免疫療法の副作用への対処法|チーム医療での対応と日常生活の注意点

免疫療法の副作用への対処法|チーム医療での対応と日常生活の注意点

免疫療法は体の免疫力を活用してがんと闘う治療法ですが、副作用への不安を抱える方は少なくありません。副作用が出たときにどう対処すればよいのか、事前に知っておくだけで心の負担は大きく軽くなります。

この記事では、免疫療法で起こりうる副作用の種類や初期症状の見分け方、チーム医療による対応の流れ、そして日常生活のなかで実践できるセルフケアの方法まで、患者さんとご家族が安心して治療に向き合えるよう丁寧に解説しています。

副作用を正しく恐れ、正しく備えることが、治療を前向きに続ける第一歩です。

免疫療法の副作用はなぜ起きる?自分の免疫が暴走するとどうなるのか

免疫療法の副作用は、がんを攻撃するために活性化した免疫細胞が正常な臓器にまで反応してしまうことで生じます。従来の抗がん剤とは異なり、免疫そのものが引き起こす炎症反応が中心となるため、あらわれ方にも独特の特徴があります。

従来の抗がん剤との副作用の違いを知っておこう

抗がん剤は細胞分裂が活発な組織を攻撃するため、脱毛や吐き気といった副作用がよく知られています。一方で免疫療法では、免疫の暴走による自己免疫反応が副作用の主な原因です。

そのため、甲状腺や腸、肺、皮膚など全身のあらゆる臓器に影響が出る可能性があります。発症の時期も治療開始から数週間後から数か月後まで幅広く、予測しにくい点が特徴といえるでしょう。

免疫関連有害事象(irAE)という言葉を覚えておきたい

免疫療法特有の副作用は「免疫関連有害事象」と呼ばれ、英語ではimmune-related adverse events(irAE)と表記されます。これは通常の薬物アレルギーとは異なり、免疫細胞が自分の体を「敵」と誤認して攻撃する現象です。

irAEは軽度の皮膚のかゆみから、重度の臓器障害まで幅広い症状を含みます。名前を知っておくだけでも、担当医との会話がスムーズになるでしょう。

免疫療法の副作用と従来型抗がん剤の副作用の比較

比較項目免疫療法(irAE)従来型抗がん剤
原因免疫の過剰な活性化細胞分裂の阻害
発症時期数週間〜数か月と幅広い投与直後〜数日が多い
影響臓器全身のあらゆる臓器骨髄・消化管・毛根など
対処法の中心ステロイドなどの免疫抑制支持療法・休薬

副作用が出やすい人の傾向はあるのか

現時点で「この人は副作用が出やすい」と断定できる明確な基準はありません。ただし、もともと自己免疫疾患を持っている方や、複数の免疫療法を併用する場合には副作用が起こりやすい傾向があると報告されています。

年齢や性別による差は一概にいえないものの、自分の既往歴を主治医にしっかり伝えることが、副作用への備えにつながります。

免疫チェックポイント阻害薬で起きやすい副作用と見逃してはいけない初期症状

免疫チェックポイント阻害薬は現在の免疫療法の中心的存在ですが、さまざまな臓器に副作用をもたらす可能性があります。早期に気づくことで、重症化を防ぎ、治療を安全に続けやすくなります。

皮膚に出る副作用は免疫療法で一番多い

発疹やかゆみ、乾燥といった皮膚症状は、免疫チェックポイント阻害薬の副作用として報告頻度が高い症状です。治療開始から比較的早い時期にあらわれやすく、多くの場合は軽度で対処可能とされています。

ただし、皮膚の広い範囲に水ぶくれが出たり、粘膜のただれを伴う場合は重篤な皮膚障害の兆候かもしれません。見慣れない発疹を見つけたら、写真を撮って受診時に見せると伝わりやすいでしょう。

下痢や腹痛が続くときは腸の炎症を疑う

免疫関連の腸炎は、頻回の下痢や腹痛、血便としてあらわれることがあります。「お腹の調子が悪いだけ」と軽視しがちですが、放置すると腸に穴が開く穿孔(せんこう)を起こす危険性もあるため注意が必要です。

1日4回以上の下痢が続く場合や、便に血が混じる場合は、すぐに医療機関へ連絡してください。自己判断で市販の下痢止めを飲むことは避けましょう。

息切れや咳が出たら肺の副作用を確認すべき理由

免疫性の肺臓炎(はいぞうえん)は、乾いた咳や息切れ、発熱などの症状で始まります。風邪と見分けがつきにくいため、治療中にこれらの症状が出た場合はまず副作用を疑うことが大切です。

軽症であればステロイド治療で回復が見込めますが、対応が遅れると酸素吸入が必要になる場合もあります。異常を感じたら早めに主治医へ相談してください。

ホルモン異常や肝機能障害にも目を向けよう

甲状腺機能の低下や亢進、副腎機能の低下、さらに1型糖尿病の発症など、内分泌系への影響も免疫療法の副作用として知られています。これらは血液検査で発見できることが多く、定期的な検査が見逃さないための鍵となります。

肝機能障害も自覚症状に乏しいケースが多いものの、採血データの異常値で早期に発見できます。体のだるさや食欲低下が続く場合は、検査スケジュールを待たず受診する姿勢も大切でしょう。

臓器代表的な症状受診の目安
皮膚発疹・かゆみ・水ぶくれ広範囲の発疹や粘膜のただれ
消化管下痢・腹痛・血便1日4回以上の下痢や血便
乾いた咳・息切れ・発熱階段で息が上がる、咳が1週間以上
内分泌倦怠感・体重変動・動悸異常な疲労感や急な体重変化
肝臓倦怠感・食欲低下・黄疸皮膚や白目が黄色くなった

チーム医療で免疫療法の副作用に立ち向かう|多職種連携の心強さ

免疫療法の副作用管理は、主治医だけでなく複数の専門職が連携して行うチーム医療体制で進められます。患者さんが「誰に相談すればいいかわからない」と迷わないためにも、それぞれの専門職がどんな役目を果たしているのかを知っておきましょう。

主治医と各科の専門医が協力して副作用に対応する

免疫療法を担当する腫瘍内科医は治療全体を統括しますが、副作用があらわれた臓器に応じて皮膚科や消化器内科、呼吸器内科などの専門医と連携します。たとえば重度の腸炎が起きた場合は消化器内科医が内視鏡検査を担当し、腫瘍内科医と協議のうえ治療方針を決定する流れです。

こうした多科連携のおかげで、患者さんは副作用ごとに自分で病院を探す必要がありません。安心して主治医に症状を伝えることに集中できるでしょう。

薬剤師は副作用の早期発見と薬の調整を支える

がん専門の薬剤師は、処方された薬と免疫療法の飲み合わせを確認し、副作用リスクを事前に評価する専門家です。外来化学療法室での服薬指導のほか、副作用症状の聞き取りを通じて異変をいち早く察知する役目も担っています。

  • 処方薬同士の相互作用チェック
  • 副作用の重症度に応じた薬の用量調整の提案
  • ステロイド使用時の注意事項や減量スケジュールの説明

看護師は患者さんに一番近い存在として伴走する

がん看護に携わる看護師は、治療当日の体調確認から日常的な困りごとの相談まで、幅広く患者さんの生活を支えます。点滴中の体調変化に素早く対応するだけでなく、次回の受診までに注意すべき症状を具体的に教えてくれる頼もしい存在です。

「こんなことを聞いてもいいのかな」と遠慮する方もいるかもしれませんが、些細な体調の変化こそ看護師に伝える価値があります。遠慮せず声をかけてください。

管理栄養士やソーシャルワーカーにも頼ってよい

副作用で食欲が落ちたときの食事の工夫や、治療費の負担に関する相談など、管理栄養士やソーシャルワーカーもチーム医療の一員として患者さんを支えています。治療は体だけでなく生活全体に影響するため、経済面や精神面のサポートも受けることが回復への近道です。

副作用のグレード別対処法|症状の重さに応じた免疫療法の進め方

免疫療法の副作用は、症状の重さによってグレード1からグレード4までの段階に分類され、それぞれの段階に応じた対処法が定められています。自分の状態がどの段階にあるのかを把握しておくことで、過度な不安を避けながら適切に行動できます。

グレード1は経過観察が基本だが油断はしない

グレード1は軽度の副作用で、日常生活にほとんど支障がない段階です。たとえば軽い皮膚の発疹や、時折感じるだるさなどが該当します。多くの場合は治療を継続しながら経過を観察しますが、症状が悪化する兆候がないか注意深く見守る姿勢が求められるでしょう。

軽いからといって医師に伝えずにいると、次の受診までに悪化するおそれがあります。「軽い症状でも報告する」を習慣にしてください。

グレード2では治療の一時中断やステロイド投与を検討する

グレード2は中等度の副作用であり、日常生活に支障が出始める段階です。たとえば1日4〜6回の下痢や、広範囲に広がる発疹などが該当します。この段階では免疫療法を一時的に休止し、ステロイド薬(副腎皮質ホルモン)を使って免疫の暴走を鎮める治療が行われることが一般的です。

ステロイドの効果が出て症状が落ち着けば、免疫療法の再開を検討できる場合もあります。焦らず段階的に回復を目指しましょう。

グレード3以上は入院管理が必要になることもある

グレード3は重度、グレード4は生命を脅かす副作用にあたります。高用量のステロイド投与に加え、入院しての集中的な管理が求められるケースも少なくありません。場合によっては免疫抑制剤を追加する判断が下されることもあります。

重症化した場合でも、早い段階で適切な治療を受ければ回復の見込みは十分あります。だからこそ「おかしいな」と感じた時点で医療スタッフに連絡することが、重症化を防ぐカギになるのです。

副作用が落ち着いたあとの免疫療法の再開は慎重に判断される

副作用が改善したあと、免疫療法を再開するかどうかは主治医が慎重に判断します。グレード1〜2で速やかに回復した場合は再開の可能性が高い一方、グレード3以上を経験した場合には再開を見送るケースもあります。

再開の際にも同じ副作用が再燃するリスクがあるため、より注意深い観察体制のもとで治療が進められます。患者さん自身も「いつもと違う」と感じたらためらわず伝えましょう。

グレード症状の程度一般的な対処法
1(軽度)日常生活に支障なし経過観察・治療継続
2(中等度)生活に一部支障あり治療休止・ステロイド投与
3(重度)入院が必要な症状高用量ステロイド・入院管理
4(重篤)生命の危険あり集中治療・免疫抑制剤追加

日常生活で実践できる免疫療法中の副作用予防と体調管理術

治療中の日常生活の過ごし方は、副作用の予防と早期発見に直結します。医療機関での治療だけでなく、毎日のセルフケアを意識することで体調を安定させ、治療効果を高めることにもつながるでしょう。

体温・体重・便の状態を毎日記録する習慣が身を守る

免疫療法中は、体の小さな変化が副作用の初期サインになり得ます。毎朝の体温測定と体重計測、便の回数や状態の記録を日課にしてみてください。記録を続けることで、普段の状態と異なる変化にすぐ気づけるようになります。

ノートやスマートフォンのメモ機能を使えば、受診時に主治医へ正確な情報を伝えやすくなります。数字として残しておくことが、曖昧な記憶よりもはるかに価値があるのです。

感染予防は免疫療法中の生活で特に気をつけたいポイント

免疫療法中はステロイド治療を受ける場面もあり、感染症にかかりやすくなる時期があります。手洗いやうがいの徹底はもちろん、人混みを避ける工夫やマスクの着用も取り入れましょう。

場面感染予防の工夫補足
外出時マスク着用・人混みを避ける体調がすぐれない日は外出を控える
食事加熱調理を中心にする生ものは免疫が安定するまで控える
入浴体を清潔に保つ皮膚トラブル時は刺激の少ない石鹸を使用
就寝十分な睡眠を確保する7〜8時間を目安にする

疲れを溜めない工夫で副作用の悪化を防ぐ

過度な疲労は免疫バランスを崩しやすく、副作用を悪化させる要因になることがあります。無理をせず、体が求めるままに休息をとりましょう。治療日の翌日は予定を入れないなど、スケジュールに余裕を持たせる意識も大切です。

「何もしない日」を作ることに罪悪感を持つ必要はありません。休むこともれっきとした治療の一部だと考えてください。

周囲の理解を得ておくと生活の負担が軽くなる

治療中であることを家族や職場の信頼できる人に伝えておくと、体調が悪化した際に助けを求めやすくなります。副作用の症状は外見からはわかりにくいものも多いため、事前に説明しておくことが相互の理解を深めるきっかけになるでしょう。

免疫療法の副作用を見逃さない|早期発見のためのセルフチェック習慣

副作用は早く見つけるほど軽い段階で対処でき、治療を中断せずに済む可能性が高まります。自分の体の変化に敏感になることが、治療を安全に続けるための武器になるのです。

「いつもと違う」と感じたら我慢せず相談する勇気を持とう

治療中に体調の変化を感じても「気のせいかもしれない」「先生に迷惑をかけたくない」と遠慮してしまう方が少なくありません。しかし、免疫療法の副作用は急速に悪化する場合があるため、小さな違和感でも医療スタッフに伝えることが非常に大切です。

報告した結果、何も問題がなかったとしても、それは「安全を確認できた」というプラスの成果です。恥ずかしいことではないと心に留めておいてください。

緊急時の連絡先と連絡手順は治療開始前に必ず確認する

治療を開始する前に、副作用が出たときの緊急連絡先や受診手順を主治医や看護師から教えてもらいましょう。夜間や休日に症状が悪化した場合の対応ルートを確認しておくだけで、いざというときの行動がまるで違ってきます。

連絡先はスマートフォンの連絡帳に登録し、家族にも共有しておくと安心です。緊急時にパニックにならないよう、あらかじめ心の準備をしておきましょう。

定期検査のスケジュールを守ることが副作用の早期発見につながる

血液検査や画像検査などの定期検査は、自覚症状がなくても副作用を発見する重要な手段です。検査の間隔は担当医が患者さんの状態に合わせて設定しますが、忙しいからと検査を延期することは避けてください。

とくに内分泌系や肝機能の異常は自覚症状が出にくく、血液検査ではじめてわかることが多いものです。定期検査は体の「見えない声」を拾い上げる貴重な機会だと考えましょう。

  • 体温の急な上昇や持続する微熱
  • 2日以上続く下痢や腹痛
  • 新たに出現した発疹やかゆみ
  • 息切れや空咳
  • 強い倦怠感や急激な体重変化

免疫療法中の食事・運動・メンタルケアで副作用に負けない体をつくる

食事や運動、心のケアは、免疫療法を続けるうえでの土台となります。副作用で体力が落ちやすいからこそ、無理のない範囲で体を整える習慣が回復を後押しするでしょう。

副作用で食欲が落ちたときの食事の工夫

症状食事の工夫避けたほうがよいもの
吐き気がある冷たいものや酸味のあるものを少量ずつ脂っこい料理・強い香りの食べ物
口内炎があるやわらかく煮込んだ料理・とろみをつける辛いもの・熱すぎるもの
下痢があるおかゆ・うどん・バナナなど消化のよいもの乳製品・高繊維食品
食欲がない好きなものを少量でも口にする無理に量を食べること

無理のない範囲で体を動かすことが回復を助ける

治療中だからといって、ずっと安静にしている必要はありません。体調が許す範囲での散歩や軽いストレッチは、筋力の維持や気分転換に効果的です。ただし、息切れや強い疲労感が出たら無理せず休むことが前提になります。

運動の種類や強度については担当医や理学療法士に相談すると、自分の状態に合ったアドバイスがもらえます。1日10分の散歩から始めるだけでも、体と心に良い変化があらわれるかもしれません。

心の負担を軽くするために専門家の力を借りてもよい

免疫療法中は副作用への不安や治療の先行きに対する心配など、精神的な負担も大きくなりがちです。そうした気持ちは自然なことであり、一人で抱え込む必要はまったくありません。

がん相談支援センターや心療内科、臨床心理士によるカウンセリングなど、心のケアを専門とする支援はさまざまな形で用意されています。「つらい」と感じたときが相談のタイミングです。

家族やパートナーも一緒にケアの輪に入ることが治療の支えになる

患者さん本人だけでなく、支える側の家族やパートナーも精神的な負担を感じることがあります。治療に関する情報を共有し、一緒に受診する機会をつくることで、家族全体がチームとして治療に向き合えるようになるでしょう。

医療機関によっては家族向けの相談窓口やサポートグループも設けられています。遠慮なく活用してください。

よくある質問

免疫療法の副作用はいつごろあらわれることが多い?

免疫療法の副作用があらわれる時期は、臓器や副作用の種類によって異なります。皮膚症状は治療開始後2〜3週間で出やすく、消化器症状は6〜7週間後に多いとされています。

ただし、治療終了後に遅れて発症するケースも報告されているため、治療が終わったあとも体調の変化には注意を払い続けることが大切です。

免疫療法の副作用が出たら治療は中止になってしまう?

副作用が出たからといって、必ずしも治療が中止になるわけではありません。軽度のグレード1であれば、対症療法を行いながら治療を継続できる場合がほとんどです。

中等度以上になると一時休止してステロイド治療を行い、症状が改善すれば再開を検討します。完全中止となるのは重度の副作用が繰り返されるなど限られたケースに該当する場合です。

免疫療法の副作用に対してステロイドを使うと治療効果は弱まる?

副作用のコントロールにステロイドを使用しても、免疫療法の抗腫瘍効果は維持されるとする研究報告が複数あります。そのため、副作用が出たときに「治療効果が下がるのでは」と心配してステロイド治療をためらう必要はありません。

担当医は治療効果と副作用管理のバランスを考慮して処方しますので、不安があれば率直に質問してみてください。

免疫療法中に副作用を予防するためのワクチン接種は可能?

インフルエンザワクチンなどの不活化ワクチンについては、免疫療法中でも接種可能とする医療機関が多い傾向にあります。ただし、生ワクチンは免疫の状態によってはリスクがあるため、接種の可否は必ず主治医に確認してください。

ワクチン接種のタイミングは治療スケジュールとの兼ね合いもあるため、自己判断で接種せず、事前に担当医と相談することが安全です。

免疫療法の副作用について家族が気をつけるべきことは何か?

家族が気をつけたいのは、患者さんの体調の変化を日ごろから観察し、本人が気づきにくい変化を代わりに察知する姿勢です。たとえば、食事量の減少や表情の変化、息切れの頻度などは、そばにいる家族のほうが気づきやすいことがあります。

また、緊急連絡先や受診手順を家族も把握しておくと、患者さん本人が動けない状況でも迅速に対応できます。「見守る」だけでなく「一緒に備える」姿勢が大きな支えになるでしょう。

References

NAIDOO, Jarushka, et al. A multidisciplinary toxicity team for cancer immunotherapy–related adverse events. Journal of the National Comprehensive Cancer Network, 2019, 17.6: 712-720.

NAING, Aung, et al. Strategies for improving the management of immune-related adverse events. Journal for immunotherapy of cancer, 2020, 8.2: e001754.

SIDDIQUI, Mohd Aftab, et al. Immune-related adverse events in immunotherapy: Challenges in diagnosis, monitoring, and management. Toxicology Reports, 2025, 14: 102036.

DE LA ROCHEFOUCAULD, Jeanne; NOËL, Nicolas; LAMBOTTE, Olivier. Management of immune-related adverse events associated with immune checkpoint inhibitors in cancer patients: a patient-centred approach. Internal and Emergency Medicine, 2020, 15.4: 587-598.

WOOD, Laura S. Immune-related adverse events from immunotherapy: incorporating care step pathways to improve management across tumor types. Journal of the advanced practitioner in oncology, 2019, 10.Suppl 1: 47.

OLSEN, T. Anders, et al. Advances in knowledge and management of immune-related adverse events in cancer immunotherapy. Frontiers in Endocrinology, 2022, 13: 779915.

VAN NOT, Olivier J., et al. Association of immune-related adverse event management with survival in patients with advanced melanoma. JAMA oncology, 2022, 8.12: 1794-1801.

RAHMAN, Md Mominur, et al. Emerging management approach for the adverse events of immunotherapy of cancer. Molecules, 2022, 27.12: 3798.

VARNIER, Romain, et al. Evolving practices in immune-related adverse event management: Insights from the IMMUCARE multidisciplinary board. JCO Oncology Practice, 2025, 21.3: 342-350.

SCHNEIDER, Bryan J., et al. Management of immune-related adverse events in patients treated with immune checkpoint inhibitor therapy: ASCO guideline update. Journal of clinical oncology, 2021, 39.36: 4073-4126.

この記事を書いた人 Wrote this article

前田 祐助

前田 祐助 医学博士 / 医師

慶應義塾大学医学部大学院にて、がんの発生メカニズム(発癌機構)や、慢性炎症と腫瘍の関係性に関する基礎研究に従事し、医学博士号を取得。 特に、胃がんにおける炎症微小環境の解析や、細胞シグナル伝達(COX-2/PGE2経路など)による腫瘍形成の研究において実績を持つ。 現在は、大学病院や研究機関で培った「根拠(エビデンス)に基づく医療」の視点を活かし、疾患の早期発見や予防医療の啓発活動を行っている。 【保有資格・所属】 医学博士(慶應義塾大学)/ 医師免許 / 日本内科学会 / 日本医師会認定産業医