
「ネオアジュバント療法(術前補助療法)」は、手術の前に抗がん剤などの薬を使ってがんを小さくし、その状態で手術にのぞむ治療です。乳がんや肺がん、食道がんなど、幅広いがんでこの治療を取り入れる動きが進んでいます。
腫瘍を縮めて切除する範囲を抑えたり、乳房や臓器を残しやすくしたり、薬の効き目を手術前に確かめられたりする点が、大きなメリットです。
一方で、副作用や手術までの待機といった気になる点もあります。手術前の投薬でがんを小さくする仕組みから、対象となるがん、効果、副作用、治療の流れまでを順に整理しました。
ネオアジュバント療法(術前補助療法)とは手術前にがんを小さくする治療
ネオアジュバント療法とは、手術の前に薬を使ってがんを小さくする術前補助療法のことです。手術だけに頼らず、薬物療法を先に行うことで、治療の選択肢を広げます。
手術前に抗がん剤やホルモン剤を投与する治療
この治療では、手術の前に抗がん剤やホルモン剤などを使い、がんの勢いを抑えていきます。薬で腫瘍を小さくしてから外科手術で取り除く、という流れが基本になります。
用いる薬は、がんの種類や性質によって使い分けます。
- 抗がん剤(化学療法)
- ホルモン剤
- 分子標的薬
- 免疫チェックポイント阻害薬
どの薬を選ぶかは、がんの顔つきや遺伝子の特徴を調べたうえで医師が判断します。複数の薬を組み合わせ、より高い効果をめざすこともあるでしょう。
がんの性質に合わない薬を漫然と続けることは避け、検査の情報をもとに薬を選びます。一人ひとりのがんに合わせて治療を組み立てていきます。
「ネオアジュバント」が示す術前のタイミング
「ネオアジュバント」は、補助的な治療を意味するアジュバントに、「前の」を表す言葉が組み合わさったものです。つまり、手術前に行う補助的な薬物療法を指します。
手術の後に行う治療はアジュバント療法と呼び、両者はタイミングではっきり区別できます。同じ薬を使う場合でも、いつ使うかによって狙いが変わってきます。
全身に効く薬物療法を先に行う理由
手術はがんのある場所を直接取り除く治療ですが、目に見えない小さながん細胞までは取りきれないことがあります。薬物療法は血液にのって全身に届くため、こうした細胞にも働きかけます。
先に薬で全身のがんをたたいておけば、再発のリスクを下げる狙いがあります。手術前の体力が保たれているうちに、しっかり薬を使える利点もあるでしょう。
がんを切除する前に全身へ薬を行きわたらせると、局所と全身の両面からがんに働きかけられます。手術と薬物療法、それぞれの強みを生かした組み立てといえます。
手術前の投薬でがんを縮小、ネオアジュバント療法の大きなメリット
手術前にがんを小さくできることが、最大のメリットです。切除する範囲が小さくなり、体への負担を抑えながら治療を進めやすくなります。
代表的なメリットを整理すると、次のようになります。
| メリット | 主な内容 |
|---|---|
| 腫瘍の縮小 | 手術で取り除く範囲を小さくできる |
| 臓器の温存 | 乳房や臓器を残せる可能性が高まる |
| 効果の確認 | 薬が効いているかを手術前に判断できる |
| 微小転移への対応 | 目に見えない転移を早い段階でたたける |
これらの利点は、がんの種類や状態によって現れ方が変わります。それぞれの中身を順に説明します。
腫瘍が小さくなり手術の負担が軽くなる
薬でがんが縮むと、切除する範囲をより小さくできます。大きな手術を避けられれば、体への負担や合併症のリスクも抑えやすくなるでしょう。
もともと手術が難しいほど進んだがんでも、小さくなることで切除できるようになる場合があります。手術の可能性そのものを広げる点は、大きな意味を持ちます。
小さな傷で済む手術は、回復までの時間を縮めることにもつながります。仕事や暮らしへ早く戻りやすくなる点も、見逃せない利点です。
乳房や臓器を温存しやすくなる
乳がんを例にとると、腫瘍が小さくなることで乳房を残す温存手術を選びやすくなります。見た目や機能をできるだけ保てることは、その後の生活の質にもつながります。
食道や直腸などでも、臓器の働きをなるべく残す治療につながることがあります。
臓器を残せれば、食事や排せつといった日常の動作を保ちやすくなります。治療の後の暮らしを見すえた選択につながります。
薬が効いているかを手術前に確かめられる
手術前に薬を使うと、その薬がどれだけ効いたかを、取り出した組織で直接確かめられます。効果が高ければ、同じ系統の薬を術後も続ける判断がしやすくなるでしょう。
逆に効きが弱いとわかれば、別の薬への切り替えを早めに検討できます。一人ひとりに合った治療へ近づける手がかりになります。
こうした情報は、次の一手を選ぶうえで貴重な手がかりになります。同じ治療を続けるのか、別の方法に切り替えるのか、根拠をもって選びやすくなるでしょう。
目に見えない微小転移をたたく
がんは、画像では映らないほど小さな転移を起こしていることがあります。全身に届く薬物療法を早い段階で行えば、こうした微小な転移にも対応できます。
再発の芽をできるだけ早く摘んでおくことが、長い目で見た治療成績の向上につながると考えられています。
乳がん・肺がん・食道がんなどネオアジュバント療法が活躍するがん
ネオアジュバント療法は、乳がんをはじめ肺がんや食道がん、直腸がんなど多くのがんで使われています。がんの種類や進み具合によって、選ぶ薬や組み合わせが変わります。
乳がんでのネオアジュバント療法
乳がんは、術前補助療法がもっとも積極的に使われるがんの一つです。とくにトリプルネガティブやHER2陽性といったタイプでは、薬がよく効きやすいことが知られています。
抗がん剤に抗HER2薬や免疫療法を組み合わせ、乳房温存をめざす治療が広く行われています。
投薬の効果が高いタイプほど、手術前の治療で大きく腫瘍が縮む傾向があります。そのぶん乳房を残せる見込みも広がっていきます。
肺がん・食道がん・胃がんでの広がり
肺がんでは、抗がん剤に免疫チェックポイント阻害薬を加える術前治療が登場し、手術成績の向上が報告されています。食道がんや胃がんでも、術前の薬物療法や化学放射線療法が選ばれます。
進行したがんを小さくしてから手術にのぞむことで、取りきれる可能性を高めます。
直腸がんで標準治療となった術前化学放射線療法
直腸がんでは、手術の前に抗がん剤と放射線を組み合わせる治療が、標準的な選択肢の一つになっています。局所での再発を抑える効果が示されてきました。
肛門の機能をできるだけ残す手術につながることもあり、その後の生活を支える治療として広く根づいています。
治療によって腫瘍が大きく縮んだ場合、手術の方法にもよい影響が及びます。患者さんの負担を抑えた治療につながりやすくなります。
免疫療法を組み合わせる新しい流れ
近年は、抗がん剤に免疫チェックポイント阻害薬を加える術前治療が、さまざまながんで研究されています。免疫の力を借りて、がんをより効果的に小さくする狙いです。
肺がんや乳がんではすでに実際の治療に取り入れられ、今後の広がりが期待されています。
がん種ごとの術前補助療法の特徴
主ながん種での使われ方を、おおまかにまとめます。
| がん種 | 主な狙い・治療 |
|---|---|
| 乳がん | 抗がん剤や抗HER2薬で乳房温存をめざす |
| 肺がん | 抗がん剤に免疫療法を加える治療が登場 |
| 食道がん・胃がん | 化学放射線療法や多剤併用で切除しやすくする |
| 直腸がん | 術前の化学放射線療法が標準治療の一つ |
病理学的完全奏効(pCR)が映すネオアジュバント療法の効果
効果は手術後にしか分からない、と思われがちですが、そうではありません。手術で取り出した組織を調べることで、薬がどれだけ効いたかをはっきり確認できます。
病理学的完全奏効(pCR)とは何か
手術で切除した組織を顕微鏡で調べ、生きているがん細胞がまったく見つからない状態を「病理学的完全奏効(pCR)」と呼びます。薬が非常によく効いたことを示す指標です。
pCRは、術前補助療法の効果をはかる代表的なものさしとして使われています。
がん細胞が残っていても、ごくわずかであれば良好な経過をたどることもあります。pCRはあくまで目安の一つととらえてください。
pCRと再発・生存にはどんな関係がある?
pCRが得られた患者さんは、そうでない場合に比べて、再発が少なく生存も良好な傾向が報告されています。とくにトリプルネガティブ乳がんなど勢いの強いタイプで、この関係がはっきりします。
ただし、pCRが得られなくても効果がないわけではありません。残ったがんに対して、術後に別の治療を加える方法もあります。
がんのタイプで変わる効果の出やすさ
同じ術前補助療法でも、がんのタイプによって効きやすさは大きく変わります。ホルモン受容体陽性のおとなしいタイプは、pCRが得られにくい傾向があります。
おとなしいタイプでも、効果がまったく出ないわけではありません。腫瘍を小さくして手術につなげる意味は、十分にあるといえます。
がんのタイプとpCRの得やすさ
乳がんを例にした、おおよその傾向です。
| がんのタイプ | pCRの得やすさ(目安) |
|---|---|
| トリプルネガティブ乳がん | 比較的高い |
| HER2陽性乳がん | 比較的高い |
| ホルモン受容体陽性乳がん | 低めの傾向 |
数字はあくまで目安であり、実際の効果は一人ひとり異なります。検査の結果をもとに、主治医が治療方針を判断します。
検査から手術まで、ネオアジュバント療法の流れと期間
治療がどう進むのか、不安に感じる方も多いでしょう。大きな流れは、診断、術前の薬物療法、手術、術後のフォローという順に進みます。
| 段階 | 主な内容 | おおよその期間 |
|---|---|---|
| 診断・方針決定 | 生検や画像検査でがんを調べ治療方針を決める | 数週間 |
| 術前の薬物療法 | 抗がん剤などを投与しながら効果を確認 | 数か月 |
| 手術 | 小さくなったがんを切除 | 薬物療法の終了後 |
| 術後のフォロー | 必要に応じて追加治療と経過観察 | 継続的に |
期間はがんの種類や薬の組み合わせによって幅があります。次に、各段階の中身を説明します。
診断と治療方針の決定まで
まず、生検や画像検査でがんの種類や広がりを詳しく調べます。その結果をもとに、術前補助療法が向いているかどうかを判断します。
治療方針は、外科や腫瘍内科、放射線科などの専門家が話し合って決めることが多いです。本人や家族の希望も大切にしながら進めます。
投薬期間と効果判定の検査
薬物療法は、数週間ごとのサイクルを繰り返しながら、数か月かけて行うのが一般的です。途中で画像検査を行い、がんが小さくなっているかを確認します。
効果が乏しい場合は、薬の変更や手術への切り替えを検討します。体の状態を見ながら、無理のない範囲で進めることを大切にします。
通院しながら治療を受ける方が多く、暮らしを大きく変えずに進められる場合もあります。体調の変化に気づいたら、その都度医療者へ相談してください。
手術と術後の追加治療
薬物療法を終えてしばらくすると、小さくなったがんを手術で取り除きます。取り出した組織を調べ、薬がどれだけ効いたかを確かめます。
その結果によっては、術後に追加の薬物療法を行うこともあります。手術後も定期的な検査で、再発がないかを見守っていきます。
検査の結果が良くても、決められた通院を続けることが安心につながります。気がかりなことは、診察のたびに医療者へ伝えていきましょう。
副作用やデメリットは?ネオアジュバント療法で気をつけたい点
メリットが大きい治療ですが、副作用やデメリットがないわけではありません。あらかじめ知っておくことで、落ち着いて治療に取り組めます。
抗がん剤で起こりやすい副作用
抗がん剤を使うと、さまざまな副作用が起こることがあります。多くは治療が終わるとともに和らいでいきます。
比較的よく見られる症状には、次のようなものがあります。
- 吐き気や食欲の低下
- 脱毛
- 白血球の減少
- だるさや疲れやすさ
症状の出方には個人差があります。つらいときは我慢せず、早めに医療者へ伝えることが大切です。
近年は、吐き気やだるさをやわらげる支持療法も進んでいます。副作用とうまく付き合いながら治療を続けられるよう、さまざまな備えが整ってきました。
効果が乏しい場合に起こりうること
薬の効き方には個人差があり、期待したほどがんが小さくならないこともあります。その間にがんが進んでしまうのではないか、と心配になる方もいるでしょう。
だからこそ、治療中はこまめに検査を行い、効果を確かめながら進めます。効きが弱ければ、早めに方針を見直して手術などへ切り替えます。
手術までの待機期間と安全性
術前補助療法を行うと、その分だけ手術までの時間が長くなります。待つことへの不安は自然な気持ちですが、計画的に管理された期間です。
薬で小さくしてから手術にのぞむほうが、結果的に体の負担を抑えられる場合も少なくありません。気になる点は、遠慮なく主治医に確認してください。
待機している間も、体の状態は定期的に確認していきます。安全を見守る仕組みのなかで治療が進むため、過度に心配しすぎる必要はありません。
術後補助療法(アジュバント療法)とネオアジュバント療法の違い
ネオアジュバント療法とアジュバント療法の違いは、薬を使うタイミングにあります。前者は手術前、後者は手術後に薬物療法を行います。
術後補助療法(アジュバント療法)の特徴
アジュバント療法は、手術でがんを取り除いた後に行う薬物療法です。体に残っているかもしれない小さながん細胞をたたき、再発を防ぐことを目的とします。
目に見えるがんは手術で取りきっているため、効果を組織で直接確かめることはできません。
再発のリスクが高いと考えられる場合に、追加の薬物療法として選ぶことが多いです。手術で取りきれた後の再発を防ぐために行います。
投与のタイミングと狙いの違い
ネオアジュバント療法は、手術前にがんを小さくして切除しやすくすることが狙いです。一方のアジュバント療法は、手術後の再発予防に重点を置きます。
同じ薬を使う場合でも、いつ使うかで期待する役割が変わってきます。
患者ごとに使い分けられる理由
どちらを選ぶかは、がんの種類や進み具合、本人の体力などをもとに決めます。手術前にがんを小さくしたいときは、ネオアジュバント療法が向いています。
両方を組み合わせる治療もあり、手術の前後で薬を使い分ける方法も選ばれます。
がんの勢いが強く早く小さくしたい場合は術前を、再発予防に重点を置きたい場合は術後を選ぶ、という考え方が基本になります。
ネオアジュバントとアジュバントの違い
二つの治療の違いを並べてみます。
| 項目 | ネオアジュバント療法 | アジュバント療法 |
|---|---|---|
| 投与のタイミング | 手術前 | 手術後 |
| 主な狙い | がんを小さくして切除しやすく | 残ったがんの再発予防 |
| 効果の確認 | 手術前に薬の効き目を確認できる | 手術前の確認はできない |
どちらが適しているかは、検査の結果を踏まえて主治医と相談しながら決めていきます。
よくある質問
ネオアジュバント療法はどのようながんに使われますか?
乳がんや肺がん、食道がん、胃がん、直腸がんなど、幅広いがんで使われています。がんの種類や進行度、体の状態を確認したうえで、医師が適応を判断します。
すべてのがんや段階で行うわけではありません。自分に合うかどうかは、主治医とよく相談することが大切です。
ネオアジュバント療法のメリットは何ですか?
手術前にがんを小さくして切除範囲を抑えられること、乳房や臓器を残しやすくなること、薬の効き目を手術前に確認できることが代表的なメリットです。
目に見えない小さな転移にも、早い段階で対応できる点も利点といえます。
ネオアジュバント療法にはどのような副作用がありますか?
使う薬によって異なりますが、吐き気や食欲の低下、脱毛、白血球の減少、だるさなどが起こることがあります。
多くは治療の終了とともに和らいでいきます。つらい症状があるときは、我慢せず医療者にお伝えください。
ネオアジュバント療法とアジュバント療法はどう違いますか?
薬を使うタイミングが違います。ネオアジュバント療法は手術の前、アジュバント療法は手術の後に薬物療法を行います。
手術前にがんを小さくしたい場合は前者、手術後の再発を抑えたい場合は後者が選ばれる傾向があります。
ネオアジュバント療法でがんが小さくならないこともありますか?
薬の効き方には個人差があり、期待したほどがんが小さくならないこともあります。その場合は薬の種類を見直したり、手術の方法を検討したりします。
効果は検査で確認しながら進めるため、定期的な評価がとても大切になります。
References
Al-Batran, S.-E., Homann, N., Pauligk, C., Goetze, T. O., Meiler, J., Kasper, S., Kopp, H.-G., Mayer, F., Haag, G. M., Luley, K., Lindig, U., Schmiegel, W., Pohl, M., Stoehlmacher, J., Folprecht, G., Probst, S., Prasnikar, N., Fischbach, W., Mahlberg, R., . . . Hofheinz, R. D. (2019). Perioperative chemotherapy with fluorouracil plus leucovorin, oxaliplatin, and docetaxel versus fluorouracil or capecitabine plus cisplatin and epirubicin for locally advanced, resectable gastric or gastro-oesophageal junction adenocarcinoma (FLOT4): A randomised, phase 2/3 trial. The Lancet, 393(10184), 1948–1957. https://doi.org/10.1016/S0140-6736(18)32557-1
Cortazar, P., Zhang, L., Untch, M., Mehta, K., Costantino, J. P., Wolmark, N., Bonnefoi, H., Cameron, D., Gianni, L., Valagussa, P., Swain, S. M., Prowell, T., Loibl, S., Wickerham, D. L., Bogaerts, J., Baselga, J., Perou, C., Blumenthal, G., Blohmer, J., . . . von Minckwitz, G. (2014). Pathological complete response and long-term clinical benefit in breast cancer: The CTNeoBC pooled analysis. The Lancet, 384(9938), 164–172. https://doi.org/10.1016/S0140-6736(13)62422-8
Forde, P. M., Spicer, J., Lu, S., Provencio, M., Mitsudomi, T., Awad, M. M., Felip, E., Broderick, S. R., Brahmer, J. R., Swanson, S. J., Kerr, K., Wang, C., Ciuleanu, T.-E., Saylors, G. B., Tanaka, F., Ito, H., Chen, K.-N., Liberman, M., Vokes, E. E., . . . Girard, N. (2022). Neoadjuvant nivolumab plus chemotherapy in resectable lung cancer. The New England Journal of Medicine, 386(21), 1973–1985. https://doi.org/10.1056/NEJMoa2202170
Müller, C., Schmidt, G., Juhasz-Böss, I., Jung, L., Huwer, S., Solomayer, E.-F., & Juhasz-Böss, S. (2021). Influences on pathologic complete response in breast cancer patients after neoadjuvant chemotherapy. Archives of Gynecology and Obstetrics, 304(4), 1065–1071. https://doi.org/10.1007/s00404-021-06018-6
Sauer, R., Becker, H., Hohenberger, W., Rödel, C., Wittekind, C., Fietkau, R., Martus, P., Tschmelitsch, J., Hager, E., Hess, C. F., Karstens, J.-H., Liersch, T., Schmidberger, H., & Raab, R. (2004). Preoperative versus postoperative chemoradiotherapy for rectal cancer. The New England Journal of Medicine, 351(17), 1731–1740. https://doi.org/10.1056/NEJMoa040694
Schmid, P., Cortes, J., Pusztai, L., McArthur, H., Kümmel, S., Bergh, J., Denkert, C., Park, Y. H., Hui, R., Harbeck, N., Takahashi, M., Foukakis, T., Fasching, P. A., Cardoso, F., Untch, M., Jia, L., Karantza, V., Zhao, J., Aktan, G., . . . O’Shaughnessy, J. (2020). Pembrolizumab for early triple-negative breast cancer. The New England Journal of Medicine, 382(9), 810–821. https://doi.org/10.1056/NEJMoa1910549
van Hagen, P., Hulshof, M. C. C. M., van Lanschot, J. J. B., Steyerberg, E. W., van Berge Henegouwen, M. I., Wijnhoven, B. P. L., Richel, D. J., Nieuwenhuijzen, G. A. P., Hospers, G. A. P., Bonenkamp, J. J., Cuesta, M. A., Blaisse, R. J. B., Busch, O. R. C., ten Kate, F. J. W., Creemers, G.-J., Punt, C. J. A., Plukker, J. T. M., Verheul, H. M. W., Spillenaar Bilgen, E. J., . . . van der Gaast, A. (2012). Preoperative chemoradiotherapy for esophageal or junctional cancer. The New England Journal of Medicine, 366(22), 2074–2084. https://doi.org/10.1056/NEJMoa1112088
この記事を書いた人 Wrote this article
前田 祐助 医学博士 / 医師
慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医