CAR-T療法の治療の流れ|細胞の採取から加工、再投与までのスケジュール

CAR-T療法の治療の流れ|細胞の採取から加工、再投与までのスケジュール

CAR-T療法は、自分のT細胞を体の外で取り出し、がんを攻撃できるよう作り変えてから戻す治療法です。採取から再投与までは、いくつかの段階を1〜2か月ほどかけて進んでいきます。

この記事では、細胞の採取から加工、前処置、再投与、その後の見守りまでを、時間の流れに沿って整理しました。それぞれの段階で体に何が起こり、どれくらいの期間がかかるのかがわかります。

副作用や入院の目安、よく寄せられる疑問への答えもまとめています。治療を控えている方やご家族が、全体像を落ち着いて把握できる内容を目指しました。

CAR-T療法とは自分の免疫細胞でがんを攻撃する治療です

CAR-T療法は、患者さん自身のT細胞を取り出して作り変え、がんを狙って攻撃できるようにしてから体に戻す治療法です。標準的な治療で効果が続かなかった一部の血液がんに、新しい選択肢として使われています。

免疫の主役T細胞に目印を組み込む仕組み

T細胞は、体の中で異物やがん細胞を見つけて攻撃する免疫の主役です。ただ、がん細胞はこの監視をすり抜けてしまうことがあります。

そこでT細胞に、がんの目印をつかまえる特別なアンテナを持たせます。このアンテナをキメラ抗原受容体と呼び、英語の頭文字からCARと略します。

作り変えたT細胞は、目印を持つがん細胞を見つけて攻撃しやすくなります。自分の細胞を素材にする点が、この治療の大きな特徴といえます。

もとになるのは、その人自身の細胞です。他人の細胞を移植する治療とは異なり、拒絶反応が起こりにくいと考えられています。この自分由来という性質も、CAR-T療法ならではの持ち味でしょう。

対象になるのは血液のがんが中心

CAR-T療法がおもに使われるのは、血液から生じるがんです。リンパ球など血液の細胞ががん化したタイプが対象になります。

国内では、ある種の白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫の一部で承認されています。どの病気のどの段階で使えるかは、製品ごとに細かく決められています。

  • ある種の白血病
  • 悪性リンパ腫
  • 多発性骨髄腫

いずれも、前の治療で効きが乏しかった場合や再発した場合に検討されることが多い治療です。胃がんや肺がんのような固形のがんへの応用も、研究が進められています。

一度の投与で長く効くと期待される理由

戻したCAR-T細胞は、体の中で数を増やしながらがんを攻撃し続けます。うまく定着すれば、一度の投与でも効果が長く続くと期待されています。

臨床試験では、ほかの治療で効きにくくなった患者さんでも、一定の割合で長くにわたり病気が抑えられたと報告されています。ただし効き方には個人差があり、すべての人に同じ結果が出るわけではありません。

効果がどのくらい続くかは、病気の種類や体の状態によって変わります。だからこそ治療の後も、効果が保たれているかを定期的に確かめていきます。長く付き合う前提で見通しを立てておくと、気持ちの面でも備えやすいでしょう。

CAR-T療法の治療の流れと全体スケジュールをつかむ

採取から再投与まで、目安としておよそ1〜2か月かかります。細胞を集め、加工して増やし、体を整えてから戻す、という段階を順番に進めていきます。

段階おおよその時期主な内容
採取(アフェレーシス)治療を始める日血液からT細胞を集める
加工・製造数週間施設で目印を組み込み数を増やす
前処置再投与の数日前リンパ球を減らす化学療法
再投与製造の完了後点滴でCAR-T細胞を戻す
見守り投与後2〜4週間が中心入院して副作用を確認する

実際の日程は、病気の状態や製造の進み具合によって前後します。担当医と相談しながら、一人ひとりに合わせて調整していきます。

採取から再投与までおよそ1〜2か月

最初に行うのが、T細胞を集める採取です。集めた細胞を施設へ送り、加工と増殖、検査を経て製品が仕上がるまでに、数週間ほどかかります。

製品が病院に届いたら、前処置をしてから再投与に進みます。この一連の流れに、全体でおよそ1〜2か月をみておくと見通しが立てやすいでしょう。

この期間はあくまで目安で、人によって長くなることもあります。製造の状況や体調しだいで前後するため、決まった日程に縛られすぎないことが大切です。おおよその見取り図として、頭に入れておくとよいかもしれません。

入院と通院はどう組み合わさる?

採取は日帰りか短期の入院で済むことが多く、その後の製造期間は自宅で過ごせる場合もあります。一方で、再投与の前後は入院して過ごすのが一般的です。

副作用が出やすい時期をしっかり見守る必要があるため、再投与のあとはしばらく病院にとどまります。通院と入院の組み合わせは、体調や施設の方針によって変わります。

治療を支える医療チームの顔ぶれ

CAR-T療法には、多くの専門職がチームで関わります。血液内科の医師を中心に、看護師や薬剤師、細胞を扱う技術者などが役割を分け合います。

採取を担う部門や、副作用に対応する集中治療の体制も前もって整えます。複数の科が連携して、安全に治療を進められるよう支えます。

治療の前には、こうしたチームから説明を受ける機会があります。疑問や不安は遠慮なく伝えて、納得したうえで進めていくとよいでしょう。家族も一緒に話を聞いておくと、入院中の支えになりやすいといえます。

細胞の採取はアフェレーシスで血液からT細胞を集める

採取と聞くと大がかりな手術を想像するかもしれませんが、実際は針を刺して血液を循環させる処置です。アフェレーシスという、必要な血液成分だけを分けて取り出す方法でT細胞を集めます。

アフェレーシスは半日ほどで終わる血液の処理

アフェレーシスでは、腕の血管から血液を専用の機械に通します。機械が遠心の力でT細胞を含む成分を分け、残りの血液は体に戻していきます。

かかる時間は半日ほどで、その間はベッドで横になって過ごします。痛みは採血と同じくらいで、多くの方が落ち着いて受けられる処置です。

アフェレーシス当日のおおまかな目安

項目目安
所要時間半日程度(数時間)
方法腕の血管から血液を循環させる
体勢ベッドで横になったまま
当日の入退院多くは日帰りか短期の入院

腕の血管が細い場合などは、首や足の付け根に管を入れて行うこともあります。当日の進め方は、事前に担当者が丁寧に説明します。

採取の前に確かめる体調と血液の状態

採取の前には、血液の中にT細胞がどれくらいあるかを調べます。十分な数を集められそうかを見きわめ、体調や感染の有無もあわせて確認します。

直前の抗がん剤や一部の薬は、T細胞の働きに影響することがあります。そのため、薬を一時的に休む期間を設けてから採取に臨む場合もあります。

採取の日が近づくと、水分のとり方や食事について案内を受けることもあります。当日に体調を整えておくほど、必要な細胞を集めやすくなります。少しでも気になる症状があれば、前もって担当者に伝えておくと安心です。

採取がうまくいかないこともある?

何度も治療を受けてきた方では、T細胞が減っていて一度で十分に集まらないことがあります。その場合は、日をあらためて採取をやり直すこともあります。

集めた細胞の数や状態は、その後の製造や効果にも関わると報告されています。だからこそ、できるだけ良い状態で採取できるよう体調を整えて臨むことが大切です。

もし一度で集めきれなくても、必要以上に落ち込む必要はありません。やり直しを織り込みながら、無理のない計画で進めていきます。気がかりな点は、その都度担当医に確認していくとよいでしょう。

採取した細胞を加工してCAR-T細胞を作る製造の中身

細胞を作り変える作業は、患者さんの体の中ではなく専門の製造施設で行います。届いたT細胞に目印を組み込み、必要な数まで増やしてからCAR-T細胞として仕上げます。

遺伝子を運ぶウイルスベクターで目印を組み込む

T細胞にがんの目印をつかまえるアンテナを持たせるには、その設計図となる遺伝子を細胞へ届けます。運び役として、安全に作り変えたウイルスベクター(遺伝子の運び屋)を使います。

遺伝子を受け取ったT細胞は、表面にCARというアンテナを作り出すようになります。こうして、がん細胞の目印を見つけて攻撃する力を備えます。

組み込む目印は、ねらう病気ごとに違います。製品によって対象となるがんが決まっているのは、この目印の違いによるものです。自分に使う製品がどのタイプかは、担当医に尋ねてみるとよいでしょう。

数を増やして検査に通すまで数週間

目印を組み込んだT細胞は、治療に必要な数になるまで培養して増やします。十分に増えたら、数や安全性をきびしく検査して品質を確かめます。

この製造と検査に、おおむね数週間かかります。仕上がった細胞は凍らせて保管し、病院へ届けてから投与の準備に入ります。

凍らせた細胞は、品質を保ったまま病院へ運びます。届いた後は、投与の日に合わせて溶かし、状態を確かめてから準備を整えます。製造から投与までの流れも、あらかじめ知っておくと見通しが立てやすいでしょう。

製造を待つあいだに行う橋渡しの治療

製造を待つ数週間のあいだに、病気が進んでしまうこともあります。それを抑えるために、つなぎとして軽めの治療を行う場合があります。

この橋渡しの治療は、再投与までの体調をできるだけ保つことがねらいです。どんな治療を挟むかは、病状に合わせて担当医が判断します。

製造で行う主な作業

作業内容
目印の導入運び屋で遺伝子を組み込む
細胞の増殖必要な数まで培養して増やす
品質の検査数や安全性を確かめる
凍結・輸送凍らせて病院へ届ける

これらの作業は、品質を保つために厳重に管理された環境で進めます。まれに製造がうまくいかず作り直しになる場合もあり、その際は採取から行うこともあります。

再投与の前に受けるリンパ球を減らす化学療法

再投与に進む前には、多くの場合リンパ球を減らす前処置を受けます。弱めの抗がん剤を数日間使い、CAR-T細胞が体内で働きやすい状態に整えてから細胞を戻します。

前処置でCAR-T細胞が働きやすい体内環境に整える

前処置では、リンパ球(白血球の一種)を一時的に減らす抗がん剤を使います。これには、CAR-T細胞が増えるための余地をつくるねらいがあります。

リンパ球が減ると、戻したCAR-T細胞がじゃまをされずに増えやすくなります。前処置をきちんと行うことが、効果の続きやすさにも関わると考えられています。

前処置のおもなねらい

  • 邪魔になる細胞を減らす
  • CAR-T細胞が増える余地をつくる
  • 効果が続きやすい状態に近づける

前処置の内容や強さは、病気や体の状態に合わせて細かく決めます。発熱やだるさなどが出ることもあるため、体調を見ながら進めます。

前処置の数日間は、こまめに体調を確認しながら過ごします。つらい症状が出たときは、がまんせずに医療者へ伝えることが大切です。この時期をていねいに乗り越えることが、次の再投与への土台になります。

再投与そのものは点滴で短時間に終わる

凍らせて保管していたCAR-T細胞は、投与の直前に溶かして準備します。再投与は点滴で行い、時間そのものは比較的短く終わります。

見た目は通常の点滴と大きく変わりません。ただし、この一袋には作り変えた自分の細胞が詰まっていて、ここから体の中での働きが始まります。

投与の前後には、アレルギーのような反応に備えて準備を整えます。点滴の最中も、体調の変化がないかを近くで見守ります。短い時間で終わるとはいえ、安全に行えるよう細やかに配慮します。

投与後しばらくは入院して見守る

再投与のあとは、副作用が出やすい時期にあたるため入院して過ごします。発熱や血圧、意識の状態などをこまめに確認しながら見守ります。

入院の期間は施設や体調によって変わりますが、数週間ほどになることが多いでしょう。落ち着いてきたら、外来での通院に切り替えていきます。

退院の時期は、症状の落ち着き具合を見ながら相談して決めます。あせらず、体の回復に合わせて段階的に日常へ戻していきます。自宅での過ごし方や注意点についても、退院の前に説明を受けられます。

CAR-T療法の副作用と投与後の経過観察で気をつけたいこと

副作用の多くは、投与から最初の2週間ほどに集まります。だからこそ、その時期は発熱や神経の症状に気をつけ、入院して丁寧に見守ります。

副作用主な症状出やすい時期
サイトカイン放出症候群発熱・血圧の低下など投与後 数日
神経の症状言葉の出にくさ・混乱など投与後 1週間前後
血球の減少貧血・出血しやすさ・感染投与後 しばらく

出方や程度には大きな個人差があり、ほとんど出ない方もいます。早めに気づいて対応できれば、多くは管理しやすくなります。

発熱から始まるサイトカイン放出症候群

もっとも多い副作用が、サイトカイン放出症候群です。CAR-T細胞ががんを攻撃するときに免疫が活発に働き、発熱や血圧の低下などが起こる反応です。

多くは投与から数日のうちに現れ、軽い発熱で済むこともあります。重くなることもあり、その場合は症状を抑える薬や点滴で対応します。

サイトカイン放出症候群は、早く気づくほど落ち着けやすい副作用です。そのため、わずかな発熱でもこまめに体温を測り、変化を記録していきます。気になるサインは小さくても、すぐに医療者へ知らせることが安心につながります。

言葉が出にくいなど神経の症状

もうひとつ注意したいのが、神経に関わる症状です。言葉が出にくい、字が書きにくい、ぼんやりするといった変化が、投与から1週間前後に出ることがあります。

こうした症状の有無は、簡単な受け答えや書き取りで毎日確かめます。多くは一時的で回復しますが、強いときは早めに治療を行います。

神経の症状は、本人より周りの人が先に気づくこともあります。だから家族や医療者が、ふだんとの違いを見逃さないように見守ります。多くは時間とともに和らぎますが、念のため毎日確認を続けます。

感染症と血球減少への備え

前処置や治療の影響で、血液をつくる力が一時的に落ちることがあります。白血球が減ると感染症にかかりやすく、赤血球や血小板が減ると貧血や出血が起こりやすくなります。

そのため、発熱やだるさなどのサインを見逃さないように観察します。必要に応じて、抗菌薬や輸血、感染を防ぐ薬で備えます。

血をつくる力が戻るまでには、しばらく時間がかかることがあります。その間は感染を防ぐため、手洗いや人混みを避ける工夫も大切です。生活上の注意点は、退院の前に具体的な説明を受けておくと安心でしょう。

退院した後も続くフォローアップ

退院後も、定期的な通院で体の状態を確認していきます。効果の続き具合や、遅れて出てくる症状がないかを長く見守ります。

感染症を防ぐ対策や予防接種について説明を受けることもあります。気になる変化があれば、自己判断せず早めに連絡することが安心につながります。

フォローアップでは、血液検査や画像の検査で体の中の様子を確認します。効果の続き具合とあわせて、遅れて出る副作用がないかも見ていきます。長い目で見守る体制があることが、治療の後の暮らしの支えになります。

よくある質問

CAR-T療法は採取から再投与まで全体でどれくらいかかりますか?

採取から再投与までは、目安としておよそ1〜2か月です。細胞を集めてから、加工と増殖、品質の検査を経て製品が仕上がるまでに数週間かかります。

そのあと前処置を行い、再投与へと進みます。病気の状態や製造の進み具合によって日程は前後するため、詳しい予定は担当医に確認してください。

CAR-T療法の細胞の採取はどのように行われますか?

アフェレーシスという方法で、腕の血管から血液を機械に通し、T細胞を含む成分だけを取り出します。残りの血液は、その場で体に戻します。

かかる時間は半日ほどで、横になったまま受けられます。痛みは採血と同じくらいで、多くは日帰りか短い入院で行います。

CAR-T療法は入院が必要ですか?

採取は日帰りや短期の入院で済むことが多い一方、再投与の前後は入院して過ごすのが一般的です。副作用が出やすい時期を、しっかり見守る必要があるためです。

入院の長さは施設や体調によって変わりますが、数週間ほどになることが多いでしょう。落ち着いてきたら、外来での通院に切り替えていきます。

CAR-T療法の副作用にはどのようなものがありますか?

代表的なものに、発熱や血圧の低下が起こるサイトカイン放出症候群があります。免疫が活発に働くために起こる反応で、多くは投与から数日のうちに現れます。

ほかに、言葉が出にくいといった神経の症状や、感染症、血球の減少にも注意します。出方には個人差が大きく、早めに気づいて対応することが大切です。

CAR-T療法を受けられるのはどのような人ですか?

おもに、ある種の白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの血液がんが対象です。前の治療で効きが乏しかった場合や、再発した場合に候補となります。

年齢や全身の状態、臓器の働きなども踏まえて、受けられるかどうかを判断します。実際に適しているかは、検査を受けたうえで担当医と相談して決めていきます。

References

Amini, L., Silbert, S. K., Maude, S. L., Nastoupil, L. J., Ramos, C. A., Brentjens, R. J., Sauter, C. S., Shah, N. N., & Abou-el-Enein, M. (2022). Preparing for CAR T cell therapy: Patient selection, bridging therapies and lymphodepletion. Nature Reviews Clinical Oncology, 19(5), 342–355. https://doi.org/10.1038/s41571-022-00607-3

Korell, F., Laier, S., Sauer, S., Veelken, K., Hennemann, H., Schubert, M.-L., Sauer, T., Pavel, P., Mueller-Tidow, C., Dreger, P., Schmitt, M., & Schmitt, A. (2020). Current challenges in providing good leukapheresis products for manufacturing of CAR-T cells for patients with relapsed/refractory NHL or ALL. Cells, 9(5), 1225. https://doi.org/10.3390/cells9051225

Lee, D. W., Santomasso, B. D., Locke, F. L., Ghobadi, A., Turtle, C. J., Brudno, J. N., Maus, M. V., Park, J. H., Mead, E., Pavletic, S., Go, W. Y., Eldjerou, L., Gardner, R. A., Frey, N., Curran, K. J., Peggs, K., Pasquini, M., DiPersio, J. F., van den Brink, M. R. M., … Neelapu, S. S. (2019). ASTCT consensus grading for cytokine release syndrome and neurologic toxicity associated with immune effector cells. Biology of Blood and Marrow Transplantation, 25(4), 625–638. https://doi.org/10.1016/j.bbmt.2018.12.758

Maude, S. L., Laetsch, T. W., Buechner, J., Rives, S., Boyer, M., Bittencourt, H., Bader, P., Verneris, M. R., Stefanski, H. E., Myers, G. D., Qayed, M., De Moerloose, B., Hiramatsu, H., Schlis, K., Davis, K. L., Martin, P. L., Nemecek, E. R., Yanik, G. A., Peters, C., … Grupp, S. A. (2018). Tisagenlecleucel in children and young adults with B-cell lymphoblastic leukemia. The New England Journal of Medicine, 378(5), 439–448. https://doi.org/10.1056/NEJMoa1709866

Neelapu, S. S., Locke, F. L., Bartlett, N. L., Lekakis, L. J., Miklos, D. B., Jacobson, C. A., Braunschweig, I., Oluwole, O. O., Siddiqi, T., Lin, Y., Timmerman, J. M., Stiff, P. J., Friedberg, J. W., Flinn, I. W., Goy, A., Hill, B. T., Smith, M. R., Deol, A., Farooq, U., … Go, W. Y. (2017). Axicabtagene ciloleucel CAR T-cell therapy in refractory large B-cell lymphoma. The New England Journal of Medicine, 377(26), 2531–2544. https://doi.org/10.1056/NEJMoa1707447

Qayed, M., McGuirk, J. P., Myers, G. D., Parameswaran, V., Waller, E. K., Holman, P., Rodrigues, M., Clough, L. F., & Willert, J. (2022). Leukapheresis guidance and best practices for optimal chimeric antigen receptor T-cell manufacturing. Cytotherapy, 24(9), 869–878. https://doi.org/10.1016/j.jcyt.2022.05.003

Schuster, S. J., Bishop, M. R., Tam, C. S., Waller, E. K., Borchmann, P., McGuirk, J. P., Jäger, U., Jaglowski, S., Andreadis, C., Westin, J. R., Fleury, I., Bachanova, V., Foley, S. R., Ho, P. J., Mielke, S., Magenau, J. M., Holte, H., Pantano, S., Pacaud, L. B., … Maziarz, R. T. (2019). Tisagenlecleucel in adult relapsed or refractory diffuse large B-cell lymphoma. The New England Journal of Medicine, 380(1), 45–56. https://doi.org/10.1056/NEJMoa1804980

Wada, F., Jo, T., Arai, Y., Kitawaki, T., Mizumoto, C., Kanda, J., Nishikori, M., Yamashita, K., Nagao, M., & Takaori-Kondo, A. (2022). T-cell counts in peripheral blood at leukapheresis predict responses to subsequent CAR-T cell therapy. Scientific Reports, 12(1), 18696. https://doi.org/10.1038/s41598-022-23589-9

この記事を書いた人 Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助 医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医