
手術でがんを取りきったあとにも免疫療法を使う「術後免疫療法」は、再発のリスクが高い一部のがんで標準的な選択肢になりつつあります。
ねらいは、体に残った目に見えないがん細胞を免疫の力で抑え込み、再び腫瘍が育つのを防ぐことにあります。腎がんや皮膚がん、肺がん、食道がん、膀胱がんで有効性を示す試験結果が積み重なってきました。
この記事では、どんな場面で術後免疫療法が選ばれるのか、対象になるがんや副作用とのつき合い方まで、検討している方が気になる点をやさしく整理しました。読み進めれば、次の診察で何を聞けばよいかが見えてきます。
術後の免疫療法は手術で取りきれないがん細胞に備える治療です
術後免疫療法は、手術のあとに残るかもしれない小さながん細胞を、免疫の働きで抑えるための追加治療です。再発のリスクが高い方に向けて検討します。
手術だけでは取りきれない「目に見えないがん」とは
手術はがんのかたまりを物理的に取り除く、力強い治療です。ただ、画像検査や肉眼ではとらえきれないほど小さながん細胞が、体のどこかに残ることがあります。
こうした微小な細胞が時間をかけて増えると、再発という形で表面に現れます。術後の追加治療は、この芽を早いうちに摘むことをめざします。
目に見えないからこそ、再発予防の工夫が大切になります。
どの程度の細胞が残りやすいかは、がんの種類や進行度によって変わります。再発のリスクが高いと見込まれる場合に、追加治療の意味が大きくなります。
免疫療法が術後に担う働き
免疫療法は、もともと体に備わっている免疫の力を呼び覚まし、がん細胞を異物として攻撃させる治療です。手術後の体内に潜む細胞にも、この攻撃が届くことを期待します。
抗がん剤のように細胞を直接たたくのではなく、免疫の見張り役を後押しする点が特徴といえるでしょう。
手術で体の負担が大きいときは、回復を待ってから治療を始めることもあります。開始の時期は、傷の治り具合や全身の状態を見て判断します。
化学療法や分子標的薬との違い
術後の追加治療には、抗がん剤を使う化学療法や、がんの特定の性質をねらう分子標的薬もあります。免疫療法はこれらと働き方が異なり、効きやすい人の条件も変わってきます。
どれを選ぶかは、がんの種類や進行度、体の状態によって決まります。複数を組み合わせる場合もあるでしょう。
おもな追加治療の働きの違い
| 治療の種類 | 働き方 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 免疫療法 | 免疫の力を高めてがんを攻撃する | 再発リスクの高い一部のがん |
| 化学療法 | 薬でがん細胞を直接たたく | 多くのがんで広く使う |
| 分子標的薬 | がん特有の分子をねらい撃つ | 特定の遺伝子変化があるがん |
同じ「術後の治療」でも、得意とする場面はそれぞれ違います。主治医はこれらを見比べたうえで、一人ひとりに合う方法を提案します。
働き方が違うぶん、副作用の出方もそれぞれ異なります。治療を選ぶときは、効果だけでなく体への負担もあわせて考えます。
なぜ術後の免疫療法が再発予防の期待を集めているのか
複数の臨床試験が、手術後に免疫療法を加えると再発までの期間が延びることを示しています。免疫の記憶が長く働く点が、再発予防の柱として期待される背景です。
- 免疫の記憶が治療後も残りやすい
- 微小な転移の芽に届きやすい
- 複数のがん種で試験の成果が出ている
免疫が「がんを覚える」しくみが再発を抑える
免疫には、一度攻撃した相手を覚えておく性質があります。免疫療法でがんへの攻撃にスイッチが入ると、その記憶が治療後もしばらく残り、再び現れた細胞に反応しやすくなります。
このはたらきが、再発を抑える力につながると考えられています。
ただし、免疫の記憶がどれくらい続くかには個人差があります。だからこそ、治療のあとも定期的な検査で様子を見守ります。
再発までの期間を示す指標の読み方
試験の結果でよく出てくるのが「無再発生存期間」です。手術後、再発も死亡もなく過ごせた期間を表し、長いほど治療が再発を抑えていると読み取れます。
ただし、平均的な数字が自分にそのまま当てはまるわけではありません。一人ひとりの状況で見込みは変わります。
試験では、効果だけでなく副作用の重さや生活への影響もあわせて調べます。両方の面を見ることで、治療の全体像がつかめます。
効果が期待できる人とそうでない人
免疫療法は、すべての人に同じように効くわけではありません。がんの種類や、PD-L1というたんぱく質の出方などによって、効きやすさに差が出ます。
PD-L1は、がん細胞が免疫の攻撃を逃れるために使うブレーキのような目印です。その量を調べると、薬が合うかどうかの手がかりになります。
臨床試験から見えてきた再発予防の傾向
世界各地で行われた試験から、手術後に免疫療法を加えた人の方が、再発までの期間が長くなりやすいとわかってきました。がんの種類が違っても、同じ方向の結果が重なっている点に意味があります。
もっとも、追跡できた期間にはまだ限りがあります。長い目で見たときの効果は、これからの調査でさらに明らかになっていくでしょう。
数字はあくまで集団の平均です。自分の見込みは、主治医と一緒に読み解くのが安心といえます。
術後免疫療法の適応となるがん種は広がっています
対象は着実に広がってきました。腎がんや皮膚がんで始まり、いまは肺がん、食道がん、膀胱がんなどにも術後免疫療法の適応が認められています。
| がん種 | 主な対象の例 | 治療の考え方 |
|---|---|---|
| 腎がん | 手術後で再発リスクが高い場合 | 再発予防の選択肢として検討 |
| 皮膚がん | 進行した状態を切除した後 | 再発を抑える追加治療 |
| 肺・食道・膀胱 | 進行度や残存の有無で判断 | 条件を満たせば検討 |
同じがんでも、進行度や手術後の状態によって対象になるかどうかが分かれます。表はあくまで、おおまかな目安として見てください。
腎がん・皮膚がんで先行した適応
術後免疫療法が早くから根づいたのが、皮膚がんの一種であるメラノーマと、腎がんです。いずれも進行した状態を手術で取り除いたあと、再発を抑える目的で薬を続けます。
これらでの良好な結果が、ほかのがんへ広げる後押しになりました。
これらのがんでは、手術だけでは再発を防ぎきれない例が少なくありませんでした。追加の治療で再発を減らせるかという問いが、研究の出発点になりました。
肺がん・食道がん・膀胱がんへの広がり
その後、肺がんや食道がん、膀胱がんでも術後免疫療法の有効性を示す試験が報告されました。手術や抗がん剤、放射線と組み合わせる形で使うこともあります。
がんごとに対象となる条件は細かく決められており、当てはまるかどうかは検査で確かめます。
同じ肺がんでも、組織の型や手術の範囲によって使い方は変わります。当てはまる条件を一つずつ確かめながら、治療の計画を立てていきます。
進行度と再発リスクから対象を判断する
適応を決める大きな要素が、がんの進行度と再発のリスクです。早期で再発の心配が小さい場合は、追加治療を行わず経過を見ることもあります。
判断には、手術で取りきれた範囲やリンパ節への広がりなども関わります。複数の情報を合わせて、治療が必要かどうかを総合的に考えます。
逆に、進行していて再発の可能性が高い場合に、術後免疫療法の出番が増えます。リスクと利益のバランスで判断します。
対象となるがん種が広がってきた背景
適応が次々と広がってきたのは、それぞれのがんで再発予防の効果を確かめる試験が積み重ねられたからです。一つの良い結果が、次の研究を後押しする流れが続いてきました。
新しい対象が加わるたびに、薬の使い方や注意点も整理されてきました。いま受けられる治療は、こうした検証の積み重ねの上に成り立っています。
術後に使われる免疫療法の中心は免疫チェックポイント阻害薬
術後に使われる免疫療法の中心は、免疫チェックポイント阻害薬と呼ばれる薬です。点滴で投与し、数か月から1年ほど続けるのが一般的でしょう。
免疫チェックポイント阻害薬とはどんな薬か
がん細胞は、免疫の攻撃をかわすためにブレーキ役の仕組みを利用します。免疫チェックポイント阻害薬は、そのブレーキを外し、免疫が再びがんを攻撃できるようにする薬です。
ねらう標的によって、いくつかの種類に分かれます。
標的による主な分類
- PD-1阻害薬:免疫細胞側のブレーキを外す
- PD-L1阻害薬:がん細胞側の目印にはたらく
- CTLA-4阻害薬:免疫の初期の抑制を解く
いずれも免疫の力を取り戻す薬ですが、はたらきかける場所が少しずつ違います。どれを使うかは、がんの種類や状態に合わせて決めます。
同じ分類の薬でも、対象となるがんや投与の間隔には違いがあります。どの薬を選ぶかは、がんの種類と体の状態を見ながら判断します。
投与の期間と通院の流れ
術後の免疫療法は、3週間や4週間ごとといった決まった間隔で点滴します。期間はおおむね半年から1年で、がんや薬によって変わります。
通院のたびに体調や血液検査を確認し、問題がなければ次の投与へ進みます。仕事や家事を続けながら通う方も少なくありません。
点滴そのものは30分から1時間ほどで終わることが多く、入院せずに受けられます。当日の体調次第で、予定を調整する場合もあるでしょう。
がんワクチンなど開発が進む治療
免疫チェックポイント阻害薬のほかにも、がんワクチンのように免疫を使う治療の研究が進んでいます。一人ひとりのがんの特徴に合わせた手法も検討されています。
ただし、術後の場面で広く使えるかどうかは、まだ検証の途中にある治療も多いといえます。
薬の効きやすさを調べる検査
免疫チェックポイント阻害薬が合うかどうかは、治療の前にいくつかの検査で見当をつけます。代表的なのが、がん組織のPD-L1の量を調べる検査でしょう。
遺伝子の変化を調べて、ほかの治療の方が向いていないかを確かめることもあります。検査の結果をもとに、主治医が薬の選び方を説明してくれます。
術後免疫療法の副作用は早めの気づきが肝心です
副作用がまったくない治療ではありません。ただ、多くは早めに気づいて手を打てば落ち着かせられます。免疫が活発になることで起こる症状が中心です。
免疫の活性化で起こりやすい症状
免疫チェックポイント阻害薬では、高まった免疫が自分の正常な組織まで攻撃してしまうことがあります。皮膚や腸、甲状腺、肺、肝臓など、さまざまな場所で症状が出る可能性があります。
代表的なのは、発疹やかゆみ、下痢、だるさ、息切れなどです。
気をつけたい主な症状と部位
| 場所 | 出やすい症状 | 気づいたら |
|---|---|---|
| 皮膚 | 発疹・かゆみ | 早めに相談する |
| おなか | 下痢・腹痛 | 回数が増えたら連絡 |
| 全身ほか | だるさ・息切れ・発熱 | がまんせず受診 |
症状の多くは、軽いうちなら対応できます。気になる変化は、小さくても医療チームへ伝えるのが安心です。
症状が出る時期はさまざまで、治療を終えたあとに現れることもあります。気になる変化は、期間が空いていても相談して構いません。
受診の目安と医療チームへの伝え方
いつもと違う、と感じたら、早めに連絡するのが基本です。とくに下痢が続く、息苦しい、強いだるさといった症状は、ためらわず相談してください。
症状が出た時期や程度をメモしておくと、診察で伝えやすくなります。お薬手帳もあわせて役立つでしょう。
連絡先や受診の流れは、治療を始める前に確かめておくと安心です。夜間や休日の相談先も、あらかじめ聞いておきましょう。
自分でできる体調チェックの習慣
毎日の体温や体重、便の回数、肌の様子などを軽く記録しておくと、変化に気づきやすくなります。家族にも見守ってもらえると、より安心です。
無理のない範囲で続けることが、長い治療を支えます。
副作用が出たときの治療の進め方
副作用が確認されたら、症状の重さに応じて対応を決めます。軽いうちは薬を続けながら様子を見て、強いときは休薬やステロイドでの治療を検討します。
多くの症状は、早く手を打てば落ち着いていきます。自己判断で薬をやめず、まずは医療チームに相談するのが安全です。
術後免疫療法を受ける前に主治医と確認したいこと
受けるかどうか迷ったら、自分のがんの状態と治療の見込みを主治医と一つずつ確かめるのが近道です。納得して選ぶことが、その後の通院を支えます。
| 確認したいこと | 質問の例 | なぜ大切か |
|---|---|---|
| 対象かどうか | 自分のがんは適応に入りますか | 治療の前提になるため |
| 効果の見込み | どのくらい再発を抑えられますか | 期待の幅を整理できる |
| 副作用 | どんな症状に注意すべきですか | 早めの対応につながる |
こうした点を整理しておくと、短い診察時間でも要点を押さえやすくなります。遠慮なく質問してよい場面です。
自分のがんが対象になるか確かめる
まず確かめたいのは、自分のがんが術後免疫療法の対象に当てはまるかどうかです。がんの種類や進行度、手術後の状態によって判断が分かれます。
検査の結果をもとに、主治医が適応を説明してくれます。わからない言葉は、その場で聞き返して大丈夫です。
説明を一度で覚えるのは難しいものです。メモを取りながら聞いたり、家族に同席してもらったりすると、あとで整理しやすくなります。
効果と副作用のバランスを話し合う
治療を選ぶときは、得られる効果と、起こりうる副作用の両方を見比べます。再発を抑えたい気持ちと、生活への影響をどう折り合わせるかが鍵になります。
正解は一つではありません。自分が何を大切にしたいかを伝えると、相談が進みやすくなります。
気になる点は、遠慮せず紙に書き出して持参すると伝えやすくなります。短い診察でも、要点を絞れば必要な相談ができます。
治療中の生活と仕事の続け方
通院しながら仕事や家事を続ける方は多くいます。点滴の間隔や体調に合わせて、無理のない予定を組むことが続けるコツです。
体調の波があるときは、周囲に早めに事情を伝えておくと支えてもらいやすくなります。
通院日や副作用の出やすい時期がわかれば、仕事の予定も立てやすくなります。職場の制度を確かめておくと、休みの取り方に迷いません。
迷ったときに頼れるセカンドオピニオン
判断に迷うときは、別の医師の意見を聞くセカンドオピニオンという方法があります。主治医に伝えれば、必要な資料を用意してもらえます。
複数の視点を得ることで、自分の選択に納得しやすくなるでしょう。
別の医師に相談しても、主治医との関係が悪くなることはありません。納得して治療に進むための、当たり前の権利だと考えてよいでしょう。
よくある質問
術後の免疫療法はどのくらいの期間続けるのですか?
多くは、半年から1年ほど続けるのが一般的です。3週間や4週間ごとに点滴し、決められた回数まで行います。
がんの種類や使う薬、体調によって期間は前後します。副作用が強く出た場合は、休薬や中止を検討することもあります。
術後免疫療法はすべてのがんで受けられますか?
いいえ、対象になるがんは限られています。腎がんや皮膚がん、肺がん、食道がん、膀胱がんなどで適応が認められてきました。
同じがんでも、進行度や手術後の状態によって受けられるかどうかが変わります。まずは主治医に、自分が対象かどうかを確かめてみてください。
術後免疫療法を受ければ再発は完全に防げますか?
残念ながら、再発を完全にゼロにできるわけではありません。臨床試験では再発までの期間が延びたと報告されていますが、効果には個人差があります。
治療を受けても、定期的な検査は続きます。早く変化に気づくことが、その後の対応に役立ちます。
術後免疫療法の副作用が出たらどうすればよいですか?
気になる症状が出たら、がまんせず早めに医療チームへ連絡してください。とくに下痢が続く、息苦しい、強いだるさなどは、早めの相談が安心です。
多くの副作用は、早く対応すれば落ち着かせられます。症状が出た時期や程度をメモしておくと、診察で伝えやすくなります。
術後免疫療法とがんワクチンは同じものですか?
厳密には別のものです。いま広く使われている術後免疫療法の中心は、免疫のブレーキを外す免疫チェックポイント阻害薬です。
がんワクチンは免疫にがんを覚えさせる別の手法で、研究が進む分野になります。どちらも免疫を活用する点では共通しています。
References
Bajorin, D. F., Witjes, J. A., Gschwend, J. E., Schenker, M., Valderrama, B. P., Tomita, Y., Bamias, A., Lebret, T., Shariat, S. F., Park, S. H., Ye, D., Agerbaek, M., Enting, D., McDermott, R., Gajate, P., Peer, A., Milowsky, M. I., Nosov, A., Neif Antonio, J., Jr., … Galsky, M. D. (2021). Adjuvant nivolumab versus placebo in muscle-invasive urothelial carcinoma. New England Journal of Medicine, 384(22), 2102–2114. https://doi.org/10.1056/NEJMoa2034442
Choueiri, T. K., Tomczak, P., Park, S. H., Venugopal, B., Ferguson, T., Chang, Y. H., Hajek, J., Symeonides, S. N., Lee, J. L., Sarwar, N., Thiery-Vuillemin, A., Gross-Goupil, M., Mahave, M., Haas, N. B., Sawrycki, P., Gurney, H., Chevreau, C., Melichar, B., Kopyltsov, E., … Powles, T. (2021). Adjuvant pembrolizumab after nephrectomy in renal-cell carcinoma. New England Journal of Medicine, 385(8), 683–694. https://doi.org/10.1056/NEJMoa2106391
Eggermont, A. M. M., Blank, C. U., Mandala, M., Long, G. V., Atkinson, V., Dalle, S., Haydon, A., Lichinitser, M., Khattak, A., Carlino, M. S., Sandhu, S., Larkin, J., Puig, S., Ascierto, P. A., Rutkowski, P., Schadendorf, D., Koornstra, R., Hernandez-Aya, L., Maio, M., … Robert, C. (2018). Adjuvant pembrolizumab versus placebo in resected stage III melanoma. New England Journal of Medicine, 378(19), 1789–1801. https://doi.org/10.1056/NEJMoa1802357
Felip, E., Altorki, N., Zhou, C., Csőszi, T., Vynnychenko, I., Goloborodko, O., Luft, A., Akopov, A., Martinez-Marti, A., Kenmotsu, H., Chen, Y.-M., Chella, A., Sugawara, S., Voong, D., Wu, F., Yi, J., Deng, Y., McCleland, M., Bennett, E., … Wakelee, H. (2021). Adjuvant atezolizumab after adjuvant chemotherapy in resected stage IB–IIIA non-small-cell lung cancer (IMpower010): A randomised, multicentre, open-label, phase 3 trial. The Lancet, 398(10308), 1344–1357. https://doi.org/10.1016/S0140-6736(21)02098-5
Kelly, R. J., Ajani, J. A., Kuzdzal, J., Zander, T., Van Cutsem, E., Piessen, G., Mendez, G., Feliciano, J., Motoyama, S., Lièvre, A., Uronis, H., Elimova, E., Grootscholten, C., Geboes, K., Zafar, S., Snow, S., Ko, A. H., Feeney, K., Schenker, M., … Moehler, M. (2021). Adjuvant nivolumab in resected esophageal or gastroesophageal junction cancer. New England Journal of Medicine, 384(13), 1191–1203. https://doi.org/10.1056/NEJMoa2032125
O’Brien, M., Paz-Ares, L., Marreaud, S., Dafni, U., Oselin, K., Havel, L., Esteban, E., Isla, D., Martinez-Marti, A., Faehling, M., Tsuboi, M., Lee, J.-S., Nakagawa, K., Yang, J., Samkari, A., Keller, S. M., Mauer, M., Jha, N., Stahel, R., … Peters, S. (2022). Pembrolizumab versus placebo as adjuvant therapy for completely resected stage IB–IIIA non-small-cell lung cancer (PEARLS/KEYNOTE-091): An interim analysis of a randomised, triple-blind, phase 3 trial. The Lancet Oncology, 23(10), 1274–1286. https://doi.org/10.1016/S1470-2045(22)00518-6
Weber, J., Mandala, M., Del Vecchio, M., Gogas, H. J., Arance, A. M., Cowey, C. L., Dalle, S., Schenker, M., Chiarion-Sileni, V., Marquez-Rodas, I., Grob, J. J., Butler, M. O., Middleton, M. R., Maio, M., Atkinson, V., Queirolo, P., Gonzalez, R., Kudchadkar, R. R., Smylie, M., … Ascierto, P. A. (2017). Adjuvant nivolumab versus ipilimumab in resected stage III or IV melanoma. New England Journal of Medicine, 377(19), 1824–1835. https://doi.org/10.1056/NEJMoa1709030
この記事を書いた人 Wrote this article
前田 祐助 医学博士 / 医師
慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医