リキッドバイオプシーを受けられる病院の探し方|がんゲノム医療の実施施設

リキッドバイオプシーを受けられる病院の探し方|がんゲノム医療の実施施設

リキッドバイオプシーを受けたいと思ったとき、「どの病院に行けばいいのか分からない」と悩む方は少なくありません。血液検査だけでがんの遺伝子変異を調べられるこの検査は、身体への負担が少ないことから注目を集めています。

ただし、どこの医療機関でも受けられるわけではなく、厚生労働省が指定する「がんゲノム医療中核拠点病院」「拠点病院」「連携病院」に限られています。

この記事では、リキッドバイオプシーを受けられる病院の具体的な見つけ方から、受診までの流れ、費用の目安まで丁寧に解説します。お住まいの地域に合った施設を見つけるための手がかりとして、ぜひ最後までお読みください。

リキッドバイオプシーとは?血液だけでがんの遺伝子を調べる検査が広がっている

リキッドバイオプシーは、血液などの体液からがん細胞由来のDNA断片(ctDNA)を検出し、がんの遺伝子変異を調べる検査です。従来の組織生検のように体に針を刺してがん組織を採取する必要がなく、採血だけで検査が完了します。

従来の生検とリキッドバイオプシーの違い

これまでのがん遺伝子検査では、手術や内視鏡でがん組織を直接採取する「組織生検」が主流でした。しかし、腫瘍の場所によっては組織の採取が難しいケースもあります。

リキッドバイオプシーは、血液中に漂う微量のがん由来DNAを次世代シーケンサー(NGS)で解析する方法です。体への負担が小さいだけでなく、繰り返し検査できるため、治療中の経過観察にも向いています。

リキッドバイオプシーと組織生検の比較

項目リキッドバイオプシー組織生検
検体の採取方法採血のみ手術・内視鏡など
身体への負担軽いやや大きい
繰り返しの検査容易難しい場合がある
検査対象血中のctDNA腫瘍組織そのもの
結果が出るまで約2〜4週間約3〜6週間

リキッドバイオプシーで分かること

リキッドバイオプシーでは、がんの原因となる遺伝子変異を網羅的に調べられます。100以上の遺伝子を一度に解析し、患者さん一人ひとりに合った治療薬の候補を探すことが目的です。

特に、標準治療が終了した方や、組織の採取が難しい部位にがんがある方にとって、治療の選択肢を広げる手段となるでしょう。

どのようながんに対応しているのか

リキッドバイオプシーは固形がん全般を対象としています。肺がん、大腸がん、乳がん、膵がん、胃がんなど、多くのがん種で活用されています。

血液中にがん由来のDNAが十分に含まれていれば検査は成立しますが、腫瘍の大きさやがんの進行度によって検出率は変わります。脳腫瘍など、血液中にctDNAが出にくいがん種では精度が低くなる場合もあるため、主治医との相談が大切です。

がんゲノム医療の拠点病院・連携病院を知れば、受診先がぐっと絞れる

リキッドバイオプシーを含むがん遺伝子パネル検査は、厚生労働省が指定した医療機関でのみ受けられます。指定施設には3つの区分があり、それぞれの役割を把握すると、ご自身に合った病院が見つかりやすくなります。

がんゲノム医療中核拠点病院とは

がんゲノム医療中核拠点病院は、全国に13施設が指定されています。検査だけでなく、治療法の研究や人材の育成なども担う、がんゲノム医療の中心的な存在です。

北海道大学病院、東北大学病院、国立がん研究センター中央病院・東病院、慶應義塾大学病院、東京大学医学部附属病院、静岡県立静岡がんセンター、名古屋大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、大阪大学医学部附属病院、岡山大学病院、九州大学病院などが該当します。

がんゲノム医療拠点病院とは

がんゲノム医療拠点病院は、全国に32施設あります。中核拠点病院と連携しながら、エキスパートパネル(専門家による治療方針の検討会議)を自施設で開催できる体制を整えています。

埼玉県立がんセンター、がん研究会有明病院、東京都立駒込病院、神奈川県立がんセンター、愛知県がんセンター、大阪国際がんセンターなど、各地域のがん診療の中心となる病院が含まれます。

がんゲノム医療連携病院とは

連携病院は、中核拠点病院や拠点病院と協力しながら、がん遺伝子パネル検査を実施する医療機関です。全国に約250施設が公表されており、患者さんが身近な場所で検査を受けられるよう体制が整備されています。

連携病院で検査を受けた場合、検査結果の解釈は連携先の中核拠点病院や拠点病院のエキスパートパネルで行われます。検査の質は変わりませんので、通院のしやすさを優先して選んでも問題ありません。

施設の種類全国の施設数エキスパートパネル
中核拠点病院13施設自施設で実施
拠点病院32施設自施設で実施
連携病院約250施設連携先で実施

リキッドバイオプシーを受けられる病院を自分で探す具体的な方法

リキッドバイオプシーを受けたい場合、まずは指定施設の一覧を確認し、お住まいの地域で受診できる医療機関を特定することが第一歩です。インターネットを使えば、自宅にいながら候補を絞り込めます。

国立がん研究センターC-CATの公式サイトを活用する

がんゲノム医療の施設を探すなら、国立がん研究センターがんゲノム情報管理センター(C-CAT)の公式サイトが便利です。「がんゲノム医療が受けられる病院をさがす」というページでは、地域別に中核拠点病院・拠点病院・連携病院の一覧が掲載されています。

URLは「https://for-patients.c-cat.ncc.go.jp/」です。各施設の連携関係も確認できるため、どの中核拠点病院と連携しているかも一目で分かります。

施設を探す際に確認したいポイント

  • 自宅から通える範囲にあるか
  • 連携先の中核拠点病院はどこか
  • 紹介状なしで受診できるかどうか

厚生労働省のホームページから一覧PDFを入手する

厚生労働省の「がん診療連携拠点病院等」のページにも、がんゲノム医療中核拠点病院等の一覧がPDFで公開されています。施設名と所在地が一覧になっているため、印刷して主治医に見せながら相談するといった使い方もできるでしょう。

情報は定期的に更新されるため、施設数や連携関係が変わっている場合があります。受診を検討する際は、なるべく直近の一覧を確認するようにしてください。

がん相談支援センターに電話で相談する

インターネットでの検索が難しいと感じる方は、全国のがん診療連携拠点病院に設置されている「がん相談支援センター」に電話で問い合わせる方法もあります。がんゲノム医療に詳しい相談員が、お住まいの地域で受けられる施設を案内してくれます。

国立がん研究センターの「がん情報サービスサポートセンター」(電話番号: 0570-02-3410)でも相談を受け付けていますので、一人で悩まず気軽に連絡してみてください。

リキッドバイオプシーを受けるための条件と紹介状の準備

リキッドバイオプシーは希望すればすぐに受けられるわけではなく、一定の条件を満たす必要があります。検査をスムーズに受けるために、事前に押さえておきたいポイントをまとめました。

検査の対象となる方の条件

がん遺伝子パネル検査(リキッドバイオプシーを含む)の対象は、標準治療がない方、または標準治療が終了した(もしくは終了が見込まれる)固形がんの患者さんです。全身状態が比較的良好で、検査後に次の治療を受けられる見込みがあることも求められます。

小児の悪性固形腫瘍も対象に含まれます。ただし、検査の適応は最終的に担当医が判断するため、ご自身が対象になるかどうかは主治医に確認してください。

リキッドバイオプシーが優先されるケース

がん遺伝子パネル検査には組織を使う方法と血液を使う方法があり、基本的には組織検体による検査が優先されます。リキッドバイオプシーが選ばれるのは、組織の採取が困難な場合や、過去に採取した組織検体の量が足りない場合です。

例えば、がんが体の深部にあって生検が難しいとき、あるいは全身状態の関係で組織を採取する処置に耐えられないと判断されたときに、リキッドバイオプシーが検討されます。

紹介状の準備と受診の手順

がんゲノム医療の外来を受診するには、現在の主治医からの紹介状(診療情報提供書)が必要です。紹介状には、これまでの治療歴や使用した薬剤の情報、画像検査の結果などが記載されます。

受診の流れは一般的に、主治医から紹介を受け、がんゲノム医療の外来で説明と同意を行い、検体を提出した後、約1〜2か月で結果が返ってくるという段取りです。結果をもとに今後の治療方針が検討されるため、主治医との連携が欠かせません。

受診の段階内容目安の期間
初回受診検査対象かどうかの判定と説明受診当日
検体提出採血(リキッドバイオプシーの場合)初回〜2回目の受診時
結果説明エキスパートパネル後に説明検体提出から約1〜2か月後

がん遺伝子パネル検査にかかる費用はどれくらいか

がん遺伝子パネル検査は高額な検査であり、費用に関する不安を抱えている方は多いでしょう。検査費用は56万円(56,000点)が基本で、高額療養費制度を利用すると自己負担が大幅に軽減されます。

検査費用の内訳と自己負担額

がん遺伝子パネル検査の費用は、検査そのものが56万円です。3割負担の場合、約16万8,000円が窓口での支払い額になります。

ただし、高額療養費制度を申請すれば、所得区分に応じて自己負担額の上限が設けられます。多くの方が月額数万円〜十数万円の範囲に収まるため、費用面で検査を諦める前に、ぜひ制度の活用を検討してみてください。

費用に関して確認しておきたいポイント

  • 高額療養費制度の限度額適用認定証を事前に取得しておく
  • 検査費用のほかに初診料や再診料がかかる
  • 検査結果に基づく治療は別途費用が発生する

費用を抑えるために知っておきたい公的制度

高額療養費制度では、事前に「限度額適用認定証」を加入している健康保険に申請しておくと、窓口での支払いが自己負担限度額までに抑えられます。後から差額が戻ってくるのを待つ必要がなくなるため、経済的な負担感を軽くできるでしょう。

また、一部の民間医療保険では、がん遺伝子パネル検査を給付の対象としている場合もあります。加入中の保険会社に確認してみることをおすすめします。

自由診療のリキッドバイオプシーとの違いに注意

がんゲノム医療中核拠点病院等で受ける検査とは別に、一部のクリニックでは自由診療としてリキッドバイオプシーを提供しています。自由診療の場合は、検査の種類や費用体系が異なるため、内容をしっかり確認する必要があります。

自由診療では高額療養費制度が適用されず、全額自己負担となります。どちらの検査が自分に合っているかは、主治医やがん相談支援センターに相談して判断することが大切です。

リキッドバイオプシーの結果が出たあとの治療への活かし方

検査で遺伝子変異が見つかった場合、その結果をもとに治療薬の候補や臨床試験の情報が提示されます。ただし、検査を受けたすべての方が新しい治療にたどり着けるとは限らないことも知っておきましょう。

エキスパートパネルで治療方針が検討される

検査結果は、がんの専門医や遺伝の専門家、薬剤師、病理医など多職種で構成されるエキスパートパネルで検討されます。患者さんの遺伝子変異に対してどの薬剤が効く可能性があるか、該当する臨床試験があるかなどが話し合われます。

エキスパートパネルの検討結果は担当医を通じて患者さんに説明されます。結果報告までに約1〜2か月かかるのは、この丁寧な検討が行われるためです。

治療に結びつく確率と心構え

がん遺伝子パネル検査の結果から、効果が期待できる治療にたどり着ける方は、現状では検査を受けた方の約10%程度と報告されています。この数字を低いと感じるかもしれませんが、従来は見つからなかった治療の選択肢が見つかる場合もあります。

遺伝子変異が見つかっても、対応する薬剤がなかったり、体の状態から治療を受けるのが難しかったりするケースもあります。結果がどうであれ、主治医としっかり話し合って、今後の方針を一緒に考えていくことが大切です。

臨床試験や治験への参加という選択肢

エキスパートパネルの結果、該当する臨床試験や治験が見つかることがあります。臨床試験に参加する場合、試験を実施している医療機関を受診する必要が出てくるため、元の主治医と臨床試験の担当医が連携しながら進めることになります。

臨床試験に関する情報は、国立がん研究センターがんゲノム情報管理センター(C-CAT)のデータベースでも確認できます。治療の幅を広げたい方にとって、がん遺伝子パネル検査は貴重な一歩となりえます。

検査結果のパターン次のアクション
治療薬候補が見つかった主治医と相談し、薬剤の使用を検討する
臨床試験が該当した実施施設への受診を調整する
有効な治療が見つからなかった他の治療法を含め主治医と方針を再検討する
遺伝性腫瘍の可能性が示唆された遺伝カウンセリングを受ける

病院選びで後悔しないために押さえておきたいチェックポイント

リキッドバイオプシーを受ける病院を選ぶとき、施設の種類や場所だけでなく、いくつかの実務的なポイントを事前に確認しておくと安心です。検査後のフォロー体制も含めて、総合的に判断しましょう。

通院のしやすさと検査後のサポート体制

確認項目確認方法
自宅からの所要時間交通手段を含めて事前に調べる
遺伝カウンセリングの有無病院のホームページか電話で問い合わせる
セカンドオピニオンへの対応紹介状作成の可否を確認する
臨床試験の実施状況C-CATや病院のサイトで確認する

主治医との連携がスムーズかどうか

がんゲノム医療の外来は、あくまで検査のための受診であり、治療の全体を引き継ぐ転院ではありません。検査後も元の主治医のもとで治療を続けるケースが多いため、主治医とがんゲノム医療の施設の連携が円滑に進むかは確認しておいた方がよいでしょう。

紹介状の内容が充実していれば検査もスムーズに進みます。主治医に相談する際は、これまでの治療歴や使用した薬の名前を整理しておくと話が早いかもしれません。

がん相談支援センターを積極的に頼る

病院選びで迷ったときは、がん相談支援センターの力を借りてください。がんゲノム医療の仕組みから費用のことまで、幅広い相談に対応してくれます。

がん相談支援センターは、がん診療連携拠点病院に併設されています。電話でも対面でも利用でき、患者さん本人だけでなくご家族の相談にも対応しています。一人で抱え込まず、専門の相談員にまず話を聞いてもらうことが、納得のいく選択につながるはずです。

よくある質問

リキッドバイオプシーはどの病院でも受けられますか?

リキッドバイオプシーはすべての病院で受けられるわけではありません。厚生労働省が指定した「がんゲノム医療中核拠点病院」「拠点病院」「連携病院」に限定されています。

全国に約290施設が指定されており、国立がん研究センターC-CATの公式サイトや厚生労働省のホームページで施設の一覧を確認できます。受診の際は、現在の主治医からの紹介状が必要です。

リキッドバイオプシーの検査結果が出るまでにどれくらいの期間がかかりますか?

リキッドバイオプシーの検査結果が出るまでには、一般的に約1〜2か月の期間がかかります。採血後に血液からDNAを抽出・解析し、さらにエキスパートパネルで多職種の専門家が結果を検討するため、一定の時間を要します。

結果は担当医を通じて説明され、治療方針の相談が行われます。進行がんの方にとって時間は貴重ですから、検査を検討されている場合はなるべく早い段階で主治医に相談されることをおすすめします。

リキッドバイオプシーは早期がんの発見にも使えますか?

現時点で、がんゲノム医療として行われるリキッドバイオプシーは、主に進行がん・再発がんの患者さんを対象としています。早期がんのスクリーニング目的での使用は、まだ研究段階にあります。

一部のクリニックでは、自由診療として早期発見を目的としたリキッドバイオプシーを提供しているケースもありますが、その場合は検査の目的や精度が異なるため、内容をよく確認した上で判断してください。

リキッドバイオプシーの検査で遺伝子変異が見つからないこともありますか?

リキッドバイオプシーの検査で遺伝子変異が検出されないケースは十分にあります。血液中に含まれるがん由来のDNA(ctDNA)は微量であり、腫瘍の種類や進行度によっては検出されにくい場合があるためです。

変異が見つからなかった場合でも、がんに遺伝子変異がないことを意味するわけではありません。組織検体による再検査が可能であれば、追加の検査を検討するケースもあります。結果については担当医と丁寧に話し合うことが大切です。

リキッドバイオプシーを受ける際に家族も一緒に受診した方がよいですか?

可能であれば、リキッドバイオプシーの検査前の説明時にはご家族と一緒に受診されることをおすすめします。検査の内容やリスク、遺伝情報に関する説明など、ご本人だけでは判断が難しい内容が含まれるためです。

特に、検査の結果によっては遺伝性腫瘍の可能性が示唆される場合もあり、血縁者にも関わる情報となるかもしれません。ご家族と一緒に説明を聞いておくことで、その後の意思決定をよりスムーズに進められるでしょう。

References

Aredo, J. V., Jamali, A., Zhu, J., Heater, N., Wakelee, H. A., Vaklavas, C., Anagnostou, V., & Lu, J. (2025). Liquid biopsy approaches for cancer characterization, residual disease detection, and therapy monitoring. American Society of Clinical Oncology Educational Book, 45(3), e481114. https://doi.org/10.1200/EDBK-25-481114

Ho, H.-Y., Chung, K.-S. K., Kan, C.-M., & Wong, S.-C. C. (2024). Liquid biopsy in the clinical management of cancers. International Journal of Molecular Sciences, 25(16), 8594. https://doi.org/10.3390/ijms25168594

Woodhouse, R., Li, M., Hughes, J., Delfosse, D., Skoletsky, J., Ma, P., Meng, W., Dewal, N., Milbury, C., Clark, T., Donahue, A., Sommer, D., Klausner, M., Bravo, C., Verselis, C., Akers, B., Hartmaier, R., & Decker, L. (2020). Clinical and analytical validation of FoundationOne Liquid CDx, a novel 324-gene cfDNA-based comprehensive genomic profiling assay for cancers of solid tumor origin. PLoS ONE, 15(9), e0237802. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0237802

Siravegna, G., Marsoni, S., Siena, S., & Bardelli, A. (2017). Integrating liquid biopsies into the management of cancer. Nature Reviews Clinical Oncology, 14(9), 531–548. https://doi.org/10.1038/nrclinonc.2017.14

Nikanjam, M., Kato, S., & Kurzrock, R. (2022). Liquid biopsy: Current technology and clinical applications. Journal of Hematology & Oncology, 15(1), 131. https://doi.org/10.1186/s13045-022-01351-y

Milbury, C. A., Creeden, J., Yip, W.-K., Smith, D. L., Pattani, V., Maxwell, K., Sawchyn, B., Gjoerup, O., Meng, W., Skoletsky, J., Liao, J., He, J., Hartmaier, R., Frampton, G. M., & Decker, L. (2022). Clinical and analytical validation of FoundationOne CDx, a comprehensive genomic profiling assay for solid tumors. PLoS ONE, 17(3), e0264138. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0264138

De Mattos-Arruda, L., & Siravegna, G. (2021). How to use liquid biopsies to treat patients with cancer. ESMO Open, 6(2), 100060. https://doi.org/10.1016/j.esmoop.2021.100060

Mitsumura, T., Kumaki, Y., Takahashi, K., Matsudera, S., Sakakibara, R., Honda, T., Ishizuka, M., Iijima, Y., Shirai, T., Okamoto, T., Tateishi, T., Sakashita, H., Miyake, S., Ikeda, S., & Miyazaki, Y. (2021). Treatment of advanced lung cancer based on genomic profiling using liquid biopsy (plasma): A review of three cases. Thoracic Cancer, 12(18), 2508–2512. https://doi.org/10.1111/1759-7714.14098

de Jager, V. D., Giacomini, P., Fairley, J. A., Toledo, R. A., Patton, S. J., Joosse, S. A., Koch, C., Deans, Z. C., ELBS ctDNA Workshop Group, Heitzer, E., & Schuuring, E. (2025). Reporting of molecular test results from cell-free DNA analyses: Expert consensus recommendations from the 2023 European Liquid Biopsy Society ctDNA Workshop. EBioMedicine, 114, 105636. https://doi.org/10.1016/j.ebiom.2025.105636

Parums, D. V. (2025). A review of circulating tumor DNA (ctDNA) and the liquid biopsy in cancer diagnosis, screening, and monitoring treatment response. Medical Science Monitor, 31, e948450. https://doi.org/10.12659/MSM.948450

この記事を書いた人 Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助 医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医