
がんの治療計画(プロトコル)は、何を目指して、どの治療をどの順序で進めるかをまとめた方針です。医師の説明は、治療の目的と進め方をつかみ、分からなかった部分を聞き直しながら受け止めていけば大丈夫です。
診察室では分かったつもりでも、帰宅して家族に話そうとすると言葉が出てこないかもしれません。そんなときは、メモや書面に戻って整理しましょう。
この記事では、がんの治療計画で説明される内容、診察前の準備、録音や書面の使い方、言葉や数字の聞き返し方を解説します。家族との共有や、看護師・薬剤師に聞ける内容も取り上げます。
がんの治療計画で説明される目的と進め方
治療計画は、何を目指して、どの治療をどの順序で進めるかをまとめた方針です。説明を受けるときのコツは、治療名に加え、目的と自分の予定を結びつけて聞くことにあります。
プロトコルは治療を進めるための取り決め
プロトコルとは、治療の方法や進め方についての取り決めです。薬を使う治療では、薬の組み合わせや投与の間隔などをまとめた「レジメン」という言葉も使われます。
自分の治療計画を聞く場面では、その名称が何を指すかに加え、今決まっている範囲と今後の検査で決まる範囲を分けると話が整理しやすくなります。計画書を受け取ったら、診察で説明された内容がどこに記載されているかを主治医と一緒に確かめましょう。
説明は病状から治療後の過ごし方までつながる
説明の出発点は、がんの種類と、広がりの程度を表す病期です。続いて、手術、薬物療法、放射線治療などのうち提案された治療が、何を目指すものかという話につながります。
| 説明される内容 | 聞くときの言い方 |
|---|---|
| 病名と病期 | 「私のがんは、どこにあり、どこまで広がっていますか?」 |
| 治療の目的 | 「この治療で目指すのは、どのような状態ですか?」 |
| 治療の方法 | 「提案された治療は、どんな順序で進みますか?」 |
| 治療の期間 | 「今分かる予定と、途中で決まる予定はどれですか?」 |
| 副作用 | 「生活に影響しそうな症状と、連絡が必要な症状は何ですか?」 |
同じ治療名でも、がんを取り除くために行う場合と、進行を抑えたり症状を軽くしたりするために行う場合では、説明の受け止め方が変わります。名称と目的を組み合わせてメモしておくと、家族にも意味を伝えやすい形になります。
決まった予定と見直す予定を分ける
治療の予定には、開始時点で決まる部分と、体調や検査結果を見て見直す部分があります。日付に加え、何を見て次の予定が決まるかまで残しておきましょう。
たとえば、次の検査を受けてから治療を続けるか判断する説明なら、検査日と結果を聞く日には異なる意味があります。メモでは「決定」「予定」「結果待ち」と分け、予定が変わったときは変更日も添えると混同を防げます。
がんの説明が思い出せなくなる理由
診察で聞いた内容を思い出せないときは、情報の量や慣れない言葉、気持ちの揺れが重なっています。聞き直したい部分があるのは、説明を自分の生活に結びつけようとしている場面でもあります。
初めての言葉と日程が一度に出てくる
治療の説明では、病状の話から検査の日程、治療中の注意へと短い時間で話題が移るため、個々の言葉を覚えるだけでも負担がかかります。説明を聞きながら予定表や資料を見ると、注意を向ける先も増えるでしょう。
耳にした言葉を後から見て思い出すのと、何も見ずに家族へ説明するのとでは、必要な記憶の使い方が違います。話が途中で止まったら、書面を開いて「今日は何について聞いたか」から戻る方法があります。
気がかりが大きいと話の途中から入りにくくなる
治療を受けられるか、仕事を続けられるかといった気がかりが浮かぶと、その後の説明に注意を戻しにくくなります。分からないまま聞き続けた区間を、メモの余白に印で残しておくと、後で聞き直す範囲がはっきりします。
「病状の説明の後から頭に入りにくくなりました」と伝えても大丈夫です。どの話からもう一度聞きたいかを示すと、必要な説明につながります。
聞いたつもりでも意味がずれることがある
サウジアラビアで、薬を使う化学療法を受けるがんの患者さん151人と腫瘍医20人を調べた研究では、治療の目標や期間などについて、両者の理解に食い違いがみられました1)。
日本で説明を受けるときも、言葉をどう受け止めたかを主治医とすり合わせる姿勢は役立ちます。「治療が終わる予定」と「次の判断をする予定」が混ざっていると、日付を覚えていても内容は違ってしまいます。
聞き直すときは、覚えている説明と疑問になった部分を分けて伝えましょう。
診察前に用意する質問と生活のメモ
聞きたい内容をあらかじめ書いておくと、緊張しても話題を取り出せます。質問は診察が終わるまでに答えを聞きたい順に並べると、限られた時間でも使いやすい形です。
先に聞きたい質問へ印を付ける
質問を思いつくままに書いた後で、今日聞きたいものへ印を付けると、説明の途中で何を聞くか迷いにくくなります。質問用紙には、回答を書き込める余白もあると便利です。
- 治療について聞きたい点 … 目的や通院予定など、説明を受けても曖昧な部分
- 生活上の気がかり … 仕事の勤務時間、介護の予定、通院の交通手段など
- 説明の受け方の希望 … 書面の使用、家族の同席、聞こえにくさへの配慮
- 前回から残っている疑問 … 資料の該当箇所と、分からなかった言葉
全部の質問を同じ重さで扱う必要はなく、治療の説明を聞くうえで先に解消したい疑問を上に置けます。
生活への影響は具体的な予定に置き換える
「普段どおり暮らせますか」という質問だけでは、家で過ごす日と、長時間立って働く日のどちらを指すかが伝わりにくくなります。勤務の時間帯や通院にかかる移動時間など、自分の日常を短く添えると、説明が具体的になるでしょう。
たとえば、平日の午前中に家族の送迎をしているなら、「治療の日は朝から病院にいる予定ですか」と聞けます。まだ決まっていない予定には、決まる時期を書き足す欄を用意しておくと、帰宅後の調整に使えます。
聞き方の希望も診察の最初に伝える
説明の受け方には、詳しい内容をまとめて聞きたい、自分のペースで区切って聞きたいなどの希望があります。耳で聞くより文章で読むほうが分かりやすい場合も、診察の始めに伝える内容です。
診察の最初に、用意した質問と説明の受け方の希望を主治医へ伝えましょう。
紙を渡せば話す内容を共有でき、手元に置けば答えを聞けたか印を付けられます。紙やスマートフォンなど、診察中に無理なく開けるものを選べます。
録音と書面で説明を後からたどる
説明を残しておけば、帰宅後に記憶が曖昧になった箇所へ戻れます。録音、メモ、書面には残せる内容の違いがあるため、聞き返したい場面に合わせて使い分けます。
残したい内容に合わせて記録を選ぶ
録音は言葉の流れを残し、メモは自分が大事だと思った点を取り出し、書面は日程や治療名を読み直すのに使えます。必要な部分を組み合わせると、自分が振り返りやすい記録になります。
| 記録の方法 | 残せる内容 | 気をつける点 |
|---|---|---|
| 録音 | 口頭の説明や質問への答え | 事前に主治医へことわり、施設の決まりに従う |
| 自分や家族のメモ | 重要な言葉、疑問、予定 | 説明どおりの内容と自分の解釈を分ける |
| 医療者から受け取る書面 | 治療名、日程、説明の要点 | 自分に当てはまる箇所と作成日を残す |
録音や要約を受け取った成人のがんの患者さん2,318人を含む16試験のレビューでは、思い出しを評価した9試験中5試験で改善がみられました2)。国内の診察で使う際も、記録を読み聞きして疑問のある箇所を探す使い方ができます。
録音は始める前に主治医へことわる
録音を希望するときは、「家で説明を振り返るために録音してもよいですか」と、診察前か説明の始めに主治医へことわりましょう。
録音の扱いは施設で異なります。録音できる範囲や家族への共有方法を含め、施設の決まりに沿って使う必要があります。録音が難しいときは、自分でメモを取る方法や、書面を受け取る方法が候補です。
記録には病名などの個人的な情報が入るため、保存先と共有する相手を自分で決めておくと、望む範囲で利用できます。家族へ送る場合も、本人の意向を越えて転送されないよう、送る相手に伝えておきましょう。
帰宅後は疑問の残った箇所だけを拾う
帰宅して説明を振り返るときは、まず次の診察までに必要な部分から読み聞きします。メモに残すのは、理解できた内容と、もう一度聞きたい内容です。全文を書き起こす負担をかけず、疑問のある録音の時刻や書面のページを控える形で使えます。
ただし、以前の録音や書面に残っているのは、その時点の方針です。予定が変更されたら、古い記録の横に変更日と変更後の内容を添えると、家族が過去の予定を参照する混乱を減らせます。
分からない言葉と数字を聞き返す言い方
聞き返すときは、分からない言葉を指し、自分の場合にどう当てはまるかを質問すると説明が具体的になります。数字は、何が起きる割合なのか、どの期間の話なのかを合わせて聞くと意味がつながります。
言葉の意味と自分への当てはまりを分ける
用語の説明を聞いた後にも、自分の治療で何をするのかが分からない部分は残り得ます。「言葉の意味は分かりました。私の場合は何をする予定ですか」と続けると、一般的な説明から自分の予定へ話を戻せます。
| 分かりにくい場面 | 聞き返す言い方 |
|---|---|
| 医療の言葉が分からない | 「その言葉を普段使う言葉で説明していただけますか?」 |
| 数字の意味が分からない | 「何が起きる割合で、いつまでの期間についての数字ですか?」 |
| 手術と薬物療法などを比べたい | 「私に提案された方法は、目的や通院の負担にどんな違いがありますか?」 |
支持療法とは、がんや治療に伴う症状を予防したり和らげたりするための医療です。吐き気を抑える薬の説明なら、「何のための薬か」と「自分はいつ使うのか」を分けて聞けます。
割合には対象となる人と期間がある
治療の効果や副作用について割合が示されたら、対象となった人の病状や治療が自分とどの程度近いかで、受け止める意味が変わります。がんの種類だけでなく、病期や治療方法など、比較の前提も説明の一部です。
また、「効果がある」という言葉が、がんが小さくなることを指すのか、進行を抑えることを指すのかで数字の意味は違います。何についての割合かを数字の隣に書くと、家族へ伝えるときにも意味が保たれます。
集団の割合は、個人の結果を確約する数字ではありません。自分にどの程度当てはまるかは、病状に沿った説明と合わせて受け止めます。
次の予定を自分の言葉で言い直す
説明を受けた後は、「次は検査を受け、結果を聞いてから開始日が決まる、という理解です」と、自分が受け止めた順序を主治医へ返すと、ずれた箇所を直せます。次に何が起きるかを普段使う言葉で話す方法です。
聞き返す内容に迷ったら、次の受診までに自分がする予定を、自分の言葉で主治医に伝えましょう。
答えを聞いても引っかかる言葉が残れば、その部分だけをもう一度指せます。「治療の話全体が分からない」と感じるときも、まず次の予定からたどると、どの説明が必要かを分けられます。
がんの治療方針を家族と同じ内容で共有する
家族と説明を共有する際は、本人が聞いた内容を軸にして、決まった予定と残る疑問を分けます。同席する家族に頼みたい仕事を決めておくと、本人が説明を聞く時間も保ちやすくなります。
同席する家族には頼みたい仕事を伝える
家族には、メモを取る、聞き漏らした質問を補うなど、手伝ってほしい内容を先に伝えられます。本人が話す途中で家族の質問に移りやすいなら、「まず私が話してから補足してほしい」と希望を共有する方法があります。
家族が同席していても、説明の中心は治療を受ける本人です。誰にどこまで聞いてもらいたいかは、そのときの自分の希望に合わせて決められます。
帰宅後に共有する内容を絞る
帰宅後は、医師から説明された内容と、自分や家族が感じたことを分けると、医学的な説明に推測が混ざりにくくなります。「こう説明された」「私はこう受け止めた」と言葉を分けるだけでも、違いが伝わります。
- 治療の目的 … 診察で聞いた説明を短い言葉で共有
- 直近の予定 … 次の受診日と、まだ決まっていない日程
- 生活で頼みたい手助け … 通院時の移動や家事などの具体的な分担
- 残っている疑問 … 家族の疑問も含め、次に聞きたい内容
家族の疑問が増えたときは、本人が今知りたい内容を先に置けば、情報を集める負担を調整できます。
共有する範囲と手伝ってほしい内容を、同席する前に家族と話しておきましょう。
聞いた内容が食い違ったら記録へ戻る
本人と家族で記憶が違うときは、日付のある書面や録音へ戻り、食い違う言葉をそのまま書き出します。「治療の終了」と聞いたのか「一区切り」と聞いたのかなど、違いを具体化すれば、主治医へも聞き直せるでしょう。
家族が遠方にいて同席できない場合も、書面を本人が希望する範囲で見せれば、説明を一緒にたどれます。不明な部分は疑問として残し、家族同士の推測で予定を確定させずに次の説明へ持ち越します。
主治医・看護師・薬剤師に聞ける内容
疑問は内容に応じて主治医、看護師、薬剤師へ伝えられます。治療方針の説明、実際の通院生活、薬の使い方を分けると、どの説明を補ってもらいたいかが伝わります。
疑問の内容に合う相手を選ぶ
治療の目的や方法を選んだ理由は主治医に、治療を受ける日の過ごし方は看護師に、薬の使い方は薬剤師に聞けます。どの職種に伝えた疑問も、治療計画との整合が必要な内容は、担当する医療者の間で共有されます。
| 聞く相手 | 聞ける内容 | 伝え方の例 |
|---|---|---|
| 主治医 | 治療の目的や方針、予定が変わる理由 | 「今回の説明で、前回から変わった点はどこですか?」 |
| 看護師 | 治療日の流れ、療養生活で困る点 | 「初日の過ごし方が想像できず、不安です」 |
| 薬剤師 | 薬の使い方、副作用への対処 | 「説明された薬を、どの場面で使うのか分かりません」 |
相手を決めにくい疑問は、看護師に内容を伝えれば、主治医や薬剤師へつないでもらう相談ができます。
看護師には説明の受け止めと生活の不安を話せる
看護師には、説明のどの部分が難しかったかに加え、治療を受ける場面で何が心配かを伝えられます。治療前の待ち時間や帰宅後の過ごし方など、病名や治療名だけでは見えにくい疑問も相談の対象です。
診察室を出た後、待合室で「次はいつ来るのか」と急に不安になったなら、受付を離れる前に看護師へ、分からなくなった予定を伝えましょう。書面を一緒に見ながら整理できれば、帰宅後に思い出す負担を減らせます。
薬剤師には薬の名前より使う場面を伝える
薬剤師には、薬を使う時刻や飲み忘れたときの対応、副作用が疑われるときの連絡について聞けます。薬の名前が思い出せなくても、処方された薬の説明書やお薬手帳を見せると、どの薬の疑問かが伝わります。
症状があるときは、いつ始まり、薬を使った前後でどう変わったかも添えましょう。治療方針に関わる質問は主治医の説明につなぎ、処方薬の量や使い方は自己判断で変えず、指示を受けて調整します。
よくある質問
説明を聞き直すのは、次の診察まで待ったほうがよいですか?
次の受診日や薬の使い方など、次回までの行動に関わる疑問は、その行動の前に病院へ問い合わせる内容です。帰宅後なら、病院から伝えられた連絡先を使い、説明を受けた日と分からない点を伝えられます。
治療の説明中に聞き逃した言葉は、資料のページやメモを残しておくと聞き直しやすくなります。症状について受け取った連絡の指示がある場合は、その指示に従って連絡してください。
メモを取ると、説明を聞く余裕がなくなります。どうしたらよいですか?
メモは次の予定と疑問のある言葉に絞り、説明を聞く時間を優先できます。すべての発言を書き留める必要はありません。
家族が同席するなら記録を頼む方法があり、1人で受診するなら書面の使用を希望できます。録音を使いたい場合は、始める前に主治医へことわり、施設の決まりに従います。
家族に治療内容を詳しく話せなくても大丈夫ですか?
希望する範囲で、今決まっている予定から共有すれば大丈夫です。説明を受けた直後に、全部を自分の言葉で話し切る必要はありません。
詳しく説明する負担が大きいときは、書面を一緒に読み、分からない部分に印を付ける方法があります。家族に同席を頼む場合も、誰に何を聞いてもらいたいかを本人の希望に沿って決められます。
説明された治療期間が変わったら、悪くなったという意味ですか?
治療期間の変更だけでは、病状が悪くなったかどうかは判断できません。体調や検査結果に応じた調整もあるため、主治医から変更の理由を聞き、日付だけでなく理由もメモに残すと、家族へ説明しやすくなります。
References
1) Almalki, H., Absi, A., Alghamdi, A., Alsalmi, M., & Khan, M. (2020). Analysis of Patient-Physician Concordance in the Understanding of Chemotherapy Treatment Plans Among Patients With Cancer. JAMA Network Open, 3(3), e200341. https://doi.org/10.1001/jamanetworkopen.2020.0341
2) Pitkethly, M., Macgillivray, S., & Ryan, R. (2008). Recordings or summaries of consultations for people with cancer. Cochrane Database of Systematic Reviews, CD001539. https://doi.org/10.1002/14651858.CD001539.pub2
Jansen, J., van Weert, J., van der Meulen, N., van Dulmen, S., Heeren, T., & Bensing, J. (2008). Recall in older cancer patients: measuring memory for medical information. The Gerontologist, 48(2), 149-157. https://doi.org/10.1093/geront/48.2.149
Keinki, C., Momberg, A., Clauß, K., Bozkurt, G., Hertel, E., Freuding, M., Josfeld, L., & Huebner, J. (2021). Effect of question prompt lists for cancer patients on communication and mental health outcomes-A systematic review. Patient Education and Counseling, 104(6), 1335-1346. https://doi.org/10.1016/j.pec.2021.01.012
Talevski, J., Wong Shee, A., Rasmussen, B., Kemp, G., & Beauchamp, A. (2020). Teach-back: A systematic review of implementation and impacts. PLOS ONE, 15(4), e0231350. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0231350
Laidsaar-Powell, R. C., Butow, P. N., Bu, S., Charles, C., Gafni, A., Lam, W. W., Jansen, J., McCaffery, K. J., Shepherd, H. L., Tattersall, M. H., & Juraskova, I. (2013). Physician-patient-companion communication and decision-making: a systematic review of triadic medical consultations. Patient Education and Counseling, 91(1), 3-13. https://doi.org/10.1016/j.pec.2012.11.007
Kameda, S., Kitamura, Y., Masaoka, Y., Fujimoto, M., Ushio, S., & Sendo, T. (2021). Investigation of the difficulties experienced by pharmacists in Japan when communicating with cancer patients. Journal of Clinical Pharmacy and Therapeutics, 46(1), 181-189. https://doi.org/10.1111/jcpt.13278
この記事を書いた人 Wrote this article
前田 祐助 医学博士 / 医師
慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医