
がんと診断されたとき、「放射線治療と手術のどちらを選べばいいのか」と悩む方は少なくありません。どちらにも利点と弱点があり、一概に優劣をつけられるものではないでしょう。
治療法の選択は、がんの種類・進行度・患者さんの年齢や体力、そして生活上の希望によって大きく変わります。この記事では、放射線治療と手術それぞれの長所と短所を丁寧に整理し、治療を選ぶうえで確認すべき判断基準をお伝えします。
読み終えたあと、「自分の場合はどちらが合いそうか」を担当医と話し合うための材料がそろうはずです。ぜひ最後までお読みください。
放射線治療と手術、どちらを選ぶか迷ったときに押さえたい基本
放射線治療と手術は、いずれもがんの根治を目指す治療法ですが、体への影響や回復の仕方がまったく異なります。どちらが「正解」かは患者さんの状態によって変わるため、まずは両者の基本的な仕組みを把握しておくことが大切です。
手術はがん組織を体から直接取り除く治療法
手術は、メスや内視鏡などを使ってがん組織を物理的に切除する方法です。がん細胞をまとめて取り除けるため、切除した組織を顕微鏡で調べて病理診断(取り出した組織をくわしく検査すること)が行えるという強みがあります。
一方で、体にメスを入れる以上、術後に痛みや機能障害が出る場合もあります。入院期間が必要なケースが大半で、日常生活に戻るまでにある程度の時間がかかるでしょう。
放射線治療は体の外から、あるいは内側からがん細胞を攻撃する
放射線治療は、高エネルギーの放射線をがん組織に照射してがん細胞のDNAを損傷させ、増殖を止める方法です。体の外側から照射する「外照射」と、体の内部に放射線源を置く「小線源治療」があります。
放射線治療と手術の基本比較
| 項目 | 手術 | 放射線治療 |
|---|---|---|
| 治療の原理 | がん組織を物理的に切除 | 放射線でがん細胞のDNAを破壊 |
| 入院の目安 | 数日〜数週間 | 通院で済む場合が多い |
| 体への負担 | 切開による痛みや傷あと | 皮膚炎や倦怠感など |
治療選択で最も大切なのは「がんの状態と患者さんの全身状態」
治療法を決めるとき、がんの種類や進行度だけでなく、患者さんの年齢・体力・持病・生活環境なども大きく影響します。たとえば、心臓や肺に持病がある方は全身麻酔のリスクが高まるため、手術よりも放射線治療を勧められるケースがあります。
逆に、放射線に感受性が低いタイプのがんでは、手術で確実に取り除くほうが良い結果につながることもあるでしょう。どちらの治療にも「得意ながん」と「不得意ながん」があるのです。
手術によるがん治療のメリットとデメリットを率直に整理した
手術は、がん治療の中でもっとも歴史が長い方法であり、多くのがん種で高い根治率を誇ります。ただし身体への負担も大きいため、メリットとデメリットを正しく知ったうえで判断することが大切です。
がん組織を「一括で取り切れる」手術の大きな強み
手術の最大のメリットは、がん組織を目に見える形で確実に取り除ける点にあります。切除した組織を顕微鏡検査にかけることで、がんの悪性度や断端(切り口にがんが残っていないか)を正確に評価できます。
とくに早期がんであれば、手術だけで根治できる可能性が高く、追加の治療が不要になることも珍しくありません。
術後の痛みや機能低下は避けて通れない課題
手術のデメリットとして見過ごせないのが、術後の身体的な負担です。切除する臓器や範囲によっては、排尿障害や性機能の低下、リンパ浮腫(リンパ液の流れが滞ってむくむ症状)などが生じる場合があります。
全身麻酔に伴うリスクも考慮しなければなりません。高齢の方や心肺機能が低下している方にとっては、手術そのものが大きな身体的ストレスになりえます。
入院期間と社会復帰までの時間を見据えて検討する
手術後はリハビリを含めて数日から数週間の入院が一般的です。退院後も体力の回復には時間がかかり、仕事や家事に復帰できる時期は術式やがんの部位によって大きく異なります。
近年は腹腔鏡手術やロボット支援手術など、体への負担を抑えた手術法も広まっています。こうした低侵襲手術(身体への負担が少ない手術)であれば、入院期間が短縮されることも多いでしょう。
手術後の再発リスクにも目を向ける
がんの種類によっては、目に見えない微小ながん細胞が手術後に残り、再発の原因になることがあります。そのため手術後に放射線治療や薬物療法を追加する「術後補助療法」が行われるケースも少なくありません。
手術の成績は執刀医の経験や病院の設備にも左右されます。治療を受ける施設を選ぶ際には、その分野の症例数や専門医の在籍状況を確認するとよいかもしれません。
手術のメリットとデメリットまとめ
| 観点 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 根治性 | がん組織を一括切除できる | 微小ながんが残る可能性 |
| 診断精度 | 病理検査で正確な評価が可能 | 手術をしないと評価できない |
| 身体負担 | 低侵襲手術で軽減可能 | 術後の痛み・機能障害 |
| 社会復帰 | 一度の治療で完結しやすい | 回復まで時間がかかる |
放射線治療のメリットとデメリットを整理すれば、漠然とした不安は和らぐ
放射線治療は臓器を温存しながらがんを治療できる方法であり、手術と同等の根治率を示すがん種も数多く存在します。治療前に利点と限界を把握しておくことで、「よく分からないから怖い」という感覚は薄れていくでしょう。
臓器を残したまま治療できるのは、放射線治療ならではの利点
放射線治療の大きなメリットは、がんのある臓器を切除せずに済む点です。たとえば喉頭がん(のどのがん)では、手術で喉頭を全摘出すると声を失うことがありますが、放射線治療なら声帯を温存しながら治療を進められます。
乳がんにおいても、乳房温存手術のあとに放射線治療を組み合わせることで、乳房を残しながら再発リスクを下げられるケースが多いです。
通院で治療を受けられるため、日常生活への影響が小さい
外照射(体の外から放射線を当てる方法)の場合、1回あたりの治療時間は数分から数十分程度で、多くの方が通院しながら治療を続けられます。仕事や育児と両立しやすい点は、手術と比べた大きな利点といえるでしょう。
放射線治療の副作用と特徴
| 副作用の種類 | 出現時期 | 主な症状例 |
|---|---|---|
| 急性期の副作用 | 治療中〜直後 | 皮膚の赤み・口内炎・倦怠感 |
| 晩期の副作用 | 治療後数か月〜数年 | 組織の線維化・二次がん |
晩期副作用のリスクは治療前に正しく把握しておくべき
放射線治療のデメリットとして注意が必要なのが、治療から数か月〜数年後に現れる「晩期副作用」です。照射した部位の組織が線維化(硬くなる変化)を起こしたり、まれに照射範囲内に新たながんが発生する二次がんのリスクがあります。
ただし、現在は照射技術の進歩によって、正常な組織への被ばく量を極力減らす治療計画が立てられるようになっています。副作用の出方は個人差が大きいため、担当の放射線治療医に自分の場合のリスクを具体的に確認しておくと安心です。
がんの種類やステージで放射線治療と手術の成績は大きく変わる
がん治療の成績は、がんの発生部位やステージ(進行度)によってまったく異なります。放射線治療が有利ながん、手術が有利ながん、そして両者に差がつきにくいがんがあり、「すべてのがんに万能な治療法」は存在しません。
早期の肺がんでは手術と放射線治療の成績が接近している
早期の非小細胞肺がんでは、手術(肺の一部を切除する手術)と定位放射線治療(SBRT、ピンポイントで高線量を照射する方法)を比較した大規模な研究が世界中で行われています。手術のほうが長期的な全生存率でやや優れるとする報告がある一方、体力的に手術が難しい患者さんにとってSBRTは有力な代替手段です。
とくに腫瘍が小さいT1ステージの患者さんでは、手術とSBRTの生存率に統計的な有意差がなかったとするメタアナリシス(複数の研究データを統合して分析する手法)もあります。
前立腺がんは治療法による生存率の差が小さい代表的ながん
前立腺がんは、手術(前立腺全摘除術)と放射線治療の両方が根治治療として広く行われているがんです。英国で行われた大規模なProtecT試験では、限局性前立腺がんの患者さんを手術群・放射線治療群・経過観察群に分け、10年間の追跡調査を実施しました。
その結果、前立腺がんによる死亡率には3群間で大きな差がなかったと報告されています。ただし、手術を受けた患者さんでは尿失禁や性機能の低下が多く、放射線治療を受けた患者さんでは腸管への影響(頻便や直腸出血)が出やすいという違いがありました。
子宮頸がんでは手術と放射線治療の副作用パターンが異なる
子宮頸がんの治療でも、手術(広汎子宮全摘出術)と放射線治療は同等の治療成績が期待できるがん種のひとつです。ただし長期的な副作用の傾向は、治療法ごとに異なります。
手術を受けた患者さんではリンパ浮腫が多く、放射線治療を受けた患者さんでは性機能や腸管機能への影響が目立つとの研究結果があります。どちらの治療を選んでも長期的にケアが必要になりうるため、治療前に主治医と副作用について十分に話し合うことが大切です。
進行がんでは手術単独より放射線治療との併用が標準になっているケースが多い
がんが進行している場合、手術だけでは取り切れないリスクが高まります。そのため多くの進行がんでは、手術と放射線治療、あるいは薬物療法を組み合わせた集学的治療(複数の治療法を組み合わせる方法)が標準的です。
- 直腸がんでは術前に放射線治療を行い腫瘍を縮小させてから手術を実施
- 頭頸部がん(口やのどのがん)では放射線治療と抗がん剤の同時併用が標準
- 食道がんでも術前化学放射線療法が広く行われている
年齢・体力・持病が放射線治療と手術の選択を左右する
がんの治療法を選ぶとき、がんそのものの特徴と同じくらい大切なのが、患者さんの全身状態です。年齢、心肺機能、既往歴(過去の病歴)、そして普段の生活でどの程度活動できているかが、治療の安全性と効果に直結します。
高齢の患者さんには体への負担が少ない放射線治療が選ばれやすい
75歳以上など高齢の患者さんでは、手術に伴う全身麻酔のリスクが上がります。術後の合併症(肺炎、血栓症など)も若い世代に比べて起こりやすく、回復に時間がかかる傾向があるでしょう。
そうした場合、放射線治療は身体的な負担が比較的少なく、入院が不要な場合も多いため、高齢の方にとって現実的な選択肢になります。とくに定位放射線治療は短期間で完了するため、体力の消耗を抑えられるメリットがあります。
心臓病・糖尿病・呼吸器疾患など持病がある場合の治療選択
心臓病や糖尿病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)など、持病を抱えている患者さんは手術中・術後の合併症リスクが高まります。麻酔科医と外科医が連携して安全性を評価しますが、リスクが高い場合は放射線治療を代替として提案されることがあります。
全身状態と治療法の選択目安
| 全身状態 | 手術の適応 | 放射線治療の適応 |
|---|---|---|
| 日常生活を自力でこなせる | 多くの場合で可能 | もちろん可能 |
| 持病はあるが安定している | 術前評価で判断 | 比較的安全に受けられる |
| 日常生活に介助が必要 | リスクが高くなる | 通院可能なら検討可 |
「自分らしい生活」を守るために治療後のQOL(生活の質)を想像してみる
治療法を選ぶ際には、「治療後にどんな生活を送りたいか」というイメージを持つことが大切です。たとえば、声を使う仕事に就いている方が喉頭がんを手術で治療すると、声を失う可能性があります。そのような場合は、放射線治療で声帯を温存する選択肢を真剣に検討すべきでしょう。
排尿や排便、性機能など、日常生活に直結する機能への影響も治療法によって異なります。どの機能をどの程度守りたいか、そして副作用が出た場合の対処法まで含めて、担当医と話し合っておくことをお勧めします。
放射線治療と手術を組み合わせる併用療法はどんなときに選ばれるのか
放射線治療と手術は「どちらか一方」を選ぶだけでなく、両方を組み合わせて治療効果を高めるアプローチも広く行われています。併用療法が選ばれる代表的なケースを整理しました。
術前照射でがんを縮小させてから手術する「術前放射線治療」
進行した直腸がんや食道がんでは、手術の前にあらかじめ放射線を照射して腫瘍を小さくしておく「術前照射」が行われることがあります。腫瘍が縮小することで切除しやすくなり、手術の成功率が上がる可能性があります。
また、腫瘍を小さくしてから手術することで、切除する範囲を狭められ、臓器の機能を温存しやすくなるケースもあるでしょう。
手術後に残った微小ながん細胞を放射線で叩く「術後補助照射」
手術でがんを切除したあと、目に見えないレベルのがん細胞が残っている可能性がある場合に実施するのが「術後補助照射」です。乳がんの乳房温存手術後や、頭頸部がんの術後などで標準的に行われています。
術後補助照射を追加することで局所再発(手術した場所のあたりにがんが再び現れること)のリスクを下げられると、多くの臨床研究で示されています。
がんの再発を防ぐための併用療法の判断基準
併用療法を行うかどうかは、切除した組織の病理検査の結果に基づいて判断されます。がんの悪性度が高い場合、リンパ節への転移がある場合、あるいは断端にがん細胞が残っている場合などは、術後照射が勧められることが多いです。
ただし併用療法では、手術による身体的負担に加えて放射線治療の副作用も重なるため、患者さんの体力や全身状態を十分に考慮する必要があります。担当医は治療の効果とリスクを天秤にかけながら、個々の患者さんに合った方針を提案してくれるはずです。
薬物療法も加えた集学的治療が求められるケース
進行がんや転移のあるがんでは、手術と放射線治療に加えて抗がん剤や分子標的薬などの薬物療法を組み合わせることがあります。3つの治療法を組み合わせることで、それぞれ単独では難しい治療効果を引き出せる場合があるのです。
- 抗がん剤で全身に散らばったがん細胞を抑え、放射線と手術で局所を制御する
- 放射線増感作用(放射線の効きを高める効果)のある薬剤を併用して治療効果を底上げする
- 免疫チェックポイント阻害薬と放射線治療の組み合わせで治療成績の向上を目指す研究も進んでいる
後悔しない治療選択のために担当医と確認したい7つの質問
がんの治療法を最終的に決めるのは患者さん自身ですが、判断材料を十分にそろえるためには担当医との対話が欠かせません。あらかじめ質問を用意しておくと、限られた診察時間を有効に使えます。
「セカンドオピニオン」は遠慮なく活用していい
担当医に聞いておきたい質問例
| 質問の分類 | 具体的な質問内容 |
|---|---|
| 治療の効果 | 自分のがんでは手術と放射線治療のどちらが治療成績で優れているか |
| 副作用 | 治療後にどのような副作用がどのくらいの確率で起こるか |
| 日常生活 | 治療中・治療後にどの程度の制限があるか |
| 再発リスク | 再発した場合、次の治療にはどんな選択肢があるか |
| 費用・期間 | 治療にかかる期間と通院頻度の目安 |
セカンドオピニオン(主治医以外の医師の意見を聞くこと)は、患者さんに認められた権利です。担当医に申し出ることに引け目を感じる方もいますが、多くの医師はセカンドオピニオンを前向きに受け止めてくれます。
別の専門医の意見を聞くことで、自分に合った治療法への理解が深まり、納得感を持って治療に臨めるようになるでしょう。
治療法を比較するときは「5年生存率」だけで判断しない
がんの治療成績を示す指標として「5年生存率」がよく使われますが、この数値だけで治療法を選ぶのは危険です。5年生存率が同じ治療法であっても、副作用の内容や治療後のQOL(生活の質)は大きく異なる場合があります。
「生きる年数」だけでなく「どう生きるか」まで含めて考えることで、より自分に合った治療を選べるようになります。治療後に何を大切にしたいか、ご家族とも話し合っておくとよいかもしれません。
がん相談支援センターを活用して不安を一人で抱え込まない
全国のがん診療連携拠点病院には「がん相談支援センター」が設置されています。治療法に関する疑問だけでなく、経済面の心配や心のケアについても、専門のスタッフが無料で相談に乗ってくれます。
一人で悩み続けると、不安ばかりが大きくなって冷静な判断ができなくなることもあります。信頼できる相談先を確保しておくだけでも、気持ちはずいぶんと楽になるはずです。
よくある質問
放射線治療と手術では、がんの治療期間にどのくらいの差がありますか?
手術の場合、入院期間を含めると数日から数週間かかるのが一般的ですが、治療自体は手術当日に完了します。一方、放射線治療は1回あたりの照射時間は短いものの、通常は数週間にわたって通院しながら照射を繰り返します。
たとえば標準的な外照射では週5回の照射を5〜7週間ほど続けるケースが多いです。ただし定位放射線治療(SBRT)の場合は3〜5回程度で終わることもあり、治療スケジュールはがんの種類や照射方法によって大きく異なります。
放射線治療を受けたあとに手術を受けることはできますか?
放射線治療後に手術を受けることは可能ですが、いくつかの注意点があります。放射線を照射した部位の組織は線維化(硬くなる変化)を起こしている場合があり、手術の難易度が上がることがあります。
そのため、担当の外科医は放射線治療の照射範囲や線量を確認したうえで手術の可否を判断します。逆に、手術後に放射線治療を追加する「術後補助照射」は多くのがん種で標準的に行われており、両方を組み合わせることで治療効果を高められるケースが数多くあります。
がんの放射線治療で痛みを感じることはありますか?
放射線の照射そのものは痛みを伴いません。治療中はベッドに横たわった状態で数分間じっとしているだけで、レントゲン撮影に近い感覚です。
ただし、治療を重ねるうちに照射部位の皮膚が赤くなったり、ヒリヒリする症状が出る場合があります。口腔内やのどに照射する場合は粘膜炎による痛みが生じることもあるため、症状が出た場合は担当医に相談し、痛みを和らげる薬を処方してもらうとよいでしょう。
がんの手術と放射線治療で、再発率に違いはありますか?
再発率はがんの種類やステージ、患者さんの全身状態によって大きく異なるため、一概に「手術のほうが低い」「放射線治療のほうが低い」とは言い切れません。たとえば早期の前立腺がんや喉頭がんでは、手術と放射線治療の再発率に大きな差がないことが複数の研究で報告されています。
がんの部位やステージに応じた再発リスクは、担当医がデータをもとに個別に説明してくれます。治療法を選ぶ際には、再発率だけでなく再発した場合の治療の選択肢も含めて確認しておくことをお勧めします。
がんの治療法を決めるとき、家族はどのように関わればよいですか?
治療法の最終的な決定権は患者さん本人にありますが、ご家族のサポートは精神的にも実務的にも大きな力になります。まず、診察に同席して医師の説明を一緒に聞くことで、帰宅後に情報を整理しやすくなるでしょう。
治療中は通院の付き添いや食事の準備など、日常的なサポートが必要になる場面もあります。患者さんの意思を尊重しつつ、「あなたの味方です」というメッセージをしっかり伝えることが、何よりも心強い支えになるはずです。
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前田 祐助 医学博士 / 医師
慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医