がん手術の合併症とリスク管理|術前に知っておきたい予防策とリハビリの重要性

がん手術の合併症とリスク管理|術前に知っておきたい予防策とリハビリの重要性

がん手術を控えた患者さんやご家族にとって、術後の合併症は大きな不安材料でしょう。合併症のリスクはゼロにはできませんが、術前の準備と正しい知識で大幅に軽減できます。

この記事では、がん手術後に起こりうる合併症の種類やリスク因子、そして術前の栄養管理・プレハビリテーション・メンタルケアといった予防策を、臨床経験にもとづいてわかりやすく解説します。

手術に対する漠然とした恐怖を「具体的な対策」に変え、安心して治療に臨むための一助としてお役立てください。

がん手術で合併症が起きやすい理由と代表的なリスクとは

がん手術の合併症は、患者さん自身の全身状態・がんの進行度・手術の規模という3つの要素が複雑にからみ合って発生します。術後合併症の発生率は手術の種類によって7%~50%と幅があり、どのような手術でも一定のリスクを伴います。

がんの進行度と患者の全身状態が術後リスクに直結する

がんが進行しているほど手術の範囲は広くなり、臓器への負担も増します。同時に、がんによる体重減少や貧血が進んでいると、傷の治りが遅くなり感染症にもかかりやすくなるでしょう。

また、糖尿病や心臓病などの持病がある場合は、術中・術後の循環動態が不安定になりやすく、合併症リスクがさらに高まります。そのため、術前に全身状態を可能なかぎり整えておくことが大切です。

手術部位ごとに異なる合併症パターンを押さえておこう

食道や膵臓のように胸部と腹部にまたがる手術では、肺炎や縫合不全(つないだ部分がほどけること)が起こりやすい傾向があります。一方、乳がん手術ではリンパ浮腫や肩の可動域制限が術後の生活に影響を及ぼすことが多いです。

大腸がん手術では、腸閉塞や吻合部(つなぎ目)からの漏れが代表的な合併症として挙げられます。手術部位に応じた合併症を事前に把握しておくことで、異変にいち早く気づけるようになります。

主ながん手術とその代表的な合併症

手術の種類代表的な合併症発生頻度の目安
食道がん手術肺炎・縫合不全約30~40%
胃がん手術縫合不全・腹腔内膿瘍約15~25%
大腸がん手術腸閉塞・吻合部漏出約10~20%
肺がん手術気胸・無気肺約10~15%
乳がん手術リンパ浮腫・漿液腫約5~10%

高齢者ほどがん手術後の合併症リスクが高まる

加齢に伴って予備体力や免疫力が低下するため、高齢の患者さんでは若い方と比べて合併症が発生しやすくなります。フレイル(加齢による心身の虚弱)の状態にある方は、術後の回復に時間がかかる傾向も顕著です。

だからこそ、年齢を理由に手術を諦めるのではなく、術前からのリハビリや栄養管理でリスクを下げるという発想が求められています。医療チームと連携した計画的な準備が、術後の結果を大きく変えるでしょう。

がん手術後に多い感染症や出血を見逃してはいけない

術後合併症のなかでも感染症と出血は発生頻度が高く、早期発見・早期対応が回復のスピードを大きく左右します。異変の初期サインを見逃さなければ、重症化を防ぐことは十分に可能です。

手術部位感染(SSI)は早期発見が回復を早める

手術部位感染(SSI:Surgical Site Infection)は、手術の傷口周辺で細菌が増殖することで起こります。症状としては、傷口の発赤・腫れ・熱感・膿の排出などが挙げられ、発熱を伴うケースも少なくありません。

SSIの予防には、術前の皮膚消毒や予防的抗菌薬の投与が有効です。患者さん自身も、傷口の変化を毎日観察し、気になる症状があれば遠慮なく医療スタッフに伝えてください。

術後出血や縫合不全が起きたときの対処

術後出血は、手術中に止血した血管が再び開くことで発生します。急激な血圧低下やドレーン(排液管)からの大量出血が認められた場合は、緊急で再手術が必要になることもあるでしょう。

縫合不全は、消化管をつないだ部分が十分にくっつかず、消化液や腸内細菌が腹腔内に漏れ出す状態です。腹痛や発熱が急にひどくなったときには、縫合不全の可能性を疑い、すぐに担当医へ連絡することが大切になります。

深部静脈血栓症と肺塞栓症は術後の隠れた脅威

手術後に長時間ベッドで安静にしていると、足の深い静脈に血のかたまり(血栓)ができやすくなります。この血栓が肺に流れると肺塞栓症を引き起こし、命にかかわる事態に発展しかねません。

予防策としては弾性ストッキングの着用や間欠的空気圧迫法(足をポンプで圧迫する装置)が広く行われています。術後なるべく早く足を動かし、離床を進めることが血栓予防にも直結するのです。

術後合併症の初期サインと対応

合併症初期サイン推奨される対応
手術部位感染傷口の発赤・腫脹・膿医療スタッフへ速やかに報告
術後出血急激な血圧低下・頻脈緊急処置・再手術の検討
縫合不全強い腹痛・高熱画像検査とドレナージ
深部静脈血栓症ふくらはぎの腫れ・痛み超音波検査・抗凝固療法

術前の栄養管理ががん手術後の回復を大きく左右する

栄養状態が良好な患者さんほど術後の合併症発生率が低く、入院日数も短い傾向が複数の研究で示されています。術前の栄養管理は、体にメスを入れる前にできる「もうひとつの治療」といえるでしょう。

低栄養のまま手術に臨むと合併症リスクは跳ね上がる

がん患者さんは、がんそのものの影響や食欲低下によって低栄養に陥りやすい状態にあります。体重が6か月で10%以上減少した場合や、血液中のアルブミン値が3.5g/dL未満の場合は、術後合併症のリスクが明らかに高まります。

低栄養の状態では免疫機能が落ち、傷の治癒も遅れるため、感染症や縫合不全が起こりやすくなるのです。手術が決まったら、まず栄養状態のチェックを受けることが回復への第一歩になります。

術前7~14日間の栄養補給が合併症を減らす

研究データによると、手術前の7~14日間にたんぱく質やエネルギーを十分に摂取した患者さんでは、合併症が約10~20%低下したという報告があります。経口栄養補助食品(ONS)や、飲み込みが難しい場合は経管栄養も選択肢に入ります。

栄養補給の内容は、体重1kgあたり1.2~1.5gのたんぱく質と、30~45kcalのエネルギーが目安です。管理栄養士と連携して個別のプランを立ててもらうと、無理なく続けやすいでしょう。

術前栄養管理のポイント

項目目安備考
開始時期手術の7~14日前低栄養が重度なら早めに
たんぱく質1.2~1.5g/kg/日免疫力維持に必要
エネルギー30~45kcal/kg/日体重維持を目標に
投与経路経口が原則困難なら経管栄養を検討

栄養スクリーニングは手術前の必須チェック項目

NRS-2002やSGAといった栄養スクリーニングツールを使えば、患者さんの低栄養リスクを短時間で評価できます。手術前の外来で簡単なアンケートと血液検査を組み合わせるだけで、見落としがちな栄養リスクが浮かび上がるでしょう。

スクリーニングの結果に応じて、栄養サポートチーム(NST)が介入するかどうかを判断します。術前から多職種が連携して栄養管理にあたることが、合併症を減らすうえで非常に効果的です。

がん手術前のプレハビリテーションで体力を蓄えよう

プレハビリテーション(術前リハビリ)を行った患者さんは、行わなかった患者さんに比べて術後の合併症が有意に減少し、入院期間も短縮される傾向があります。手術に向けて体力を高めておくことは、回復力を底上げする有効な手段です。

プレハビリテーションとは何か、普通のリハビリとどう違うのか

プレハビリテーションとは「手術前に行うリハビリ」のことで、術後に行う通常のリハビリとは目的が異なります。術後リハビリが「失われた機能の回復」を目指すのに対し、プレハビリテーションは「手術に耐えられる体力をあらかじめ高めておく」ことを目指しているのです。

運動療法・栄養療法・心理サポートの3つを組み合わせた多面的なプログラムが効果的とされ、手術の2~6週間前から開始するのが一般的です。自宅でのウォーキングや呼吸練習など、無理なく取り組める内容から始められます。

有酸素運動と呼吸訓練で手術に備える

ウォーキングや軽いサイクリングなどの有酸素運動は、心肺機能を高めて術後の肺炎リスクを下げる効果が期待できます。肺がんや食道がんなど胸部の手術を控えている場合、呼吸筋トレーニングを加えることで術後の呼吸器合併症がさらに減るという報告もあります。

運動の強度や頻度は患者さんの体力に合わせて医師や理学療法士が設定するため、自己判断で無理をする必要はありません。週3~5回、1回20~30分程度の有酸素運動が目安とされています。

プレハビリテーションが合併症を約17%減少させたデータ

フレイル(虚弱)状態のがん患者さんを対象とした研究では、プレハビリテーションにより総合的な合併症発生率が17%、重篤な合併症は38%減少したと報告されています。入院日数も平均で1.4日短くなりました。

こうした効果は特に高齢者やフレイルの方に顕著ですが、年齢にかかわらずすべてのがん手術患者さんに恩恵があると考えられています。手術までの時間を「待つだけ」にせず、積極的に体力づくりに充てることが、術後の生活の質を守ることにつながります。

プレハビリテーションに含まれる要素

  • 有酸素運動(ウォーキング、サイクリングなど)と筋力トレーニング
  • 呼吸筋トレーニング(インセンティブスパイロメトリーなど)
  • 栄養補助食品やたんぱく質強化食を用いた栄養サポート
  • 不安やストレスを緩和するためのカウンセリング・心理的介入

合併症を防ぐために術前から取り組める予防策はこれだ

がん手術後の合併症は、術前から適切な対策を講じることで発生率を下げられます。禁煙・禁酒、血栓予防、そしてメンタルケアの3本柱を中心に、できることから始めてみてください。

禁煙・禁酒で術後感染リスクを下げる

喫煙者は非喫煙者と比べて術後の傷の治りが遅く、肺炎のリスクも高いことが多くの研究で示されています。手術の少なくとも4週間前からの禁煙が推奨されており、禁煙期間が長いほど効果は大きくなります。

飲酒についても、常習的な大量飲酒は肝機能の低下を招き、出血しやすい体質をつくるため注意が必要です。アルコール離脱症状への配慮も含め、主治医と相談しながら計画的に減酒・禁酒を進めていくとよいでしょう。

血栓予防と呼吸器合併症の対策を同時に進める

前述のとおり、術後の血栓は命にかかわる合併症です。弾性ストッキングの着用、間欠的空気圧迫装置の使用、そして必要に応じた抗凝固薬の投与が三大予防策となります。

呼吸器合併症を防ぐには、術前から深呼吸の練習や腹式呼吸の習慣づけが効果的です。特に肺に近い部位の手術では、呼吸機能の術前評価(スパイロメトリー)を行い、リスクの程度を把握しておくと安心でしょう。

がん手術前に確認しておきたい予防策チェック

予防策開始時期の目安期待できる効果
禁煙手術4週間前創部感染・肺炎リスクの低減
禁酒・減酒手術4週間前肝機能改善・出血リスクの低減
弾性ストッキング手術当日から深部静脈血栓症の予防
呼吸訓練手術2~4週間前術後肺炎の発生率低下

術前の不安を軽くするメンタルケアも予防策のひとつ

手術に対する強い不安やストレスは、免疫機能の低下を招いて合併症のリスクを間接的に高めることが報告されています。不安をため込まずに医師や看護師に相談する、あるいは臨床心理士のカウンセリングを受けることが精神面の安定につながるでしょう。

リラクゼーションや呼吸法の指導を取り入れている医療機関も増えています。「心の準備」も体の準備と同じくらい回復に影響するということを、ぜひ覚えておいてください。

がん手術後のリハビリは早期開始が回復の鍵になる

術後リハビリを早い段階で始めた患者さんほど、機能回復が速く入院期間も短いことが多くの研究で報告されています。ERAS(術後早期回復プログラム)の普及により、「手術翌日から動く」という考え方が世界的な標準になりつつあります。

ERAS(術後早期回復プログラム)が広がっている理由

ERASとは、麻酔・手術・栄養・リハビリを多職種で統合的に管理し、術後の回復を早める包括的なプログラムです。従来は「術後はしっかり安静に」とされていましたが、ERASでは積極的な早期離床と経口摂取の再開を促します。

ERASを導入した施設では、入院日数の短縮だけでなく合併症の減少や医療費の削減も確認されています。消化器がんや肺がんの手術を中心に、日本の医療機関でも導入が進んでいます。

術後翌日からの離床と歩行が回復を加速させる

術後すぐに体を動かすことに不安を感じる方は多いかもしれません。しかし、ベッド上で長時間安静にしていると筋力低下や血栓のリスクが高まり、かえって回復が遅れてしまいます。

医療チームの見守りのもと、術後翌日にベッドから起き上がり、少しずつ歩行距離を伸ばしていくのが理想的です。最初は数メートルで構いません。毎日少しずつ距離を伸ばすことで、腸の動きが戻り食欲の回復にもつながります。

退院後のリハビリ継続が再発予防にもつながる

退院後も定期的に運動を続けることは、体力の回復だけでなく免疫機能の維持にも寄与します。週150分以上の中等度の有酸素運動を行うがんサバイバーは、運動をしない方に比べて再発率や死亡率が低いという疫学データも蓄積されつつあります。

退院後のリハビリ計画は、担当の理学療法士やリハビリ科の医師と話し合い、無理のないペースで組み立ててもらいましょう。「手術が終わったら終わり」ではなく、退院後の生活全体を見据えた取り組みが回復と予防の両面で力を発揮します。

退院後に意識したいポイント

  • 週150分以上のウォーキングや軽い体操を目標にする
  • たんぱく質を意識した食事で筋力の回復を支える
  • 定期的な外来受診で体調変化を早期にキャッチする
  • 疲労や痛みが強いときは無理をせず休む勇気も持つ

がん手術のリスクを主治医としっかり話し合っておこう

手術を受ける前に主治医と十分に対話し、リスクと利益を正しく理解したうえで意思決定を行うことが、術後の満足度と安心感に直結します。わからないことがあれば遠慮せず質問してください。

インフォームドコンセントで確認すべき5つの項目

インフォームドコンセント(十分な説明にもとづく同意)は、患者さんの権利を守るために法律でも定められた手続きです。手術の方法・予測される合併症・代替治療の有無・術後の経過見込み・万が一のリスクの5点を必ず確認しておきましょう。

説明を受ける際にはメモを取ったり、録音の許可を求めたりするのも有効です。その場ではわかったつもりでも、あとで振り返ると疑問が湧くことは珍しくありません。

インフォームドコンセントで確認したい項目

確認項目具体的な質問例
手術方法開腹手術か腹腔鏡手術か
想定される合併症どのような合併症がどの程度の確率で起こりうるか
代替治療手術以外にどのような治療選択肢があるか
術後の経過入院期間や日常生活復帰の目安はどのくらいか
緊急時の対応万が一合併症が起きた場合にどう対処するか

セカンドオピニオンは患者に認められた当然の権利

主治医の診断や治療方針に不安を感じたときは、別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」を活用できます。これは患者さんに認められた正当な権利であり、主治医に遠慮する必要はまったくありません。

セカンドオピニオンによって手術方針が変わることもあれば、当初の方針に対する安心感が深まることもあります。いずれの場合でも、納得したうえで手術に臨むことが、術後の精神的な安定と回復に良い影響を与えるでしょう。

家族と一緒に手術前の相談を行うメリット

手術前の説明には、できれば家族にも同席してもらうことをおすすめします。患者さん本人が緊張して聞き漏らした内容を家族が補足できるだけでなく、術後の介護や生活支援について家族全体で共有できるからです。

家族が手術のリスクや術後の注意点を理解していれば、退院後のサポート体制もスムーズに整います。医療チームと患者さん、そしてご家族が同じ情報を共有することで、チーム全体で合併症を防ぐ力が高まるのです。

よくある質問

がん手術の合併症にはどのような種類がありますか?

がん手術の合併症には、手術部位感染(SSI)・術後出血・縫合不全・深部静脈血栓症・肺炎・腸閉塞・リンパ浮腫などがあります。手術する臓器や部位によって起こりやすい合併症は異なり、食道がんでは肺炎や縫合不全、大腸がんでは腸閉塞や吻合部漏出が多い傾向です。

いずれの合併症も、早期発見と適切な対処によって重症化を防ぐことが可能です。術前に主治医からどのようなリスクがあるかを具体的に聞いておくことが、術後の安心につながるでしょう。

がん手術前の栄養管理はなぜ必要なのですか?

がん患者さんはがんそのものや治療の影響で低栄養になりやすく、低栄養のまま手術を受けると感染症や縫合不全などの合併症リスクが高まります。術前7~14日間にたんぱく質やエネルギーを十分に摂取することで、合併症の発生率が約10~20%低下するとの報告があります。

管理栄養士と連携し、経口栄養補助食品やたんぱく質強化食を活用して栄養状態を整えておくことが、術後の回復を早める大きな力になります。

がん手術前のプレハビリテーションにはどんな効果がありますか?

プレハビリテーション(術前リハビリ)は、有酸素運動・呼吸訓練・栄養療法・心理サポートを組み合わせて手術前に体力を高めるプログラムです。フレイル状態のがん患者さんを対象にした研究では、合併症発生率が約17%低下し、入院日数が平均1.4日短縮されたと報告されています。

手術の2~6週間前から始めるのが一般的で、自宅でのウォーキングや呼吸練習からスタートできます。担当医や理学療法士と相談し、自分の体力に合ったメニューを組んでもらうとよいでしょう。

がん手術後のリハビリはいつから始めるべきですか?

現在はERAS(術後早期回復プログラム)の考え方が広まっており、手術翌日からの離床と歩行が推奨されています。早期に体を動かすことで腸の動きが戻りやすくなり、血栓予防にもつながります。

最初は数メートルの歩行から始め、日ごとに距離を伸ばしていくのが一般的な流れです。退院後も週150分以上の中等度の運動を続けることで、体力の回復と免疫機能の維持が期待できるでしょう。

がん手術のリスクについて主治医にどのように相談すればよいですか?

インフォームドコンセントの場で、手術方法・想定される合併症・代替治療・術後の経過見込み・緊急時の対応の5点を確認することをおすすめします。メモを取ったり、家族に同席してもらったりすると情報の聞き漏らしを防げます。

不安が残る場合はセカンドオピニオンも活用できます。これは患者さんに認められた正当な権利であり、主治医に遠慮する必要はありません。納得して手術に臨むことが、術後の回復にも良い影響をもたらします。

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この記事を書いた人 Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助 医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医