遺伝子パネル検査の費用はいくら?保険適用の自己負担額と高額療養費制度

遺伝子パネル検査の費用はいくら?保険適用の自己負担額と高額療養費制度

遺伝子パネル検査の費用は保険診療で総額56万円と高額ですが、健康保険の負担割合によって自己負担額は大きく変わります。3割負担の方でも約16万8千円まで抑えられるうえ、高額療養費制度を利用すれば、さらに負担を軽減できるでしょう。

この記事では、遺伝子パネル検査にかかる費用の内訳から、保険適用の条件、高額療養費制度の活用法、限度額適用認定証の使い方まで、費用面の不安を解消するための情報を丁寧にまとめました。

がんの治療で遺伝子パネル検査を検討している方が、お金の心配を少しでも減らして前向きに治療と向き合えるよう、具体的な金額や申請の手順をわかりやすく解説します。

遺伝子パネル検査の費用は総額56万円|保険診療なら自己負担はぐっと抑えられる

遺伝子パネル検査を保険診療で受ける場合、検査にかかる総額は56万円です。ただし、患者さんが実際に支払う金額は加入している健康保険の負担割合に応じて異なり、全額を自費で払う必要はありません。

遺伝子パネル検査にかかる56万円の内訳

遺伝子パネル検査の費用56万円は、大きく分けて2つの要素で構成されています。1つ目は検査そのものにかかる費用で、保険点数では8,000点(8万円相当)に設定されています。

2つ目は「がんゲノムプロファイリング評価提供料」として48,000点(48万円相当)が定められた部分です。この費用にはエキスパートパネルと呼ばれる専門家会議の開催費が含まれており、がん専門医や病理医、遺伝カウンセラーなど複数の専門家が検査結果を分析して治療法を提案します。

保険適用時の自己負担額は負担割合ごとに決まる

保険診療として遺伝子パネル検査を受ける場合、患者さんの自己負担額は健康保険の負担割合によって計算されます。1割負担の方は約5万6千円、2割負担の方は約11万2千円、3割負担の方は約16万8千円が目安となるでしょう。

ただし、この金額はあくまで検査費用のみの概算です。受診する医療機関によっては、初診料や再診料、検体の準備にかかる費用などが別途発生するため、事前に病院の窓口で確認しておくと安心です。

遺伝子パネル検査の負担割合別 自己負担額の目安

負担割合自己負担額の目安支払いの流れ
1割負担約5万6千円検査申込時と結果説明時の2回
2割負担約11万2千円検査申込時と結果説明時の2回
3割負担約16万8千円検査申込時と結果説明時の2回

自費診療で受ける場合の費用はさらに高額になる

保険診療の対象にならない場合、自由診療として遺伝子パネル検査を受けることも可能です。ただし、自由診療では検査費用の全額を自己負担する必要があり、40万円から60万円前後の費用がかかるケースが多いでしょう。

自由診療の場合は高額療養費制度の対象にもなりません。そのため、まずは主治医に保険診療で検査を受けられるかどうか相談してみることが大切です。

保険適用で受けられる遺伝子パネル検査の種類と費用の違い

保険収載されている遺伝子パネル検査は5種類あり、調べられる遺伝子の数や検体の種類に違いがあります。ただし、保険点数(費用)はいずれも同じ56万円に設定されているため、検査の種類によって患者さんの負担額が変わることは基本的にありません。

腫瘍組織を用いる遺伝子パネル検査は3種類

組織検体を使う検査には、FoundationOne CDxがんゲノムプロファイル(324遺伝子)、OncoGuide NCCオンコパネルシステム(124遺伝子)、GenMineTOPがんゲノムプロファイリングシステムの3つがあります。いずれも手術や生検で採取された腫瘍組織から遺伝子変異を解析する方法です。

調べられる遺伝子の数に差がありますが、検査費用は同額であるため、どの検査を受けるかは腫瘍の状態や医療機関の体制に応じて主治医が判断します。

血液を用いるリキッドバイオプシー型の検査は2種類

組織の採取が難しい場合には、血液検体を用いた検査が選択肢となります。FoundationOne Liquid CDxがんゲノムプロファイル(324遺伝子)とGuardant360CDxがん遺伝子パネル(74遺伝子)の2つが保険収載されています。

血液検査は体への負担が少ないというメリットがあるものの、原則として腫瘍組織を用いた検査が優先されます。組織検体が得られない医学的な理由がある場合や、組織検体での検査で結果が得られなかった場合に限って実施が認められます。

遺伝子パネル検査は1人1回の保険適用が原則

保険診療として遺伝子パネル検査を受けられるのは、原則として1人につき1回限りです。一度検査を受けた方が再度保険適用で受けることはできないため、検査のタイミングを主治医としっかり相談して決める必要があります。

検査を受ける時期が遅すぎると、体力の低下などで検査後の治療が困難になる場合もあるでしょう。主治医の判断のもと、治療の選択肢を広げられる段階で検査を検討することが望ましいといえます。

保険収載されている遺伝子パネル検査の比較

検査名遺伝子数検体の種類
FoundationOne CDx324腫瘍組織
NCCオンコパネル124腫瘍組織+血液
GenMineTOP737(DNA+RNA)腫瘍組織+血液
FoundationOne Liquid CDx324血液
Guardant360 CDx74血液

高額療養費制度を活用すれば遺伝子パネル検査の費用負担をさらに減らせる

遺伝子パネル検査は保険診療であっても自己負担が10万円以上になるケースが多いため、高額療養費制度を活用して負担を軽くすることが重要です。所得区分に応じた月ごとの上限額を超えた分は、あとから払い戻しを受けられます。

高額療養費制度の仕組みと遺伝子パネル検査への適用

高額療養費制度とは、同じ月(1日から末日まで)の医療費の自己負担額が一定の限度額を超えた場合に、超えた分が公的医療保険から支給される制度です。遺伝子パネル検査の費用も保険診療であればこの制度の対象になります。

自己負担限度額は年齢と所得によって決まるため、同じ検査を受けても実際の負担額は人によって異なります。たとえば70歳未満で年収約370万円から770万円の方は「80,100円+(医療費-267,000円)×1%」の計算式で限度額が算出されます。

所得区分ごとの自己負担限度額を確認しておく

70歳未満の方の高額療養費制度には5つの所得区分があり、それぞれ月ごとの自己負担限度額が設定されています。遺伝子パネル検査の総額56万円を基準に計算すると、多くの方が限度額の適用を受けられるでしょう。

70歳未満の所得区分別 自己負担限度額

所得区分年収の目安自己負担限度額
区分ア約1,160万円以上252,600円+(医療費-842,000円)×1%
区分イ約770万~1,160万円167,400円+(医療費-558,000円)×1%
区分ウ約370万~770万円80,100円+(医療費-267,000円)×1%
区分エ約370万円以下57,600円
区分オ住民税非課税35,400円

遺伝子パネル検査の費用で高額療養費を計算してみる

具体的に、70歳未満で区分ウ(年収約370万円から770万円)の方が遺伝子パネル検査を受けた場合を見てみましょう。検査の総医療費が56万円とすると、自己負担限度額は「80,100円+(560,000円-267,000円)×1%=83,030円」となります。

3割負担で窓口に支払った約16万8千円から83,030円を差し引いた約8万5千円が、あとから払い戻されるのです。住民税非課税の方であれば限度額は35,400円まで下がるため、かなり手厚い支援が受けられます。

多数回該当でさらに限度額が引き下げられる

がんの治療を続けている方は、直近12か月で3回以上高額療養費の支給を受けていると「多数回該当」に当てはまります。4回目以降は限度額がさらに低くなり、たとえば区分ウの方は44,400円が上限となります。

遺伝子パネル検査を受けるタイミングと他の治療費を合わせて考えると、多数回該当の恩恵を受けられる可能性は十分にあるでしょう。申請漏れのないよう、加入する健康保険組合や協会けんぽに確認しておくことをおすすめします。

限度額適用認定証とマイナ保険証で遺伝子パネル検査の窓口負担を軽くする方法

高額療養費制度は事後の払い戻しが基本ですが、「限度額適用認定証」やマイナ保険証を使えば、病院の窓口での支払いをあらかじめ自己負担限度額までに抑えることができます。一時的な立て替え負担を避けられるため、事前の準備が大切です。

限度額適用認定証を事前に取得しておく

限度額適用認定証とは、加入している健康保険の窓口に申請して発行してもらう書類です。この認定証を医療機関に提示することで、窓口での支払いが自己負担限度額までで済みます。

遺伝子パネル検査は申込時と結果説明時の2回に分けて費用を支払う医療機関が多いため、検査の予定が決まった段階で早めに認定証を取得しておくとよいでしょう。協会けんぽの場合、申請から交付までに1週間ほどかかることがあります。

マイナ保険証ならオンラインで限度額が自動反映される

マイナンバーカードを健康保険証として登録している方は、オンライン資格確認に対応した医療機関であれば、限度額適用認定証がなくても窓口負担を限度額までに自動で抑えてもらえます。紙の認定証を申請する手間が省けるのが大きなメリットです。

ただし、保険に加入したばかりの場合や情報の登録が間に合っていない場合には、マイナ保険証を提示しても自動適用されないことがあります。念のため、受診先の医療機関にオンライン資格確認の対応状況を事前に問い合わせておくと確実です。

世帯合算で家族の医療費と合わせて申請できる場合もある

同じ健康保険に加入する家族が同じ月に高額な医療費を支払った場合、世帯合算として自己負担額を合計できるケースがあります。70歳未満の方はそれぞれの自己負担額が21,000円以上の場合に合算の対象となります。

がん治療中の方は、ご家族の通院や入院と合わせて限度額を超える可能性もあるため、世帯全体の医療費を月単位で把握しておくことも負担軽減につながるでしょう。

限度額適用認定証とマイナ保険証の比較

項目限度額適用認定証マイナ保険証
事前申請必要(保険者に申請)不要(マイナカード登録済みなら自動)
交付までの日数1週間程度即時利用可能
対応医療機関すべての保険医療機関オンライン資格確認対応の医療機関

遺伝子パネル検査の対象になる人と保険適用の条件を押さえておく

遺伝子パネル検査は希望すれば誰でも保険で受けられるわけではなく、一定の条件を満たす必要があります。主に、標準治療がない、または標準治療を終えた固形がんの患者さんが対象です。

標準治療がない固形がんの患者さん

原発不明がんや希少がんなど、確立された標準的な治療法が存在しない固形がんの患者さんは、遺伝子パネル検査の保険適用対象に含まれます。これらのがんでは有効な治療薬を見つけること自体が難しいため、遺伝子の変異情報から候補となる薬剤を探す意義が大きいといえます。

標準治療を終了した、または終了が見込まれる固形がんの患者さん

局所進行や転移が認められ、ガイドラインに基づく標準治療が終了した方(終了が見込まれる方を含む)も対象となります。抗がん剤治療が効かなくなった段階で、次の治療選択肢を探すために検査を受けるイメージです。

  • 原発不明がんや希少がんなど標準治療が確立されていない固形がん
  • 転移・再発により標準治療を終了した、または終了見込みの固形がん
  • 検査後に化学療法を受けられる体力が見込まれること
  • 主治医が検査の適応ありと判断していること

検査後に治療を受けられる全身状態であることも条件になる

遺伝子パネル検査で有効な治療候補が見つかったとしても、その治療を受けるだけの体力がなければ検査の意義は薄れてしまいます。そのため、全身状態や臓器機能から判断して、検査後に化学療法を受けられる可能性が高いと主治医が認めた方が対象となります。

検査の申し込みから結果が出るまでに1~2か月かかるため、体力が残っているうちに検査を受けることが望ましいでしょう。タイミングの判断は主治医との密な相談が欠かせません。

遺伝子パネル検査の流れと費用以外に知っておきたい注意点

遺伝子パネル検査は結果が出るまでに時間がかかるうえ、検査結果が必ずしも治療に直結するとは限りません。費用面だけでなく、検査の流れや結果の活用率についても事前に理解しておくと、心の準備ができます。

検査の流れ|主治医への相談から結果説明まで

遺伝子パネル検査を受けるためには、まず現在かかっている主治医に相談し、がんゲノム医療の拠点病院や連携病院への紹介を受ける必要があります。紹介状や画像データ、治療経歴のサマリーなどを準備したうえで、検査施設を受診します。

検査申込後、腫瘍組織や血液を解析に回し、結果は通常1~2か月ほどで判明します。その後、エキスパートパネルで結果が検討され、患者さんへの結果説明と今後の治療方針の提案が行われます。

治療への到達率は3~10%程度であることも知っておく

遺伝子パネル検査で遺伝子変異が見つかったとしても、すべての患者さんに合う治療薬が見つかるわけではありません。日本国内のデータでは、検査結果にもとづいた治療に実際にたどり着ける割合は3%から10%程度にとどまっています。

こうした数字を知ると落胆するかもしれませんが、検査の結果は将来の治療開発に役立つ貴重なデータでもあります。たとえすぐに薬が見つからなくても、臨床試験への参加など別の道が開けることもあるため、検査の価値はゼロではありません。

遺伝性腫瘍に関する情報が見つかる場合もある

NCCオンコパネルやGenMineTOPのように、患者さんの血液(正常な細胞)も合わせて検査するタイプでは、生まれつき持っている遺伝子の変化が判明する場合があります。いわゆる遺伝性腫瘍(家族性腫瘍)の可能性が示唆されるケースです。

この情報は患者さんだけでなく血縁者にも関わるため、心理的な負担を伴うことがあるかもしれません。遺伝カウンセラーによるサポート体制が整った施設で検査を受けるのが安心です。不安がある場合には、検査前の段階で遺伝カウンセリングを受けることもできます。

遺伝子パネル検査を受ける際のチェック項目

確認項目内容
検査期間申込から結果まで約1~2か月
費用の支払い申込時と結果説明時の2回に分割
治療到達率約3~10%
遺伝性腫瘍一部の検査で判明する場合あり
保険回数1人1回限り

遺伝子パネル検査の費用負担を少しでも減らすために使える制度と相談先

高額療養費制度以外にも、医療費の負担を和らげるための公的制度や相談窓口が用意されています。1つの制度だけに頼るのではなく、複数の支援を組み合わせることで手元に残るお金を増やしましょう。

医療費控除の確定申告で税金の還付を受ける

  • 年間の医療費が10万円(または総所得の5%)を超えた場合に申告可能
  • 遺伝子パネル検査の自己負担分も対象になり得る
  • 通院にかかった交通費(公共交通機関)も控除の対象

がん相談支援センターは費用の悩みにも対応してくれる

全国のがん診療連携拠点病院にはがん相談支援センターが設置されています。治療に関する不安だけでなく、経済的な問題にも対応してくれるため、遺伝子パネル検査の費用が心配な方は気軽に相談してみてください。

社会保険労務士や医療ソーシャルワーカーが在籍している施設もあり、高額療養費制度の申請手続きや限度額適用認定証の取得方法についても丁寧に教えてもらえます。利用は無料で、その病院の患者さんでなくても相談できることが多いでしょう。

民間のがん保険で遺伝子パネル検査をカバーできるケースも増えている

近年、がん遺伝子パネル検査やその後の治療費を保障する商品が民間のがん保険にも登場しています。加入済みの保険があれば、遺伝子パネル検査の費用が給付対象に含まれるかどうか確認しておくとよいかもしれません。

保険商品によって給付の条件や金額は異なりますが、公的制度と組み合わせることで自己負担額をほぼゼロに近づけられるケースもあります。保険証券を手元に用意して、保険会社のコールセンターや担当者に問い合わせてみましょう。

よくある質問

遺伝子パネル検査の費用56万円は分割で支払えますか?

遺伝子パネル検査の費用は、多くの医療機関で検査申込時と結果説明時の2回に分けて支払う仕組みになっています。一括で56万円を請求されるわけではないため、2回のタイミングで分けて負担するかたちです。

加えて、保険適用であれば自己負担は1割から3割に軽減されるうえ、限度額適用認定証やマイナ保険証を事前に用意しておけば窓口の支払い自体を自己負担限度額までに抑えられます。分割払いの制度が別途あるかどうかは、受診先の医療機関の窓口でご確認ください。

遺伝子パネル検査に高額療養費制度を適用する場合、どこに申請すればよいですか?

高額療養費の申請先は、加入している公的医療保険の種類によって異なります。会社員の方は勤務先の健康保険組合や協会けんぽの各都道府県支部に、自営業の方は市区町村の国民健康保険窓口に申請します。

申請には診療月ごとの領収書が必要となる場合が多いため、受診時の領収書は大切に保管しておきましょう。なお、限度額適用認定証を事前に取得しておけば、窓口での支払い時点で限度額が適用され、あとからの払い戻し手続きが不要になります。

遺伝子パネル検査を受けたあと、治療に使える薬が見つかる確率はどのくらいですか?

日本国内のデータでは、遺伝子パネル検査の結果にもとづいて実際に治療薬の投与にたどり着ける患者さんの割合は、おおむね3%から10%程度といわれています。すべての方に有効な薬が見つかるわけではないのが実情です。

ただし、検査で得られた情報は将来の治療研究や臨床試験への参加に活かせる可能性があります。現時点では治療に結びつかなかったとしても、主治医やがん相談支援センターを通じて新たな選択肢を探ることができるでしょう。

遺伝子パネル検査は全国どこの病院でも受けられますか?

遺伝子パネル検査を保険診療で受けられるのは、厚生労働省が指定した「がんゲノム医療中核拠点病院」「がんゲノム医療拠点病院」「がんゲノム医療連携病院」に限られます。全国に約260か所以上の施設が指定されており、お住まいの地域に近い施設を探すことが可能です。

受診にはかかりつけ医からの紹介状が必要になるため、まずは現在の主治医に遺伝子パネル検査を希望している旨を伝えてください。紹介先の医療機関によって受診の流れや待機期間が異なりますので、早めの相談がおすすめです。

遺伝子パネル検査の費用は医療費控除の対象になりますか?

遺伝子パネル検査は、治療を目的とした医療行為として行われるため、自己負担分が医療費控除の対象になると考えられます。年間の医療費が10万円(または総所得金額の5%)を超えた場合に、確定申告で税金の還付を受けることができます。

検査にかかった費用だけでなく、通院のための公共交通機関の交通費も控除の対象に含まれます。控除額や還付される税額は所得によって変わるため、税務署や税理士に相談して正確な計算をしてもらうのがよいでしょう。

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この記事を書いた人 Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助 医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医