免疫療法と抗がん剤の副作用の違いは?出現する時期や症状の比較

免疫療法と抗がん剤の副作用の違いは?出現する時期や症状の比較

がん治療を考えるとき、多くの方が不安を感じるのが「副作用」ではないでしょうか。免疫療法と抗がん剤では、副作用が生じる仕組みも、現れる時期も、症状の種類もまったく異なります。

抗がん剤は正常な細胞にもダメージを与えやすく、投与直後から数週間で吐き気や脱毛などが出やすい一方、免疫療法では免疫の過剰反応によって数週間〜数か月後に皮膚や内分泌系の症状が現れる場合があります。

この記事では、両者の副作用を時期・症状・対処法の観点から比較し、治療に向き合うあなたの不安を少しでも軽くするための情報をお届けします。

免疫療法と抗がん剤では副作用が生じる仕組みがまったく違う

免疫療法と抗がん剤の副作用を比較するうえで、まず押さえておきたいのが「なぜ副作用が起こるのか」という根本的な違いです。抗がん剤は正常細胞への攻撃が原因であり、免疫療法は免疫の過剰な活性化が原因となります。

抗がん剤は正常な細胞まで攻撃してしまう

抗がん剤はがん細胞の増殖を抑えるために、細胞分裂やDNA合成に干渉する薬です。がん細胞は分裂が早いという特徴がありますが、正常な細胞のなかにも分裂の早いものがあります。

たとえば毛根の細胞、胃腸の粘膜細胞、骨髄で血液をつくる造血細胞などがその代表です。抗がん剤はこれらの正常細胞にもダメージを与えてしまうため、脱毛や吐き気、白血球減少といった副作用が避けられません。

免疫療法は自分の免疫が暴走して体を傷つける

免疫療法、とくに免疫チェックポイント阻害薬は、がん細胞が免疫にかけている「ブレーキ」を外すことで、体の免疫力を回復させる治療法です。T細胞ががん細胞を再び攻撃できる状態に戻すという画期的な仕組みといえるでしょう。

ただし、ブレーキを外す作用はがんに対する免疫だけに限定できません。免疫全般が過剰に活性化すると、本来攻撃する必要のない正常な細胞や臓器まで免疫が攻撃してしまうことがあります。

免疫療法と抗がん剤の副作用の仕組みの違い

比較項目抗がん剤免疫療法
副作用の原因正常細胞への直接的なダメージ免疫の過剰な活性化による自己攻撃
影響を受けやすい細胞分裂の早い細胞(毛根・粘膜・造血細胞)全身のあらゆる臓器
副作用のパターン比較的予測しやすい出現部位・時期に個人差が大きい

副作用の原因を知れば治療への向き合い方が変わる

「なぜ副作用が起こるのか」を理解しておくと、実際に症状が出たときに過度に慌てず対応できます。抗がん剤の副作用は薬の作用が体に残っている間に起きやすく、免疫療法の副作用は免疫反応が続く限りいつでも起こりえます。

どちらの治療でも、副作用に気づいたら早めに主治医へ相談することが回復への近道です。自分が受ける治療の仕組みを事前に知っておくだけでも、心の準備は大きく変わるでしょう。

抗がん剤の副作用はいつ出る?投与直後から数週間の変化に注目

抗がん剤の副作用は、出現する時期によって大きく3つの段階に分かれます。投与当日に現れる急性の症状から、数週間〜数か月後にじわじわ蓄積する慢性的な症状まで、時期ごとの特徴を把握しておくと体調管理に役立ちます。

投与当日〜数日で現れる吐き気や倦怠感

抗がん剤の投与直後から数日以内に出やすいのが、吐き気、嘔吐、食欲不振、倦怠感などの急性症状です。とくに吐き気はもっとも多くの患者さんが経験する副作用の一つであり、投与当日にピークを迎えることも珍しくありません。

近年は制吐薬(せいとやく)の進歩により、吐き気のコントロールは以前よりも改善されています。それでも不安を感じる場合は、投与前に主治医や薬剤師へ相談しておくと安心でしょう。

1〜2週間後に起こる骨髄抑制や口内炎

投与から1〜2週間ほど経つと、骨髄抑制(こつずいよくせい)と呼ばれる症状が出始める場合があります。骨髄抑制とは、血液をつくる骨髄の働きが低下し、白血球・赤血球・血小板の数が減ってしまう状態のことです。

白血球が減ると感染症にかかりやすくなり、血小板が減ると出血しやすくなります。同じ時期に口内炎が現れることも多く、食事がつらくなる方も少なくありません。定期的な血液検査で数値を確認しながら、主治医と一緒に対策を考えていくことが大切です。

数週間〜数か月かけて蓄積する末梢神経障害

抗がん剤を複数回にわたって投与すると、数週間から数か月をかけて慢性的な副作用が蓄積する場合があります。代表的なものが末梢神経障害(まっしょうしんけいしょうがい)で、手足のしびれやピリピリとした痛みが特徴です。

このタイプの副作用は薬の種類や投与量の累積に関係するため、症状が出たタイミングで主治医に正確に伝えることが重要になります。投与量の調整や薬の変更を検討してもらえる場合もあるでしょう。

抗がん剤の副作用と出現時期の目安

出現時期主な副作用症状の特徴
当日〜数日吐き気・嘔吐・倦怠感投与直後がピークで徐々に軽減
1〜2週間後骨髄抑制・口内炎血液検査で数値の低下が判明
数週間〜数か月末梢神経障害・脱毛累積投与により徐々に悪化

免疫療法の副作用は数週間〜数か月後に遅れてやってくる

免疫療法の副作用は、抗がん剤と比べて出現するタイミングが遅い傾向があります。治療開始後2か月以内に現れることが多いものの、数か月後や治療終了後に発症するケースも報告されており、長期にわたる注意が必要です。

免疫チェックポイント阻害薬による副作用の出現時期

免疫チェックポイント阻害薬による副作用は「免疫関連有害事象(irAE)」と呼ばれ、出現時期にはかなりの個人差があります。一般的には皮膚症状が比較的早い段階で現れやすく、その後に消化器症状や肝臓の異常が続くとされています。

抗CTLA-4抗体では皮膚粘膜の障害が早期に出やすく、抗PD-1抗体ではおおよそ投与数か月後に症状が生じることが多いといわれています。ただし、これはあくまで傾向であり、どの臓器にいつ症状が出るかを事前に正確に予測するのは難しいのが現状です。

治療終了後にも症状が現れる場合がある

免疫療法の副作用で見落としがちなのが、治療を終了した後にも症状が出る場合があるという点です。免疫チェックポイント阻害薬は免疫の働き方そのものを変えるため、薬の投与をやめても免疫の活性化状態がしばらく続くことがあります。

免疫療法の副作用(irAE)が出やすい臓器と時期の目安

臓器・部位主な症状出現時期の傾向
皮膚発疹・かゆみ比較的早期(数週間以内)
消化器下痢・大腸炎投与後1〜3か月
肝臓肝機能障害数週間〜6か月以降
内分泌系甲状腺機能異常数か月後に判明することが多い

早期発見と早期対処が回復のカギを握る

irAEは放置すると重症化するリスクがある一方、早い段階で適切な治療を受ければ多くの場合コントロールが可能です。治療終了後も半年程度はモニタリングが推奨されているため、体調に少しでも違和感を覚えたら、すぐに担当医へ連絡してください。

「治療が終わったから大丈夫」と油断せず、普段と違う症状がないかを意識して過ごすことが、重症化を防ぐうえで大きな差になります。

抗がん剤で多い副作用の症状一覧と体への影響を整理した

抗がん剤の副作用は種類が多岐にわたりますが、とくに頻度の高い症状を知っておくことで、いざというとき落ち着いて対応できるようになります。代表的な副作用を症状別に整理しました。

吐き気・嘔吐・食欲不振は多くの患者が経験する

消化器症状は抗がん剤の副作用のなかでもとくに頻度が高く、治療中の生活の質に直結します。吐き気や嘔吐は投与当日から数日で現れることが多く、食欲不振が長く続くと体力の低下につながりかねません。

制吐薬を事前に使用することで症状を和らげることができるため、遠慮なく主治医に相談しましょう。食事の回数を増やして1回の量を減らすなど、日常の工夫も助けになります。

脱毛や皮膚トラブルは外見への影響が大きい

抗がん剤は毛根の細胞にもダメージを与えるため、脱毛は多くの患者さんが経験する副作用です。脱毛が始まる時期は投与開始から2〜3週間後が目安で、治療終了後に再び髪が生えてくるケースがほとんどといえます。

皮膚の乾燥や発疹が出ることもあり、日常的な保湿ケアが症状の軽減に役立ちます。外見の変化は精神的な負担になりやすいため、医療用ウィッグの活用など、事前に備えておくと安心でしょう。

白血球減少による感染症リスクに気をつけたい

骨髄抑制による白血球の減少は、感染症のリスクを高める副作用です。白血球が一定の数値を下回ると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるだけでなく、重症化しやすくもなります。

手洗い・うがいの徹底、人混みを避ける、生ものの摂取を控えるといった日常的な感染対策が重要です。発熱があった場合は、自己判断で様子を見るのではなく、すぐに医療機関に連絡するようにしてください。

抗がん剤の主な副作用と対応のポイント

副作用主な症状対応のポイント
消化器症状吐き気・嘔吐・下痢制吐薬の使用、食事の工夫
骨髄抑制白血球・血小板の減少定期的な血液検査と感染対策
脱毛頭髪やまゆ毛の脱落医療用ウィッグの準備
末梢神経障害手足のしびれ・痛み症状の記録と主治医への報告

免疫療法特有の副作用「免疫関連有害事象(irAE)」に備えておこう

免疫療法、とくに免疫チェックポイント阻害薬で注意すべき副作用がirAE(免疫関連有害事象)です。抗がん剤の副作用とは異なり、全身のあらゆる臓器に症状が出る場合があり、予測が難しいという特徴があります。

皮膚・消化器・肝臓など全身に症状が及ぶ場合がある

irAEの特徴的な点は、特定の臓器だけでなく全身のどの部位にも症状が現れる可能性があることです。比較的多いのは皮膚の発疹やかゆみ、下痢や大腸炎などの消化器症状、そして肝機能の数値異常です。

間質性肺炎(かんしつせいはいえん)が起こるケースもあり、息切れや空咳が続く場合は早急に医療機関を受診する必要があります。抗がん剤では経験しなかったタイプの症状が出ることもあるため、「治療中に新たな症状が出たらirAEを疑う」という意識を持っておきたいところです。

甲状腺や副腎など内分泌系の障害は見逃されやすい

irAEのなかでも気づきにくいのが、内分泌系(ないぶんぴつけい)の障害です。甲状腺機能の低下や亢進、副腎皮質の機能不全、さらにはまれに1型糖尿病が発症する場合もあります。

irAEで注意すべき内分泌系の症状

障害の種類主な自覚症状発見のきっかけ
甲状腺機能低下症倦怠感・むくみ・寒がり血液検査でホルモン値異常
甲状腺機能亢進症動悸・体重減少・発汗自覚症状と血液検査
副腎皮質機能不全極度の倦怠感・低血圧血液検査でコルチゾール低下
1型糖尿病急な口渇・多尿・体重減少血糖値の急上昇

重症化を防ぐには体調の小さな変化を記録しておく

irAEの多くは、早期に発見して適切に対処すれば重症化を防ぐことが可能です。そのために有効なのが、日々の体調変化を記録しておくことでしょう。

たとえば「今日はいつもより疲れやすかった」「肌に赤みが出た」「便がゆるくなった」といった些細な変化も、ノートやスマートフォンのメモに残しておくと、受診時に主治医へ正確に伝えやすくなります。小さなサインを見逃さない意識が、治療全体の安全性を高めてくれます。

副作用のつらさを和らげるために患者自身ができるセルフケア

免疫療法でも抗がん剤でも、副作用のつらさを少しでも軽くするために患者さん自身が日常生活のなかでできる工夫があります。医療チームの力に加えて、セルフケアを組み合わせることで、治療期間中の生活の質を保ちやすくなるでしょう。

食事や水分補給の工夫で消化器症状を軽減できる

吐き気や食欲不振が続くときは、無理に1日3食を守ろうとせず、少量を複数回に分けて食べる方法が効果的です。冷たいものやさっぱりした味付けのものは比較的食べやすい傾向があります。

水分補給も大切で、一度にたくさん飲むより、こまめに少しずつ口に含む飲み方がおすすめです。下痢が続く場合は脱水のリスクが高まるため、経口補水液の活用も検討してください。

皮膚の保湿や紫外線対策で肌トラブルを予防する

抗がん剤による皮膚の乾燥や、免疫療法による発疹などの肌トラブルには、日常的な保湿ケアが有効です。入浴後に保湿剤をたっぷり塗る習慣をつけるだけでも、症状の悪化を防ぎやすくなります。

紫外線は肌へのダメージを増幅させるため、外出時には日焼け止めや帽子、長袖の衣服で肌を守ることも心がけてください。かゆみが強いときは自己判断で市販薬を使わず、主治医や皮膚科の医師に相談するのが安心です。

無理のない範囲で体を動かして体力を維持する

治療中は体力が低下しやすいため、「動かないほうがよい」と考えがちです。けれども、適度な運動は倦怠感の軽減や気分転換に効果があることがわかっています。

激しい運動は必要なく、散歩や軽いストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすだけで十分です。体調が悪い日は休み、調子がよい日に少しだけ活動するというペースで続けていくとよいでしょう。

治療中のセルフケアで意識したいポイント

  • 食事は少量・多回にし、食べられるものから口にする
  • 水分はこまめに少しずつ補給する
  • 入浴後の保湿ケアを習慣化する
  • 外出時は紫外線対策を徹底する
  • 体調に合わせて軽い運動を取り入れる

主治医への相談で副作用の不安を軽くする伝え方のコツ

副作用について主治医にきちんと伝えることは、安全に治療を続けるための土台になります。「伝え方」を少し工夫するだけで、主治医との連携がスムーズになり、適切な対処につながりやすくなるでしょう。

症状の記録ノートを持参すれば正確に伝わる

診察の場で症状をうまく伝えられないと感じる方は多いかもしれません。限られた診察時間のなかで要点を伝えるには、事前にメモを用意しておくことが効果的です。

症状メモに記録しておきたい項目

  • 症状が出た日付と時間帯
  • 症状の種類と程度(痛みの強さを10段階で表すなど)
  • 症状がどのくらい続いたか
  • 日常生活への影響(食事ができなかった、眠れなかったなど)

遠慮せず「つらい」と言葉にして伝えてよい

「先生に迷惑をかけたくない」「このくらいは我慢すべきだ」と感じて、つらさを伝えられない方もいらっしゃいます。しかし、副作用の程度を正確に把握できなければ、主治医も適切な対応をとることができません。

痛みや吐き気、倦怠感、精神的なつらさなど、感じていることはそのまま言葉にして伝えてください。主治医はあなたの体のことを一番に考えてくれるパートナーです。遠慮は回復を遅らせてしまうかもしれません。

セカンドオピニオンという選択肢も持っておく

治療方針や副作用の対応に不安があるときは、セカンドオピニオンを活用する方法もあります。別の医師の見解を聞くことは、決して失礼なことではなく、患者さんの正当な権利です。

主治医に「他の先生のご意見もうかがいたい」と伝えれば、紹介状の作成に応じてもらえる場合がほとんどです。より納得のいく治療を受けるための行動として、選択肢の一つに入れておいてください。

よくある質問

免疫療法の副作用と抗がん剤の副作用ではどちらが重いのか?

一概にどちらが重いとは言い切れず、薬の種類や個人の体質によって大きく異なります。抗がん剤は吐き気や骨髄抑制など頻度の高い副作用が出やすい反面、多くの症状は投与終了とともに軽減していきます。

免疫療法の副作用(irAE)は頻度こそ低めですが、まれに間質性肺炎や重症筋無力症など重篤化する場合があります。どちらの治療でも、副作用を早期に発見し適切に対処することが重要です。

免疫療法の副作用(irAE)が出やすい人に特徴はあるのか?

現時点では、irAEが出やすい人を治療前に正確に予測する方法は確立されていません。ただし、もともと自己免疫疾患を抱えている方や、複数の免疫チェックポイント阻害薬を併用する場合にはirAEの発症率が高まるという報告があります。

治療開始前に既往歴やアレルギーの有無を主治医へ正直に伝えることで、リスクを考慮した治療計画を立ててもらいやすくなるでしょう。

抗がん剤による脱毛は免疫療法でも起こるのか?

脱毛は抗がん剤で多くみられる副作用ですが、免疫療法(免疫チェックポイント阻害薬)では頻度が低いとされています。免疫療法は毛根細胞を直接攻撃する仕組みではないため、抗がん剤のような広範囲な脱毛は起こりにくいと考えられています。

ただし、免疫の過剰反応による皮膚症状の一部として、ごくまれに脱毛が報告されるケースもあります。心配な方は事前に主治医へ確認しておくと安心です。

免疫療法と抗がん剤を併用した場合、副作用は増えるのか?

免疫療法と抗がん剤を組み合わせる治療は実際に行われており、併用によって治療効果が高まるケースが報告されています。一方で、それぞれの治療に特有の副作用が重なる可能性はあり、単独で使用する場合よりも注意深いモニタリングが求められます。

併用治療を行う際は、医療チームが副作用のリスクと効果のバランスを慎重に判断したうえで計画を立てます。気になる症状が出たら、小さなことでも遠慮なく報告してください。

免疫療法の副作用が出た場合、治療は中止になるのか?

irAEが軽度(グレード1)であれば、慎重に経過を観察しながら治療を継続できる場合がほとんどです。中等度以上の症状が出た場合は、いったん治療を休止してステロイドなどの免疫抑制薬で副作用をコントロールし、症状が改善したら治療を再開する判断がなされることもあります。

重症の場合には治療の中止が検討されますが、その判断は主治医が患者さんの全身状態や治療効果を総合的に考慮して行います。副作用が出たからといって、すぐに治療が終わるわけではありません。

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この記事を書いた人 Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助 医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医