
膵臓がんは初期症状がほとんどなく、気づいたときには進行していることが多い「沈黙のがん」です。5年生存率は約10%前後と厳しい数字ですが、早い段階で見つけることができれば手術による根治も期待できます。
血液検査で調べる腫瘍マーカー、腹部超音波(エコー)検査、CT検査、MRI検査など、膵臓がんの発見に使われる検査方法は複数あり、それぞれに得意な領域と限界があります。
この記事では、各検査の特徴や精度、どの検査をいつ受けるべきかを詳しく解説します。ご自身やご家族の健康を守る手がかりとして、ぜひ最後までお読みください。
膵臓がんはなぜ見つかりにくい?早期発見が生死を分ける
膵臓がんの発見が遅れる最大の理由は、膵臓が胃や十二指腸の裏側に位置する「体の奥深く」にある臓器だからです。初期の段階では自覚症状がほとんどなく、がんが大きくなって初めて腹痛や体重減少、黄疸といった症状が現れます。
膵臓の位置と構造が検査を難しくしている
膵臓は長さ約15cmほどの細長い臓器で、胃の後ろ側に横たわっています。周囲を他の臓器や脂肪組織に囲まれているため、通常の健康診断では異常を見逃しやすいのが実情です。
早期のステージで見つかれば手術で根治を目指せる
膵臓がんは進行の速いがんとして知られていますが、ステージIの段階で発見された場合の5年生存率は30~40%程度まで上がるとされています。転移が見られる進行例ではこの数字が数%まで低下してしまうため、少しでも早い段階で診断を確定させることが命を守る鍵になります。
膵臓がんの進行度と5年生存率の目安
| ステージ | がんの広がり | 5年生存率の目安 |
|---|---|---|
| I期 | 膵臓内に限局 | 約30~40% |
| II期 | 膵臓周囲に浸潤 | 約10~15% |
| III期 | 主要血管に及ぶ | 約5~10% |
| IV期 | 遠隔転移あり | 約2~5% |
こんな症状がある人はすぐ検査を受けてほしい
原因不明の腹部や背中の鈍い痛み、急激な体重減少、食欲の低下、皮膚や白目が黄色くなる黄疸は膵臓がんのサインかもしれません。50歳以降に突然糖尿病を発症した場合も注意が必要でしょう。
膵臓がんの血液検査で調べる腫瘍マーカーCA19-9とCEA
膵臓がんのスクリーニングで最初に行われることが多いのが血液検査による腫瘍マーカーの測定です。なかでもCA19-9は膵臓がんとの関連が深く、臨床現場で広く用いられていますが、これ単独でがんの確定診断を下すことはできません。
CA19-9は膵臓がんで最も使われる血液中の目印
CA19-9(糖鎖抗原19-9)は、膵臓がんの患者さんで高値を示すことが多い物質で、感度は約72~81%、特異度は約82~90%と報告されています。基準値は一般的に37U/mL以下とされ、これを大きく上回る場合は膵臓がんの可能性が高まります。
ただし、CA19-9は膵炎や胆管炎、閉塞性黄疸でも上昇するため、数値だけで膵臓がんと決めつけることはできません。さらに日本人を含む人口の約5~10%はルイス式血液型の関係でCA19-9をそもそも産生しない体質であり、がんがあっても値が上がらないケースがあります。
CEAなど複数マーカーの組み合わせで精度が向上する
CEA(がん胎児性抗原)は大腸がんの指標として有名ですが、膵臓がんでも上昇する場合があります。CA19-9とCEAを同時に測定することで検出精度を高められるとの報告があります。
近年ではCA125やHE4といった別のバイオマーカーとの組み合わせ検査も研究されており、将来的にはより高い早期発見率が期待されています。
血液検査だけで膵臓がんと断定できない理由
腫瘍マーカーはあくまで「がんの可能性を示すヒント」であり、確定診断には画像検査や組織検査が必要です。CA19-9が正常値でもがんが隠れているケースは珍しくなく、反対に良性疾患で高値を示すこともあります。
そのため医療機関では、血液検査の結果を受けて腹部超音波検査やCT検査など画像検査へ進む流れが一般的です。腫瘍マーカーは治療効果の判定や再発の監視にも活用されるため、一度だけでなく経過を追って測定する意味があります。
膵臓がんに関連する主な腫瘍マーカー
| マーカー名 | 特徴 | 基準値の目安 |
|---|---|---|
| CA19-9 | 膵臓がんで高頻度に上昇 | 37U/mL以下 |
| CEA | 消化器がん全般で上昇 | 5.0ng/mL以下 |
| DUPAN-2 | CA19-9陰性例の補完 | 150U/mL以下 |
| Span-1 | 膵臓がんに比較的特異的 | 30U/mL以下 |
腹部超音波(エコー)検査は膵臓がんの最初の窓口になる
腹部超音波検査は体への負担がほとんどなく、放射線被ばくもないため、膵臓がんが疑われたときの初回スクリーニングとして広く活用されています。ただし膵臓の位置的な制約から、この検査だけでは十分に評価できない場合もあります。
エコー検査は痛みがなく繰り返し受けやすい
腹部にゼリーを塗り、プローブ(探触子)をあてるだけで臓器の画像が得られるため、患者さんの体への負担がきわめて軽い検査です。造影剤やX線を使わず、妊婦さんにも実施できる安全性の高さが魅力でしょう。
また検査時間は10~20分程度と短く、人間ドックや健康診断でも日常的に行われています。繰り返し受けやすいため、経過観察にも適した検査といえます。
膵臓が見えにくい体質・条件がある
膵臓は胃の後ろ側にあるため、腸管内のガスや体脂肪が多い方では十分に描出できないことが珍しくありません。腹部超音波単独での膵臓がん検出感度は50~75%程度とされ、CTやMRIに比べるとやや低い数値です。
腹部超音波検査の長所と短所
| 項目 | 長所 | 短所 |
|---|---|---|
| 身体的負担 | 痛みなし・被ばくなし | ガスや肥満で見えにくい |
| 検出感度 | 大きな腫瘤は発見可能 | 2cm以下の小さな病変は困難 |
| 検査時間 | 10~20分と短い | 検査者の技量に左右される |
エコー検査で異常が見つかったら次に進むべき精密検査
腹部超音波検査で膵管の拡張や腫瘤が疑われた場合は、造影CT検査やMRI検査で詳しく調べるのが一般的な流れです。超音波だけでは良性・悪性の区別が難しい場合も多く、複数の検査を組み合わせて診断の精度を高めていきます。
特に膵管が拡張している所見は膵臓がんの間接的なサインになりえます。このような所見を軽視せず、速やかに精密検査につなげることが早期発見の近道です。
膵臓がんのCT検査は病変の広がりと血管浸潤を見極める
造影CT検査は膵臓がんの診断と進行度評価において中心的な役割を果たす画像検査です。がんの大きさ、位置、周囲の血管への浸潤の有無、リンパ節転移や肝転移の確認を一度に行うことができます。
造影CT検査は膵臓がん診断のゴールドスタンダード
現在の膵臓がん診療において、マルチスライスCT(MDCT)を使った造影CT検査は標準的な画像診断と位置づけられています。特に「膵臓プロトコル」と呼ばれる専用の撮影法では、動脈相と門脈相の2つのタイミングで撮影することで、膵臓の腫瘍と正常組織のコントラスト差を強調できます。
CT検査による膵臓がんの検出感度は約76~92%、特異度は約90%以上と報告されており、特に2cm以上の腫瘍に対しては高い検出力を発揮します。
2cm以下の小さな膵臓がんをCTで見つけるのは難しい
CTの弱点のひとつは、2cm以下の小さな膵臓がんに対する感度が低下する点です。報告によっては2cm以下の腫瘍への検出率が約40~55%にとどまるとされ、超音波内視鏡(EUS)の95%超と比較すると大きな差があります。
また、がんが膵臓の実質と同じ濃度で描出される「等吸収性腫瘍」の場合は、造影CTでも見落とされるリスクがあります。このようなケースでは、MRIや超音波内視鏡検査で補完するアプローチが取られます。
放射線被ばくと造影剤のリスクへの配慮
CT検査ではX線を使用するため、1回の腹部造影CTで約5~10mSv程度の被ばくが生じます。造影剤に対するアレルギーや腎機能障害がある方は、事前に医師へ伝えてください。
ヨードアレルギーの既往がある場合は造影剤を使えないこともあるため、代替としてMRI検査が検討されるでしょう。
- 膵臓プロトコルCTは動脈相と門脈相の2相撮影が基本
- 3D再構成画像で血管との関係を立体的に評価できる
- 肝臓や肺への転移も同時に確認可能
- 検査時間は10~15分程度で終了する
MRI・MRCP検査なら膵管の異常や小さな腫瘍も描出できる
MRI検査は放射線を使わず、強い磁場と電波で体内の画像を得る方法です。特にMRCP(磁気共鳴胆管膵管撮影)は造影剤を使わずに膵管と胆管を鮮明に映し出せるため、膵臓がんの間接的なサインである膵管の狭窄や拡張を評価するのに優れています。
MRIはCTと異なる情報を引き出せる
MRIはCTでは描出が難しい軟部組織のコントラスト分解能に優れています。とりわけ拡散強調画像(DWI)は、がん細胞が密集して水分子の動きが制限される部位を検出できるため、膵臓がんの早期発見に役立ちます。
報告によれば、MRIの膵臓がん検出感度は約93%(11研究のプール解析)に達し、特異度も約89%と高い数値です。CTで判別が困難だった等吸収性の腫瘍でも、MRIでは異常として捉えられる場合があります。
MRCPは造影剤なしで膵管の変化を見られる
MRCPは体外から膵管と胆管の走行を詳細に観察できる非侵襲的な検査法です。膵管の途絶や不整な狭窄は膵臓がんの間接的な所見であり、従来はERCPでしか得られなかった情報を負担なく取得できます。
MRI・MRCP検査とCT検査の比較
| 比較項目 | MRI・MRCP | 造影CT |
|---|---|---|
| 放射線被ばく | なし | あり(5~10mSv程度) |
| 膵管の描出力 | 非常に高い | やや劣る |
| 小腫瘍の検出 | DWIで優位 | 2cm以下はやや苦手 |
| 検査時間 | 30~45分 | 10~15分 |
| 閉所恐怖症 | 装置内が狭く不向き | 装置が開放的 |
MRI検査を受ける際に知っておきたい注意点
MRI検査では強い磁場を使うため、心臓ペースメーカーや体内に金属が入っている方は検査を受けられない場合があります。検査中は大きな音が出るため、イヤホンや耳栓を使用するのが一般的です。
検査時間がCTより長い30~45分程度かかることも覚えておきましょう。じっとしていることが難しい方は、事前に担当医へ相談してみてください。閉所恐怖症の方にはオープン型MRIを導入している施設もあります。
超音波内視鏡(EUS)検査は膵臓がんの精密検査で威力を発揮する
超音波内視鏡(EUS)検査は、内視鏡の先端に超音波装置を搭載した機器を口から挿入し、胃や十二指腸の内側から至近距離で膵臓を観察する方法です。2cm以下の小さな腫瘍に対しても95%以上の検出感度を持ち、他の画像検査を上回る精度を誇ります。
EUSは膵臓を「最も近くで」見られる検査
通常の腹部超音波検査では皮膚の上からプローブをあてますが、EUSは胃壁を隔てただけの至近距離から膵臓を観察できます。その距離の近さゆえに解像度が高く、5mm程度の微小な病変まで描出できるとの報告もあります。
CTやMRIでは腫瘤が確認できなかった症例でも、EUSで初めて異常が見つかるケースは珍しくありません。閉塞性黄疸があるにもかかわらず他の画像検査で原因が特定できない場合に、EUSの実施が強く推奨されます。
EUS-FNA(穿刺吸引細胞診)でがんの確定診断が可能
EUSの大きな強みは、超音波ガイド下で細い針を膵臓の病変に直接刺し、細胞や組織を採取できる点です。これをEUS-FNA(超音波内視鏡下穿刺吸引法)と呼び、膵臓がんの確定診断における標準的な方法です。
合併症率は1~3%程度と低く、採取した組織を病理検査に回すことで、がんの種類や悪性度まで判定でき治療方針の決定に直結します。
EUS検査を受けられる医療機関は限られている
EUS検査には専用の内視鏡機器と、熟練した内視鏡医の技術が求められます。大学病院やがん専門病院、消化器の専門施設に設備が集中しているのが現状です。かかりつけ医から紹介状をもらい、予約を取る形が多いでしょう。
| 検査法 | 小腫瘍の検出感度 | 組織採取 |
|---|---|---|
| 腹部超音波 | 約50~75% | 不可 |
| 造影CT | 約40~55%(2cm以下) | CTガイド下穿刺は可能 |
| MRI | 約88~93% | 不可 |
| EUS | 約95%以上 | EUS-FNAで可能 |
膵臓がん検査の受け方と検査を組み合わせる流れ
膵臓がんを見逃さないためには、1つの検査だけに頼るのではなく、複数の検査を段階的に組み合わせることが大切です。一般的には血液検査と腹部超音波検査からスタートし、疑いが強まれば造影CTやMRI、さらにEUS検査へと進みます。
スクリーニングから確定診断までの一般的な順序
まず健康診断や人間ドックで行う腹部超音波検査や血液検査(CA19-9など)がきっかけとなり、異常が見つかった場合に精密検査へ進む流れが一般的です。膵管の拡張やCA19-9の上昇があれば、造影CT検査で膵臓全体を詳しく調べます。
- 健康診断での腹部超音波検査・血液検査
- 異常があれば造影CT検査へ進む
- 必要に応じてMRI・MRCP検査を追加
- 確定診断のためEUS-FNAで組織採取
リスクが高い人は年1回の定期検査が望ましい
膵臓がんの家族歴がある方、遺伝性膵炎や一部の遺伝性症候群(BRCA2変異など)を持つ方は、症状がなくても年に1回程度の定期検査を受けることが国際的なガイドラインで推奨されています。その場合、EUSとMRIを交互に実施するプログラムが一般的です。
50歳以降に突然発症した糖尿病や、原因不明の膵炎を繰り返す方も膵臓がんのリスクが高まります。主治医と相談のうえ、適切な検査スケジュールを組み立ててください。
検査費用と受診先を事前に確認する
腹部超音波検査やCT検査は多くの医療機関で受けられますが、EUS検査は設備と専門医がそろった施設に限られます。検査の費用や所要時間を事前に確認しておきましょう。
がん診療連携拠点病院や膵臓外科の専門施設なら、検査から治療まで一貫した対応を受けられます。複数の専門医が読影する体制を敷いている施設を選ぶと安心です。
よくある質問
膵臓がんの検査はどこの病院で受けられる?
腹部超音波検査や血液検査によるCA19-9の測定は、一般的な内科やかかりつけ医でも受けられます。造影CT検査やMRI検査は、画像診断設備を備えた総合病院や画像診断クリニックで実施されています。
EUS検査(超音波内視鏡検査)は専門性が高いため、大学病院やがん診療連携拠点病院、消化器専門の医療機関で受ける必要があります。まずはかかりつけ医に相談し、紹介状を書いてもらうとスムーズでしょう。
膵臓がんの血液検査でCA19-9が正常値でも安心してよい?
CA19-9が正常範囲内であっても、膵臓がんを完全に否定することはできません。日本人を含む約5~10%の方はルイス式血液型の関係でCA19-9を産生しない体質であり、がんがあっても数値が上がらない場合があります。
腫瘍マーカーはあくまで補助的な指標であり、画像検査と組み合わせて総合的に判断することが大切です。気になる症状やリスク因子がある場合は、CA19-9の結果だけで安心せず、医師に追加検査の相談をしてください。
膵臓がんの検査でCTとMRIはどちらを先に受けるべき?
多くの医療機関では、まず造影CT検査を実施して膵臓全体の評価と周囲の血管・臓器との関係を確認します。CTは撮影時間が短く、膵臓がんのステージング(病期分類)に優れているため、最初の精密検査として選ばれやすい傾向があります。
MRI検査はCTで判別しにくい場合や、膵管の形態をより詳しく見たい場合に追加で行われます。どちらを先に受けるかは症状や検査の目的によって異なるため、担当医の判断に従うことが賢明です。
膵臓がんの検査を人間ドックのオプションで追加できる?
多くの人間ドック施設では、腹部超音波検査が基本メニューに含まれており、CA19-9などの腫瘍マーカー測定をオプションとして追加できます。一部の施設では膵臓に特化したMRI検査(MRCP付き)をオプションとして用意している場合もあります。
EUS検査を人間ドックで受けられる施設はまだ少ないのが現状です。膵臓がんの家族歴がある方は、ドック予約時に膵臓の精密検査オプションがあるか事前に確認しておくとよいでしょう。
膵臓がんの検査で痛みを伴うものはある?
腹部超音波検査、CT検査、MRI検査は基本的に痛みを感じることはありません。造影CT検査で造影剤を注射する際に軽い熱感を覚える方がいますが、通常は数十秒でおさまります。
EUS検査は口から内視鏡を挿入するため、多少の不快感を伴います。ただし多くの施設で鎮静剤を使って半覚醒状態で行うため、検査中の苦痛は軽減されます。EUS-FNA(組織採取)でも穿刺そのものは細い針で行われ、大きな痛みを感じるケースは少ないとされています。
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この記事を書いた人 Wrote this article
前田 祐助 医学博士 / 医師
慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医