がん手術に向けた準備リスト|入院生活の持ち物から体力づくりのポイントまで

がん手術に向けた準備リスト|入院生活の持ち物から体力づくりのポイントまで

がんの手術が決まると、「何から準備すればいいのだろう」と不安になるのは当然のことです。持ち物だけでなく、体力づくりや栄養管理、心のケアまで、術前に取り組めることは数多くあります。

この記事では、手術日から逆算したスケジュールの立て方、入院に必要な持ち物の具体的なリスト、術後の回復を左右する体力づくりのコツ、栄養面での備え、メンタルケア、そして退院後の生活環境づくりまでを幅広くまとめました。

一つひとつ確認しながら準備を進めることで、手術当日を落ち着いた気持ちで迎えられるよう、ぜひ参考にしてみてください。

がん手術の準備は手術日から逆算して始めると安心

手術日が決まったら、その日までの残り日数を確認し、やるべきことを時系列に整理するのが術前準備の基本です。漠然と「準備しなきゃ」と思っていても行動に移しにくいため、カレンダーに書き出す方法が効果的でしょう。

手術日までのスケジュールを把握して不安を軽くする

まずは手術の2~4週間前を目安に、担当医から説明を受ける日、術前検査の日、入院日といった主要なイベントをカレンダーに記入しましょう。日付が可視化されるだけで、「あと何日あるから、今週は体力づくり、来週は持ち物の準備」と段階的に考えられるようになります。

スケジュールが曖昧なままだと、直前になって焦る原因になります。担当医に聞きにくい場合は、看護師や医療連携室のスタッフに相談すると丁寧に教えてもらえるでしょう。

担当医との面談で確認しておくべきポイント

術前の面談では、手術の方法、予想される手術時間、術後に起こりうる合併症、麻酔の種類について説明を受けます。聞き慣れない用語が出てきたら、遠慮なく質問してください。メモをとることも大切です。

常用している薬やサプリメントの情報を担当医に伝えることも忘れてはなりません。血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)は術前に中止が必要な場合が多いため、自己判断で服薬を続けないようにしましょう。

がん手術前の面談で確認しておきたい項目

確認項目具体的な質問例
手術内容切除範囲はどこまでですか
麻酔全身麻酔と局所麻酔のどちらですか
入院期間退院の目安は術後何日ですか
服薬管理今飲んでいる薬はいつ中止しますか
術後の生活制限退院後いつから仕事復帰できますか

家族や職場への連絡と退院後のサポート体制を早めに整える

入院中は身の回りのことを家族に頼む場面が増えます。洗濯物の受け渡しや必要物品の追加購入など、事前に役割分担を決めておくとスムーズです。

職場への連絡は、診断書の提出時期や休職期間の見通しを担当医に確認してから行うと、上司や人事担当者にも具体的な情報を伝えられます。退院後に通院が必要な場合は、送迎の手配も含めて計画しておくと安心でしょう。

入院生活を快適にするがん手術の持ち物リストを確認しよう

入院の持ち物は「あれば便利」ではなく「ないと困る」ものから優先的に揃えると、荷物の量を適切にコントロールできます。病院から渡される入院案内には最低限の持ち物しか記載されていないことが多いため、経験者の情報も参考にすると抜け漏れを防げるでしょう。

入院手続きに必要な書類と公的書類

入院日にはまず受付で手続きを行います。健康保険証(またはマイナ保険証)、診察券、入院誓約書、同意書は必須です。限度額適用認定証を事前に取得しておくと、窓口での支払い額を抑えられます。

印鑑が必要な病院もあるため、入院案内で確認しましょう。書類関係はクリアファイルにまとめておくと、当日に慌てることなく手続きを済ませられます。

入院生活を快適にする衣類・日用品

術後はボタンで前開きになるパジャマが着替えやすく、点滴をしていても袖を通しやすいのでおすすめです。下着は締め付けの少ないものを3~4枚用意しておくと洗い替えに困りません。

タオルは大小合わせて4~5枚あると十分です。スリッパよりもかかとのあるルームシューズのほうが、術後にふらつきにくく安全といえます。

術後の回復を助けるセルフケアグッズ

リップクリームやハンドクリームは、病室の乾燥対策に欠かせません。術後は口が渇きやすいので、ストロー付きのペットボトルキャップがあると横になったまま水分を摂れて便利です。

イヤホンや文庫本など、気分転換になるアイテムも忘れずに持参しましょう。スマートフォンの充電器は延長コード付きのものが使いやすいかもしれません。

がん手術の入院で準備したい持ち物一覧

カテゴリ主な持ち物備考
書類保険証・診察券・同意書クリアファイルにまとめる
衣類前開きパジャマ・下着3~4組が目安
日用品タオル・歯ブラシ・ルームシューズかかと付きが安全
便利グッズストロー付きキャップ・延長コード術後に重宝する
気分転換イヤホン・本・タブレットWi-Fi環境を事前確認

がん手術前の体力づくりで術後の回復スピードが大きく変わる

術前に体力を高めておくことは、術後合併症の発生率を下げ、入院日数の短縮にもつながると報告されています。特別なジムに通う必要はなく、日常生活に運動習慣を組み込むだけでも十分な効果が期待できます。

有酸素運動は1日20分のウォーキングから始めれば十分

ウォーキングは体への負担が少なく、手術を控えた方でも安全に取り組みやすい運動です。1日20~30分を目安にやや早歩きのペースで歩くと、心肺機能の維持・向上に役立ちます。

天候が悪い日は、室内での足踏み運動や階段の昇降でも代替できるでしょう。無理をして長距離を歩く必要はなく、「毎日続けること」を優先してください。

筋力トレーニングで手術に耐える体幹を育てる

スクワットやかかと上げなどの自重トレーニングは、道具がなくても始められます。体幹をしっかり使う運動は、術後にベッドから起き上がる動作や歩行の再開をスムーズにしてくれます。

回数や強度は担当医と相談のうえ決めましょう。がんの種類や進行度によっては、運動を控えるべき場合もあるため、自己判断は避けてください。

がん手術前に取り入れたい運動の例

  • ウォーキング(1日20~30分、やや早歩き)
  • スクワット(10回を2~3セット)
  • かかと上げ(20回を2セット)
  • 腹式呼吸を使った深呼吸トレーニング(10回を朝晩)

呼吸リハビリで術後の肺合併症リスクを下げる

全身麻酔を受けると肺の機能が一時的に低下し、痰がたまりやすくなります。術前から深呼吸の練習や呼吸筋トレーニングを行っておくと、術後の肺炎リスクを軽減できると複数の研究で示されています。

病院によっては、インセンティブスパイロメーター(息を吸い上げる器具)を術前に貸し出してくれることもあります。使い方は看護師や理学療法士が指導してくれるので、積極的に活用しましょう。

がん手術に備えた栄養管理で体を手術に耐えられる状態へ導く

手術を受ける体には十分な栄養が蓄えられている必要があります。特にたんぱく質の摂取量は術後の傷の治りや筋力の維持に直結するため、術前から意識的に食事内容を見直すことが大切です。

たんぱく質を毎食しっかり摂って筋肉の分解を防ぐ

手術後は体が回復のためにエネルギーを大量に消費し、筋肉のたんぱく質が分解されやすくなります。術前の段階でたんぱく質の摂取量を増やしておくと、この分解を最小限に抑えることが期待できます。

肉、魚、卵、大豆製品、乳製品を毎食バランスよく組み合わせましょう。1日あたり体重1kgにつき1.2~1.5gのたんぱく質が目安とされています。

ビタミン・ミネラルを意識した食事で傷の治りを早める

ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、傷口の修復に関わる栄養素です。また、亜鉛は細胞分裂を促進する働きがあり、術後の回復を後押しします。

野菜、果物、海藻類、ナッツ類を日常の食事に取り入れると、これらの栄養素を効率よく摂取できます。サプリメントに頼る前に、まずは食事から摂ることを心がけてみてください。

食欲が落ちたときの工夫と栄養補助食品の活用法

がんの診断を受けた後にストレスや不安から食欲が低下することは珍しくありません。そんなときは1回の食事量を減らし、食事の回数を1日5~6回に分けると、結果的に必要な栄養を確保しやすくなります。

どうしても食べられない場合は、医療機関で処方される栄養補助食品(経口栄養剤)を活用する方法もあります。担当医や管理栄養士に相談すれば、体の状態に合ったものを選んでもらえるでしょう。

がん手術前に意識したい栄養素と食材

栄養素主な食材期待される効果
たんぱく質鶏肉・魚・卵・豆腐筋肉維持・創傷治癒
ビタミンCブロッコリー・キウイ・パプリカコラーゲン生成補助
亜鉛牡蠣・牛肉・ナッツ類細胞分裂の促進
鉄分レバー・ほうれん草・あさり術前の貧血予防
食物繊維野菜・海藻・きのこ類腸内環境の調整

がん手術前の不安やストレスは早めのメンタルケアで軽くなる

手術への恐怖、再発への心配、家族への申し訳なさなど、がんの手術前には複雑な感情が押し寄せます。心のケアを後回しにせず、早い段階から取り組むことで、手術当日をより穏やかな状態で迎えられます。

不安や恐怖は自然な感情だと受け止める

「怖い」「不安だ」と感じることは、大きな手術を前にした人なら誰もが経験する自然な反応です。無理に前向きになろうとするよりも、「怖いと感じている自分」をそのまま認めるほうが、かえって心が楽になる場合が多いでしょう。

気持ちを紙に書き出してみるのも一つの方法です。頭の中でぐるぐる回っていた不安を文字にすることで、問題が整理されて冷静に対処しやすくなります。

専門の相談窓口やがんサロンを活用する

多くのがん診療拠点病院には、がん相談支援センターが設置されています。手術に対する不安だけでなく、経済的な悩みや仕事との両立についても相談できる心強い窓口です。

また、同じ経験をした患者同士が情報交換できる「がんサロン」も全国に広がっています。一人で抱え込まず、周囲の支援を積極的に活用してください。

がん手術前のメンタルケアに活用できる支援先

  • がん相談支援センター(全国のがん診療拠点病院に設置)
  • がんサロン・患者会(対面やオンラインで参加可能)
  • 臨床心理士・公認心理師によるカウンセリング
  • 緩和ケアチームへの早期相談

睡眠の質を高めるための生活リズムの整え方

手術前は不安から眠れなくなる方も少なくありません。就寝と起床の時間を一定にし、日中に適度な運動を取り入れることで、夜の睡眠の質が向上します。

寝る前のスマートフォンやパソコンの使用は脳を覚醒させてしまうため、就寝1時間前にはスクリーンを見ない習慣をつけるとよいでしょう。それでも眠れない場合は、担当医に相談してみてください。

がん手術当日・前日の過ごし方で失敗しないために覚えておくこと

手術の前日と当日は、食事制限や絶飲食のルール、必要な確認事項が集中します。「うっかり忘れた」が手術の延期につながるケースもあるため、一つずつチェックしながら過ごしてください。

術前検査と麻酔科面談を落ち着いて受けるコツ

入院後に行われる術前検査では、血液検査、心電図、胸部レントゲンなどで全身状態を最終確認します。検査結果に異常がなければ、予定どおり手術が実施されます。

麻酔科の面談では、アレルギーの有無や過去の麻酔経験について聞かれます。事前にメモを用意しておくと、質問に落ち着いて答えられるでしょう。

前日の食事制限と絶飲食の時間を確認する

手術前日の夕食以降は、固形物の摂取を禁じられることが一般的です。絶飲食の開始時刻は手術の時間帯によって異なるため、担当医や看護師から指示された時刻を正確に守りましょう。

指示に反して飲食をしてしまうと、全身麻酔中に胃の内容物が気管に逆流する(誤嚥)危険があり、手術が延期される場合もあります。

手術当日の朝にやること・やってはいけないこと

当日の朝は、指示された時間までに手術着に着替え、アクセサリーや入れ歯、コンタクトレンズを外します。マニキュアやジェルネイルは、術中に指先で血中酸素を測定する妨げになるため、事前に落としておいてください。

手術室への移動時間は病棟の看護師が案内してくれます。落ち着いて深呼吸をしながら、医療チームに身を委ねましょう。

がん手術の前日・当日に注意すべき事項

タイミングやるべきこと禁止事項
前日の夕食後絶食開始時刻を再確認指示時刻以降の飲食
前日の就寝前翌朝の持ち物を枕元に準備夜更かし
当日の朝手術着への着替え・洗顔化粧・マニキュア
手術室移動前トイレを済ませる貴金属の装着

退院後の暮らしを見据えたがん手術前の住環境整備が回復を早める

手術後は体力が大幅に低下した状態で自宅に戻ります。退院してから「あれが足りない」と気づくよりも、入院前に生活環境を整えておくほうが、心身の回復に集中できます。

自宅のバリアフリー対策と動線の見直し

術後しばらくは体を大きく動かすことが難しくなります。廊下やトイレ、浴室に手すりを設置したり、つまずきやすい段差にスロープを付けたりするだけで、転倒リスクを大幅に減らせます。

ベッドの高さも見直しておきましょう。低すぎるベッドは起き上がる際に腹部に力が入り、術後の傷口に負担がかかることがあります。

がん手術後を見据えた住環境チェック項目

場所確認ポイント
トイレ手すりの設置・便座の高さ調整
浴室滑り止めマット・シャワーチェア
寝室ベッドの高さ・起き上がり補助具
廊下・玄関段差解消・夜間照明の設置

退院直後の食事メニューを事前に考えておく

術後は消化機能が万全でない状態で退院することもあるため、消化に優しい食事を数日分準備しておくと安心です。おかゆ、うどん、煮込み料理などを冷凍保存しておけば、退院当日から温めるだけで食べられます。

家族が食事を用意できない場合は、配食サービスの利用も検討してみましょう。退院前に管理栄養士から食事指導を受けておくと、具体的なメニューの参考になります。

かかりつけ医や訪問看護の手配を入院前に済ませる

退院後は手術を行った病院ではなく、自宅近くのかかりつけ医に経過観察を引き継ぐケースもあります。入院前にかかりつけ医へ手術の予定を伝えておくと、退院後の連携がスムーズです。

体力の回復が遅い場合や創部の管理が必要な場合は、訪問看護の利用も選択肢に入ります。地域の包括支援センターや病院の医療連携室に相談すれば、手配を手伝ってもらえます。

よくある質問

がん手術の入院期間はどのくらいが一般的ですか?

がん手術の入院期間は、がんの種類や手術の範囲、患者さんの体力によって大きく異なります。腹腔鏡手術など体への負担が比較的少ない方法であれば、5~7日程度で退院できることが多いでしょう。

一方、開腹手術や合併症が生じた場合は2~3週間以上の入院が必要になることもあります。退院時期の見通しは担当医から手術前に説明がありますので、気になる方は早めに確認しておくとよいでしょう。

がん手術前の体力づくりはいつ頃から始めればよいですか?

理想的には手術の4週間前から取り組むのがよいとされています。ウォーキングや軽い筋力トレーニングを日常に取り入れることで、心肺機能や筋力を高め、術後の回復力を底上げできます。

ただし、がんの進行状態や体調によっては運動が制限される場合もあります。開始前に必ず担当医へ相談し、無理のない範囲で続けることが大切です。

がん手術前に食べてはいけないものはありますか?

手術の直前(通常は前日の夕食後)からは絶食となりますが、それ以前の日常的な食事制限については、がんの種類や手術部位によって異なります。消化器系のがんの場合は、脂っこい食事や刺激物を控えるよう指導されることがあるでしょう。

アルコールは免疫機能の低下や出血リスクの増加に関係するため、術前2週間前からの禁酒を勧める医師が少なくありません。具体的な制限内容は担当医の指示に従ってください。

がん手術の費用はどの程度かかりますか?

がん手術の費用は、手術の種類、入院日数、使用する医療材料などによって幅があります。高額療養費制度を利用すれば、1か月あたりの自己負担額に上限が設けられるため、事前に限度額適用認定証を取得しておくと窓口負担を抑えられるでしょう。

費用面の不安がある場合は、病院の医療相談室やソーシャルワーカーに相談すると、利用可能な公的支援制度を案内してもらえます。

がん手術後の仕事復帰までにはどのくらいの期間が必要ですか?

仕事復帰までの期間は、手術の規模や職種の内容によって異なります。デスクワーク中心の方であれば、術後2~4週間で復帰されるケースもありますが、体力を使う仕事の場合は1~2か月以上の休養が必要になることもあるでしょう。

復帰時期は担当医と相談のうえ決定し、無理のないスケジュールで段階的に業務量を増やしていくことをおすすめします。

References

Carli, F., Charlebois, P., Stein, B., Feldman, L., Zavorsky, G., Kim, D. J., Scott, S., & Mayo, N. E. (2010). Randomized clinical trial of prehabilitation in colorectal surgery. British Journal of Surgery, 97(8), 1187–1197. https://doi.org/10.1002/bjs.7102

Silver, J. K., & Baima, J. (2013). Cancer prehabilitation: An opportunity to decrease treatment-related morbidity, increase cancer treatment options, and improve physical and psychological health outcomes. American Journal of Physical Medicine & Rehabilitation, 92(8), 715–727. https://doi.org/10.1097/PHM.0b013e31829b4afe

Tsimopoulou, I., Pasquali, S., Howard, R., Desai, A., Gourevitch, D., Tolosa, I., & Vohra, R. (2015). Psychological prehabilitation before cancer surgery: A systematic review. Annals of Surgical Oncology, 22(13), 4117–4123. https://doi.org/10.1245/s10434-015-4550-z

Steffens, D., Beckenkamp, P. R., Hancock, M., Solomon, M., & Young, J. (2018). Preoperative exercise halves the postoperative complication rate in patients with lung cancer: A systematic review of the effect of exercise on complications, length of stay and quality of life in patients with cancer. British Journal of Sports Medicine, 52(5), 344. https://doi.org/10.1136/bjsports-2017-098032

Minnella, E. M., Awasthi, R., Loiselle, S.-E., Agnihotram, R. V., Ferri, L. E., & Carli, F. (2018). Effect of exercise and nutrition prehabilitation on functional capacity in esophagogastric cancer surgery: A randomized clinical trial. JAMA Surgery, 153(12), 1081–1089. https://doi.org/10.1001/jamasurg.2018.1645

Gillis, C., Buhler, K., Bresee, L., Carli, F., Gramlich, L., Culos-Reed, N., Sajobi, T. T., & Fenton, T. R. (2018). Effects of nutritional prehabilitation, with and without exercise, on outcomes of patients who undergo colorectal surgery: A systematic review and meta-analysis. Gastroenterology, 155(2), 391–410.e4. https://doi.org/10.1053/j.gastro.2018.05.012

Carli, F., Bousquet-Dion, G., Awasthi, R., Elsherbini, N., Liberman, S., Boutros, M., Stein, B., Charlebois, P., Ghitulescu, G., Morin, N., Jagoe, T., Scheede-Bergdahl, C., Minnella, E. M., & Fiore, J. F., Jr. (2020). Effect of multimodal prehabilitation vs postoperative rehabilitation on 30-day postoperative complications for frail patients undergoing resection of colorectal cancer: A randomized clinical trial. JAMA Surgery, 155(3), 233–242. https://doi.org/10.1001/jamasurg.2019.5474

Daniels, S. L., Lee, M. J., George, J., Kerr, K., Moug, S., Wilson, T. R., Brown, S. R., & Wyld, L. (2020). Prehabilitation in elective abdominal cancer surgery in older patients: Systematic review and meta-analysis. BJS Open, 4(6), 1022–1041. https://doi.org/10.1002/bjs5.50347

Waterland, J. L., McCourt, O., Edbrooke, L., Granger, C. L., Ismail, H., Riedel, B., & Denehy, L. (2021). Efficacy of prehabilitation including exercise on postoperative outcomes following abdominal cancer surgery: A systematic review and meta-analysis. Frontiers in Surgery, 8, 628848. https://doi.org/10.3389/fsurg.2021.628848

この記事を書いた人 Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助 医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医