痛の違い

項目一般的な腰痛膵臓がんの痛み
きっかけ動作や姿勢の変化明確なきっかけがない
安静時の変化楽になることが多い変化しない・悪化する
持続期間数日〜2週間程度数週間〜数か月以上
痛みの経過改善傾向徐々に悪化

市販の鎮痛薬が効かない痛みには内臓の異常を疑おう

ロキソプロフェンやイブプロフェンなどの一般的な鎮痛薬を服用しても痛みが和らがない場合、筋骨格系以外の原因を考える必要があります。膵臓がんの痛みは神経浸潤に由来するケースが多いため、通常の消炎鎮痛薬だけでは十分にコントロールできないことがあるのです。

膵臓がんの背中の痛みと一緒に出やすい他の症状にも目を向けよう

膵臓がんは背中の痛み単独で発見されるよりも、複数の症状が重なって見つかるケースが大半です。背中の痛みに加えて以下のような変化が現れた場合、早めの受診につなげてください。

急な体重減少と食欲の低下が同時に起きている

膵臓がんの患者さんの約70%に体重減少がみられるとされています。特別なダイエットをしていないにもかかわらず、数か月で3〜5kg以上体重が落ちている場合は注意が必要です。食欲の低下や少量で満腹になる感覚も、膵臓がんの初期にみられる症状です。

皮膚や白目が黄色くなる黄疸は膵頭部がんに多い

膵臓の頭部にがんができると胆管(たんかん)を圧迫し、胆汁の流れが滞ることで黄疸が現れます。尿の色が濃くなったり、便が白っぽくなったりする変化にも気を配りましょう。背中の痛みと黄疸が同時にある場合、膵臓がんの可能性はさらに高まります。

突然の糖尿病発症や血糖値の急な悪化にも警戒が必要

50歳以降に糖尿病を新たに発症した方や、治療中の糖尿病が急にコントロールしにくくなった方のなかに、膵臓がんが隠れているケースがあります。膵臓はインスリン(血糖値を下げるホルモン)を分泌する臓器です。がんによって膵臓の機能が低下すると、血糖値のバランスが崩れやすくなります。

  • 原因不明の背中の痛みが2週間以上続いている
  • 3か月以内に5%以上の体重が減少した
  • 皮膚や白目の黄染、濃い色の尿、白色便がある
  • 50歳以降に新たに糖尿病と診断された
  • 腹部の膨満感や吐き気が続いている

背中の痛みが気になったら受けるべき検査と受診のタイミング

膵臓がんは早期に発見できれば治療の選択肢が広がります。背中の痛みが長引く場合、まずは消化器内科やかかりつけ医を受診し、適切な検査を受けましょう。

まずは血液検査と腹部超音波(エコー)で全体像を確認する

膵臓がんの診断には段階的なアプローチが使われます。第一歩として血液検査で腫瘍マーカー(CA19-9やCEA)の値を確認し、あわせて腹部超音波検査で膵臓の状態を大まかに調べます。超音波検査は痛みもなく負担が少ないため、スクリーニング(ふるい分け)検査として広く用いられています。

造影CTやMRIで膵臓の詳細を正確に映し出す

超音波検査で異常が疑われた場合は、造影CT(コンピュータ断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像法)でさらに詳しく調べます。造影CTは膵臓がんの診断や進行度の判定において中心的な役割を担う画像検査です。腫瘍の大きさ、周囲の血管への浸潤、転移の有無まで評価できます。

膵臓がんが疑われるときの主な検査の流れ

検査名特徴
血液検査(腫瘍マーカー)CA19-9やCEAの上昇を確認する
腹部超音波検査負担が少なく第一段階として有用
造影CT腫瘍の位置・大きさ・進行度を評価する
MRI / MRCP膵管や胆管の状態を詳しく描出する
超音波内視鏡(EUS)膵臓に近い位置から高精細に観察し、組織を採取できる

超音波内視鏡(EUS)は膵臓がんの確定診断に欠かせない検査

超音波内視鏡は、胃や十二指腸の内側から膵臓を至近距離で観察できる検査です。通常の超音波では描出しにくい小さな腫瘍も発見しやすく、針を刺して組織を採取する「EUS-FNA(超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診)」を行えば、がん細胞の有無を直接確認できます。

膵臓がんの痛みを和らげるために取り入れたい対処法

膵臓がんの痛みは患者さんの生活の質を大きく左右します。痛みの種類や強さに応じた管理法を知っておくことで、日常生活を少しでも楽に過ごせるようになります。

WHO方式の段階的な鎮痛法で痛みの強さに合わせる

WHO(世界保健機関)が提唱する三段階除痛ラダーでは、痛みの強さに応じて使用する薬を段階的に強くしていきます。軽度の痛みには非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、中等度には弱オピオイド、強い痛みにはモルヒネなどの強オピオイドを使います。

医師と相談しながら痛みの程度を正確に伝えることが、効果的な痛みのコントロールにつながります。

腹腔神経叢ブロックで内臓の痛みを根元から緩和する方法

薬物療法だけでは痛みが十分にコントロールできない場合、「腹腔神経叢ブロック(ふくくうしんけいそうブロック)」という処置が選択肢になります。これは膵臓から脳へ痛みの信号を伝える神経の束にアルコールやフェノールを注入し、痛みの伝達を遮断する方法です。

超音波内視鏡を利用した手技も普及しており、約4週間にわたって痛みの軽減が期待できるとの研究報告があります。

前かがみの姿勢や横向きの体勢で痛みを楽にする工夫

膵臓がんの痛みは仰向けの姿勢で悪化しやすいため、上体を少し起こした姿勢やエビのように丸くなる「前かがみの体勢」をとると楽になることがあります。寝るときにクッションを抱えて横向きになるなど、日常生活のなかでできる姿勢の工夫も痛みの緩和に役立つでしょう。

  • NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)による初期段階の鎮痛
  • オピオイド鎮痛薬の段階的な導入と用量調整
  • 腹腔神経叢ブロックによる神経遮断
  • 姿勢の工夫(前かがみ・側臥位)
  • 緩和ケアチームとの早期連携

膵臓がんの早期発見につなげるために日常で気をつけるべきサイン

膵臓がんは症状が現れにくいがんですが、診断よりも数か月前から何らかの身体の変化が出ていることが多いと報告されています。日頃の「なんとなく調子が悪い」という感覚を見逃さないことが、早期受診への第一歩です。

背中の鈍痛と消化器症状の組み合わせは見過ごさない

背中の痛みに加えて、食後の胃もたれや軽い吐き気が1か月以上続いている場合は、膵臓を含む消化器の精密検査を受けてみてください。単独では見逃されやすい症状も、組み合わせで考えると膵臓がんの手がかりになることがあります。

膵臓がんを疑うべき症状の組み合わせ例

症状の組み合わせ受診の目安
背中の痛み+体重減少早めに消化器内科へ相談
腹痛+黄疸すみやかに専門医を受診
新規糖尿病+消化不良膵臓の検査を依頼する

40歳以上で家族にがん歴がある方は定期的なチェックを習慣にしよう

膵臓がんのリスクが高いとされるのは、家族に膵臓がんの既往がある方、慢性膵炎の方、50歳以降に糖尿病を発症した方などです。

とくに血縁者に膵臓がんの患者さんがいる場合は、症状がなくても年1回程度の腹部超音波検査やCT検査を受けることを検討してみてください。

受診を先延ばしにしないことが早期発見への近道になる

背中の痛みを「疲れのせいだろう」と自己判断し、受診のタイミングを逃してしまう方は少なくありません。膵臓がんは進行が速いため、違和感を覚えた時点で行動に移すことがとても大切です。「大丈夫だったらそれでいい」という気持ちで、気軽に医師に相談してみましょう。

よくある質問

膵臓がんによる背中の痛みは左右どちらに出やすいか?

膵臓がんによる背中の痛みは左側に出やすい傾向があります。膵臓は身体のやや左寄りに位置しており、とくに膵体部や膵尾部にがんが発生した場合、左背部から腰にかけて鈍い痛みを感じるケースが多く報告されています。

ただし膵頭部にがんがある場合は右寄りの背中や肩甲骨付近に痛みが出ることもあるため、左右だけで判断するのは難しいでしょう。痛みの場所に加えて、持続性や他の症状も含めて総合的に考えることが大切です。

膵臓がんの背中の痛みはどのような痛み方をするのか?

膵臓がんの背中の痛みは、ズキズキとした鋭い痛みではなく、じわじわと広がる鈍い痛みが特徴です。多くの場合、安静にしていても痛みが和らがず、体を動かしても大きな変化がありません。

食事の後や夜間に仰向けで寝ているとき、痛みが増すことがあります。前かがみの姿勢をとると楽になるという方もいるため、痛みのパターンをメモしておくと受診時に役立ちます。

膵臓がんの背中の痛みは初期段階から現れるのか?

膵臓がんの初期段階では背中の痛みが出ないことのほうが多いとされています。膵臓は周囲にスペースが少ない臓器であるため、腫瘍がある程度大きくなって初めて神経を圧迫し、痛みを自覚する方がほとんどです。

研究によると、背中の痛みが現れた膵臓がんの患者さんは、痛みのない患者さんに比べて腫瘍が大きい傾向にあり、切除可能な段階を過ぎている割合が高いと報告されています。だからこそ、他の微妙な変化にも敏感でいることが重要です。

膵臓がんの背中の痛みで病院に行くなら何科を受診すべきか?

膵臓がんを疑って受診する場合は、消化器内科または消化器外科が適しています。まずはかかりつけの内科医に相談し、紹介状をもらって専門の医療機関を受診するのがスムーズな流れでしょう。

整形外科で腰痛の治療を受けても改善がみられない場合は、内臓の問題を視野に入れ、消化器の専門科へ相談してみてください。画像検査や血液検査を組み合わせることで、膵臓の状態を詳しく調べることができます。

膵臓がんの背中の痛みはストレッチやマッサージで和らぐのか?

膵臓がんが原因の背中の痛みは、ストレッチやマッサージでは根本的に改善しません。なぜなら、この痛みは筋肉の緊張やコリではなく、がん細胞が神経に浸潤することで引き起こされているためです。

もちろん筋肉のこわばりが痛みを増幅させている可能性はあるため、リラクゼーションとして一時的に楽に感じることはあるかもしれません。しかし、数日たっても痛みが元通りに戻る場合は、整体やマッサージに通い続けるのではなく、医療機関で内臓の検査を受けることが賢明です。

References

Ridder, G. J., & Klempnauer, J. (1995). Back pain in patients with ductal pancreatic cancer. Its impact on resectability and prognosis after resection. Scandinavian Journal of Gastroenterology, 30(12), 1216–1220. PMID: 9053977

Okusaka, T., Okada, S., Ueno, H., Ikeda, M., Shimada, K., Yamamoto, J., Kosuge, T., Yamasaki, S., Fukushima, N., & Sakamoto, M. (2001). Abdominal pain in patients with resectable pancreatic cancer with reference to clinicopathologic findings. Pancreas, 22(3), 279–284. PMID: 11291930

Ceyhan, G. O., Bergmann, F., Kadihasanoglu, M., Altintas, B., Demir, I. E., Hinz, U., Müller, M. W., Giese, T., Büchler, M. W., Giese, N. A., & Friess, H. (2009). Pancreatic neuropathy and neuropathic pain—a comprehensive pathomorphological study of 546 cases. Gastroenterology, 136(1), 177–186.e1. PMID: 18992743

Ceyhan, G. O., Demir, I. E., Rauch, U., Bergmann, F., Müller, M. W., Büchler, M. W., Friess, H., & Schäfer, K. H. (2009). Pancreatic neuropathy results in “neural remodeling” and altered pancreatic innervation in chronic pancreatitis and pancreatic cancer. American Journal of Gastroenterology, 104(10), 2555–2565. PMID: 19568227

Demir, I. E., Friess, H., & Ceyhan, G. O. (2012). Neural invasion in pancreatic cancer: The past, present and future. Cancers, 4(4), 1110–1145. PMID: 24281170

Stapley, S., Peters, T. J., Neal, R. D., Rose, P. W., Walter, F. M., & Hamilton, W. (2012). The risk of pancreatic cancer in symptomatic patients in primary care: A large case-control study using electronic records. British Journal of Cancer, 106(12), 1940–1944. PMID: 22617126

Arcidiacono, P. G., Calori, G., Carrara, S., McNicol, E. D., & Testoni, P. A. (2011). Celiac plexus block for pancreatic cancer pain in adults. Cochrane Database of Systematic Reviews, (3), CD007519. PMID: 21412903

Loveday, B. P. T., Lipton, L., & Thomson, B. N. (2019). Pancreatic cancer: An update on diagnosis and management. Australian Journal of General Practice, 48(12), 826–831. PMID: 31774983

Manrai, M., Tilak, T. V. S. V. G. K., Dawra, S., Srivastava, S., & Singh, A. (2023). Pre-diagnosis pain in patients with pancreatic cancer signals the need for aggressive symptom management. Cancers, 15(11), 3013. PMID: 37285228

Goggins, M., Overbeek, K. A., Brand, R., Syngal, S., Del Chiaro, M., Bartsch, D. K., Bassi, C., Carrato, A., Farrell, J., … Canto, M. I. (2020). Management of patients with increased risk for familial pancreatic cancer: Updated recommendations from the International Cancer of the Pancreas Screening (CAPS) Consortium. Gut, 69(1), 7–17. DOI: 10.1136/gutjnl-2019-319352

この記事を書いた人 Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助 医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医